おのにち

おのにちはいつかみたにっち

社会

薔薇と電気信号

自分の中でもあまり上手く消化出来ていない事を書きます。 なんとなく罪悪感を感じたり、理解は得られないかも知れない、とも思うんですけどそれは分かった上で。あくまでも私はこう思うんだって話なので悪しからず。 私は花屋に10年以上勤めていたんですけ…

バトンが無くても歩きたい

44歳、兼業主婦です。 側からは悩みが無さそうに思われているけれど、先日育児&更年期&介護の心配が一度に訪れて来た事に気づき、思わず笑ってしまいました。 やっべぇ、私トリプル役満じゃん! …まぁ笑ってしまう時点でお察しの通り、そこまで深刻には捉え…

恥の多い人生とおがくず自尊心

恥の多い人生を送ってきましたグフゥ。 だいたい何なの『おがくず自尊心』とか意味分からねぇタイトルばっかり付けやがって。検索に引っかかりませんですことよ? そもそもまっとうな神経を持つ40代主婦だったらこんな文章をコツコツ真夜中にノリノリで書か…

〇〇には住めないとか言っちゃう奴は不躾

このブログの筆者は田舎者である。 なので『田舎には住めなーい』なんて言われるとそれなりにムカつく。 『だってーコンビニないしータピオカ屋さんもないしー』 自炊しろよボケナスがっつ!コンビニがなきゃ生きられないヤツ、弥生時代転生したら即ダイよ⁉…

無意識下の言葉

無意識下の言葉ってありませんか? ふっと気を抜いた瞬間、頭に浮かんだり口に出したくなってしまう言葉っていうか。 仕事を終えて、家に帰って、洗濯物を取り込んだり着替えだの夕食の準備だのなんやかやを終えて、ようやく椅子に座りプシュッと缶を開けて…

40代は保険の見直し時

家族が怪我で入院した。親族のしがらみで掛けていたJ〇の健康保険(保障は厚いが掛金が高い)でがっつりカバー出来たのだが、サブで掛けていたアフ〇ックのがん保険の特約が失敗だった。 いまどき入院5日目からって…! 思えば前回保険の見直しをしたのは30…

Twitter警察が来るよお父さん

先日Twitter上で、『ハーフっぽい』という言葉を使ってしまった。 その言葉を書く前にほんの少しの躊躇があった。『ハーフ』という呼称は差別的だ、なんて主張が頭をよぎったからだ。 しかしとっさに違う言葉が思い浮かばず、リプライ先も同世代の気心知れた…

誰がためのワタシが辛い

忙しい忙しいばっかり言ってると自慢かと思われがちな世の中である。 確かに若い頃の忙しさは全部自分のためで、忙しいなりに成長が得られた。 だからあの頃の『忙しい』連呼には多少の奢りもあった訳なのである。忙しいワタシって意識高い子!みたいなプラ…

愛情の分散化

大会を控えた上の息子が、練習中に足首を痛めてしまった。夫婦で心配して、テーピングの巻き方を勉強したり、整体に連れて行ったり。 そうやって構っていたら今度は下の息子がいじけた。夜中に突然、足が痛いと泣きだしたのだ。 慌てて様子を見るものの、外…

世界で一番不幸な人は

なんだか最近痴漢に関する諍いが話題になっていて、ネットを見るたびザワザワしてしまう。 安全ピンで刺す、という自衛策が巡り巡ってじゃあ男性の側は人の心を傷つける悪い女性をフルボッコにして子どもの産めない体にしてやろうぜ!それこそが公平、という…

今日も今日とて

土曜日に家じゅうの掃除をし、洗濯を済ませ布団も干して買い物やらなにやら、とにかく週末の家事を終えた。 これで日曜日はのんびり、積んでおいた本が読めるぞーー!と思ったのにキレイにしたはずの家の中はなぜか砂でザラザラ。洗濯物も溜まっていてにゃに…

平成とは何だったのか会議

さてさて、今日は平成最後の日、TVは朝から大騒ぎしております。これだけ平成のニュースを流されればイヤでも時代を振り返ってしまう、という訳で。 今回は田舎で暮らす普通の40代主婦にとって、平成とはどんな時代だったのか…というお話です。 なおあくまで…

Facebook通知が怖い

前前前世ならぬ、前前前職場でFacebookアカウントで繋がろう、みたいなのが流行っていたので本名でアカウントを作った。通知がうるさいのですぐにオフ、それから数ヶ月に一度チェックするくらいでおおむね放置しっぱなしである。 Facebook、Twitter、インス…

男児に原罪はあるのか?

