日曜日は晴れて暖かい一日でした。
午前中洗濯して掃除して布団干して。
午後は買い物行って図書館行って晩御飯の準備しながら3冊本を読むという理想の休日を過ごしたみどりの小野さんです。
こうやって家の事をしてのんびりするお休みが一番理想なんですが、子供が居るとなかなかゆっくり出来なくて。
暖かいから子供達も外で友達と遊んでくれて、久々に本も読めて、しかも面白かった。それだけで割と幸せです。いいお休みだったなー。
最初の一冊は、
「首なし男と踊る生首」門前典之。
蜘蛛手シリーズ第4作?実は門前さんの本はシリーズ外の「灰王家の怪人」しか読んだことがありません。
でも座敷牢ミステリ(ひどい紹介だ)「灰王家の怪人」が面白かったのでこちらも読了。
面白かったのですが探偵と助手の人物像がシリーズ途中なのであまり分からない。
早く前作から読まねば。
ミステリーリーグ、外れナシで大好き。
タイトルとか表紙のおどろおどろしい感じも正に好み!な作品でした。
「theSIX」井上夢人
井上夢人さんは岡嶋二人名義の頃から好きな作家さん。最近はミステリというよりSFチックな作品が多いですがやっぱり好きです。
「theSIX」も、超能力をもった子供たちを描いた短編集。さまざまな力をもった子供たちの話が6編収録されています。
一番好きなのは「空気剃刀」。
心優しい少年健太は追いつめられると力が暴発し他人を傷つけてしまう。養護施設の先生に怪我を負わせてしまい施設を出て公園で浮浪児のような生活をしているのだが…。という話。
井上夢人さんの本はいつも描かれる人間が優しくて暖かい。
こちらもすごく暖かくて泣けるお話でした。
虫に愛される幼女みさきちゃんが登場する「虫あそび」も面白かったですが、数万匹の虫で覆われた家は、映像ではちょっと見たくないです…。
「怪獣文藝の逆襲」東雅夫編
こちらは怪獣小説のアンソロジー。キングギドラを思わせる表紙がツボでした。
有栖川有栖、太田忠司に梶尾真治、山本弘と好きな作家さんが書いていて嬉しい。
怪獣好きな方は是非。
以上日曜日の3冊でした。
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