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ある一年 京都ごはん日記2と花とアリス殺人事件

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お疲れ様です、みどりの小野です。

異動して、最近は覚えることが多すぎる毎日を送っています。
あまりのインプット量に辟易して、全然読書もできていません…。

とりあえず好きなもの、軽めなものを、と思って読んだ今週の2冊。

 

いしいしんじ「ある1年 京都ごはん日記2」感想

 

ある一年: 京都ごはん日記2

 

 

いしいしんじさんの京都ごはん日記。

1も好きだったんですが2もあいかわらず面白いです。

いしいさんと、奥さんの園子さんと、やってきた新しい命の話。

あたりまえの日々の話が一日一日記録されているだけなのに、言葉遊びが楽しかったり、周りの人への愛情が伝わってきたり。

なによりごはんが毎日美味しそう。

奥さんの園子さんがすごく素敵な人で、面白いなあ、楽しいなあ、とにやにやしながら読んでしまいます。

この本はまえがきもすごく良いので、立ち読みでもいいからまえがきを読んでみて、そして買って欲しい1冊です。

疲れてる日々に効きます、晩の献立にも役立つよ!

 

 

こういう日記形式のエッセイ好きだな、と思って、原点を考えたら、「本の雑誌」に載っていた目黒考二さんの「笹塚日記」でした。

笹塚日記も、毎日の読んだ本と食事、週末の競馬について書かれただけの日記なのになぜかしみじみ温かくて好きでした。

本の雑誌」、好きだったんですが最近は買っていません。

笹塚日記と、吉野朔実さんのエッセイが終わってしまったので。

懐かしいなあ。笹塚日記と吉野さんの本、もう一度読もうかな、買おうかな。

 

悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)

悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)

 

 

 

 

乙一「花とアリス殺人事件」感想

 二冊目はこちら。

乙一さん、好きなんですが寡作ですよね…。
しかし今回Wⅰkiで調べたら別名義で何冊も本を出していることを知り驚愕しました。なんで違う名前なんでしょうね。気が付かないじゃん普通。

ちなみに、山白朝子と中田永一という名前で何冊か本が出ているそうです。

  

で、「花とアリス殺人事件」。

この本は岩井俊二監督の映画『花とアリス』、そして『花とアリス殺人事件』のノベライズ版で、映画と物語の本筋は同じだそうですから、残念ながらオリジナルではありません。

しかも私映画の『花とアリス』、見てないんですよね…。

でもそれなりに楽しめました。
さらっと読めますが、ところどころ乙一らしい感傷的な描写があって良かった。

個人的に元気なアリスが可愛いな、と思ったので実写でも見てみたいです。

内気な花が鈴木杏、はちゃめちゃなアリスが蒼井優と、原作だけ読むと見た目が逆な気がして面白いですね。

「花とアリス殺人事件」の表紙も、てっきり三つ編みが花だと思って読んでたのでまんまとだまされました。

  

花とアリス殺人事件

花とアリス殺人事件

 

  

とりあえず週末充電して来週も頑張りましょう。

オー!と自分を励ましてみる。

あなたも無理せずやってくださいね。

 

こんな日々です。 

yutoma233.hatenablog.com