女湯にいる男児が苦手、というTwitterまとめ記事を読んだ。 苦手な気持ちはわかる。私自身、中学生の頃親に連れられた小学生男児と混浴することに嫌悪感を抱いた。 また銭湯や温泉は小学生になったら混浴禁止、というルールを作るべきなのでは、とも思う。男…

『腐女子カースト』炎上騒動と似たような男性向けコンテンツはなぜ燃えないのか?という話

本日、こういう増田を読みまして。 腐女子カーストにイライラしたので書き殴った長文1 反感しか呼ばない!とTwitterで話題のコミックエッセイ「腐女子カースト~底辺同士のマウント合戦」への的確なツッコミ満載。 元ネタを知らない私にも怒りが伝わってく…

絶対の正義なんかない

読みたい本も、書きたいネタも沢山あるのですが時間が足りなーい! 今趣味の時間のおおよそが小説に割かれているのでブログは当分集中力を欠いた妄想的で散漫とした話になりそうです、申し訳ない…。 最近書いている小説のテーマがタイトルの『絶対の正義なん…

止めて・無料ドヤリティ

年の瀬で窓口があまりにも忙しいため、ついに最終兵器上司が搭乗を余儀なくされた。 しかし初っ端から上司の窓口の様子がおかしい。 機械操作に慣れていないから作業が遅いのは仕方がないのだが、その割に口がよく動いている。 そして向かいに座る若い女性の…

みんなおぼろに生きている-国民総高齢化社会のミライ

先日窓口に謎のお客様がやって来た。 一枚の付箋を持ち、その紙を見せて「この紙に心覚えある?」と聞いてくる。フセンには・印鑑・通帳を持ってきて下さい、としか書かれていない。 謎の客曰く、自分のカバンにこの紙が入っていることに今日気が付いた。ど…

総会でバレないPTA改革

こんにちは!ジャンケンで負けてPTA役員になりました、おのにちです。 なったからには仕方がねぇ、学校清掃や行事等の支援など子どものためになることはしっかり、親同士の親睦飲み会や母親による幹部接待など必要性の感じられない業務は廃止を主張、とい…

「貰える」と「戻ってくる」は違うよ⁉ちょっと悩ましい医療費の話

週末、子どもたちをつれてインフルエンザの予防接種に行ってきた。土曜日の病院は混んでいて、それなりに待たされた。 子どもたちは待合室に置かれた漫画に夢中、私も雑誌でも読もうと思っていたのだが… 隣の人の会話が気になって、あまり集中できませんでし…

#ペンチメント-ハッシュタグからたどる、小さな後悔の物語

脳科学者、茂木健一郎さんの新作『ペンチメント』発売を記念してTwitterで#ベンチメント祭りが開催されているのに昨日気がつき、ハッシュタグ巡りをしてきました。 ペンチメント 作者: 茂木健一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/25 メディア: 単…

主語のデカい話に気をつけろ

こんな記事に、軽くモヤッとしてしまいました。 akasugu.fcart.jp 妊娠中の女性が、職場で経験した体験談を書いているのですが主語がデカい。そしてモヤッとした気持ちのまま話が終わってしまいます。 いや、それこそがリアルな現実なんだろうけど、対応策と…

VUCAの時代を生き抜く方法

現代はVUCA(ヴゥーカ、ブーカ)の時代と呼ばれているらしい。 VはVolatility(変動性)、Uはuncertainty(不確実性)、CはComplexity(複雑性)、AはAmbiguity(曖昧性)を指す。 つまりVUCAとは予測不能の時代という意味なのである。 2020年以…

本末転倒チェックリスト

「チェックリストは苦手なのよね」 そういわれた日のことを唐突に思い出した。 10数年前、手続きに膨大な書類が必要な窓口に勤めていたころの話だ。 短い白髪を奇麗な赤に染めて、グレンチェックの洒落たコートをまとった女性が、必要なものが多すぎて忘れそ…

ネガティブ・ケイパビリティが教えてくれる、萌え絵嫌悪論への抗い方-その2

さて、前回はシュナムル氏によるTwitterでの発言から始まったラノベ表紙問題、NHKの特設サイトに登場したキズナアイが批判されたキズナアイ騒動…そういった萌え絵嫌悪論はかつての有害図書問題の焼き回しなのではないか、そして出版側は待つこと耐えること、…

ネガティブ・ケイパビリティが教えてくれる、萌え絵嫌悪論への抗い方

黄金頭さんのこの記事を読んで、帚木蓬生氏の『ネガティブ・ケイパビリティ‐答えの出ない事態に耐える力』という本を買ってみた。 goldhead.hatenablog.com これがしみじみ面白い。作家であり、精神科医である著者が「人生を生きやすくする負の力=ネガティ…

怒りと痛み

誰にでもこういう人だけは許せない、こういう行為だけは見逃せない、という『生理的な地雷』があるのではないだろうか? もちろん犯罪行為は別として、身近な誰かや自分自身が痛めつけられている訳でもないのに怒りがこみ上げてしまう、なにかを言わずにはい…

百歳からのハローワーク -高齢化社会の生存戦略

厚生労働省が毎年公表している簡易生命表というものがある。 これは私たちの平均寿命の指針となるデータなのだが、男性は6年連続、女性は5年連続で過去最高を更新したという。つまり私たちの余命は毎年延び続けているのである。 www.mhlw.go.jp 『人生100年…

5分後はズレた世界

9・11、アメリカ同時多発テロ事件について、elve姐さんが記事を書いておられた。 姐さんはあの日からなんだかおかしい気がする、と語る。 『飛び出してみたら、ずれた世界』と。 elve.hatenadiary.jp 私にとっての『あの日』とは?ずれた世界とは?記憶に残…

上司がファラオっぽい。

今春、都会からやってきた上司がなんとなくファラオっぽい。 なんつーか、色んなものを綺麗なピラミッド型にしてしまうのである。 たとえば窓口に置かれたポケットティッシュやカードサイズのカレンダー。 お客様用に置かれたそれらが、上司が窓口を担当した…