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おのにち

おのにちはいつかみたにっち

今週読んだ本~少年少女飛行倶楽部

読書 社会

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こんにちはみどりの小野です。

 最近ブログとTwitterが楽しすぎて本が読めていません。

ブログ読んで、書いて、ブクマしてツイートしてたら毎日があっという間!

でもそればっかりだとインプットが足りない、と今週はせっせと本を読んでました。

 なかでも面白かったおすすめ本を少しだけ紹介します。

*****

加納朋子「少年少女飛行倶楽部」

 

少年少女飛行倶楽部

 

 飛びたい!という気持ちだけで部活を立ち上げてしまった変わり者の中学生「カミサマ」と、面倒見が良くてしっかりもの、なぜか貧乏くじが多いけどめげない「くーちゃん」。

 飛びたい、と思う変わり者をなぜか応援したいと思ってしまった世話焼きくーちゃんが彼を飛ばせるまでの爽やかな青春小説です。

 くーちゃんと、彼女を取り巻く友人たちがすごく好き。人気者のくーちゃんが好かれるのはなぜか甘ったれで女子から嫌われる子だったり、意地悪で陰口大好きとか、一癖ある女の子ばかり。でもまあいいか、いいとこもあるし、と懐の大きなくーちゃん。みんなくーちゃんを好きになる気持ちがわかるなあ。

 くーちゃんの恋はとても淡く(本人は自覚してない感じ)、相手も変わり者なのでこのままさりげなく青春物語として終わるのかなぁ、と思ったらいきなりキュンとくるラストの一言が。顔から火を噴くくーちゃん。甘酸っぱーい!!

 恥ずかしくってジタバタするようなボーイミーツガール物を読みたいな、という人には絶対お勧めしたい、元気で爽やかな小説でした。

 

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小島正樹「呪い殺しの村」

 

呪い殺しの村

 

 爽やかな青春小説の後にすごいタイトルですいません。

でもツボなんですよ、横溝正史みたいな、山村と古い因習のミステリ。

伝奇ミステリーと呼べばいいんでしょうか、こういうジャンルが大好物なので見かけるとつい読んでしまいます。

 東北の寒村・不亡村に、古くから伝わる「三つの奇跡」。
調査に訪れた探偵の海老原浩一は、術を操る糸瀬家に翻弄される。
一方、「奇跡」と同時刻に、東京で不可解な連続殺人が発生。
警視庁捜査一課の鴻上心が捜査にあたる。被害者には不亡村との繋がりがあった。
海老原は鴻上とともに、怨念渦巻く村の歴史と謎の解明に挑むのだが……。 

 あらすじはアマゾンからお借りしてきました。

シリーズ3作目だそうですが、今作からでも違和感なく読めます。

ミステリーとしてはセリフのヒントがわかりやすすぎる、など弱点もありますが、

山村の名家、伝習、洞窟など横溝正史好きにはたまらないオドロオドロしさ。

 個人的には海老原(♂)と鴻上(♂)の間に芽生える微かな信頼、が良かったです。

 

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三津田信三「どこの家にも怖いものはいる」

 

 

どこの家にも怖いものはいる

 

 現代の横溝正史といったらこの人!と私が勝手に思っているのが三津田信三先生。

怪奇幻想作家刀城言耶が古い因習の残る山村の謎と怪異を解き明かす…という

刀城言耶シリーズが大好きです。

タイトルも、「厭魅の如き憑くもの」「水魑の如き沈むもの」とおどろおどろしくてうっとり。

ただ、現在8作出ている刀城言耶シリーズですが、表紙とタイトルが全部よく似ているのでどれがどの話だったかわからなくなる時があります。私だけ?

  

 最近シリーズの新刊が出てないな、寂しいなと思っていたら「どこの家にも怖いものはいる」を見つけたので早速読んでみました。

とにかく表紙から怖いこの一冊。作者本人が、編集者と共に経験した実話を語る…といったドキュメンタリー風の怪異談になっています。

 小野不由美さんの、「残穢」という後ろが怖くなるドキュメンタリー風ホラーを思い出しましたがそこまでは怖くはないかな。

 三津田信三ファンで、最近伝奇成分が足りません、という方にはおすすめします。

 

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古野まほろ「セーラー服と黙示録」

セーラー服と黙示録

 古野まほろさんは初読だったんですが、面白すぎて読んですぐに前日談「背徳のぐるりよざ 」を購入してしまいました。

あと天帝シリーズも数冊購入。しばらく古野まほろフェアになりそうです。

孤島に建設されたミッション・スクール聖アリスガワ女学校。そこは日本随一にして、ヴァチカン直轄の探偵養成学校であった。探偵になるために日々勉強に励む生徒たち。そんな中、超難関と噂される、卒業のための最終特別試験が始まる。その問題は、校内にふたつある鐘楼に設置された密室において、二十四時間で主に最も近づくこと―つまりは奇蹟を起こすこと。苛烈な競争を勝ち抜いたふたりの生徒が幽閉され、特別試験がスタートするが…果たしてふたりの少女は、鐘楼尖端のおそろしい高さのラテン十字架に磔となって殺害されていた―!?前代未聞、究極の殺人事件の真相を暴くべく、ここに、“美しき神父”と“可憐な薔薇たち”の探偵合戦が幕を開ける。

 

 アマゾンのあらすじはこんな感じ。孤島の女子高、しかも探偵養成学校。

色々設定が凝っていて面白いですが、殺人事件が起きてそれを探偵がフーダニット、ハウダニットホワイダニットで解いていくというミステリとしては正統派な作品。

 登場人物はもちろんほぼ女の子なので、美少女×ミステリーが読みたい!という方にもお勧めです。

 それから何故か裏設定がエヴァっぽいので、エヴァ好きのあなたも是非是非!

 

以上今週のおすすめ本でした~!