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おのにち

おのにちはいつかみたにっち

猫と宇宙のセンスオブワンダー!小林めぐみ「ねこのめ」は最強のねこねこラノベだっ。

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こんにちはみどりの小野です。

今日はタイトル通り、猫と宇宙の最強ラノベは小林めぐみさんの「ねこのめ」っ!というお話。(ただし猫の地球儀は同点1位とする!)

なんで突然古いラノべ話(第一巻初版は平成4年発行)を引っ張り出してきたかというと、昨日こんな記事を読みましてね。

 

d.hatena.ne.jp

 

こちらのブログの、カルトラノベリストがものすごーく面白かったのです!

ベスト100、50書くやつはうんたらかんたら(なんで駄目なんだっけ?忘れた)的な御意見もあるようですが私は好きです。

50冊も紹介されてると、あ、この本好き!って奴が何冊も出てくる。で、この本が好きな人のおススメなら間違いはあるまい…と新しい本への興味が拡がってく訳ですよ。

数が数なので作品紹介はないですが、素敵なことにこの記事はブコメ欄も充実してるのでブコメも参考にしながら読んでみようかな~、と思ってます。

とりあえず「閉鎖都市巴里」と「奥ノ細道・オブ・ザ・デッド」が気になる。特に後者はね…タイトル卑怯すぎるだろ!気になるわ!

 

でもって。とても素敵なリストなんですが、一つだけ不満が。

私の大好きな猫×SFのカルトラノベ、小林めぐみさんの「ねこのめ」シリーズが出てない!小林めぐみさんの名前もなーい!

載らぬなら、書いてみましょうホトトギス。

という訳で今回は勝手に補完。私のおすすめカルトラノベです。

 

「 ねこのめ」三部作あらすじ

ねこのめ 天秤の錯覚<ねこのめ> (富士見ファンタジア文庫)

 

銀河随一のトップ企業E・R・Fコーポレーション。その会長夫婦の長男アスラと娘のなつめ。それからなつめの友達、ネコ型生体機械のジゼル。

ジゼルは体が弱くて外に出られないなつめのために、さまざまな惑星へ旅をしてその様子を記録します。

相棒は科法使いのアスラ。科法使いとは科法、とよばれる特殊機器を脳波で操作できる人のこと。科学を魔法のように使いこなすから科法使い。元ネタはチンプイ、とあとがきに書かれてました。

ジゼルとアスラが旅する未来の世界。サイバノイドや生体機械が当たり前の、化学技術の進んだ世界や、進化を拒否し閉じた封建社会を築いている世界もあります。

 

女の子型のサイバノイドや、他惑星の大学で科学技術を学びながらも近親婚を繰り返し魔物を信じる時の止まった自国に戻るお姫様。

不思議な国々を冒険しながらジゼルは人の心、機械の意志を学んでいきます。

人の気持ち、感情はどこから来るの。機械と人の境目はなんなの。

ジゼルの不思議な旅が始まります。

 

ストーリー、それから著者について

 

この物語は生体機械、白猫ジゼルの物語です。人語で話し、優しくって好奇心旺盛でちょっぴり怖がり。大好きな人は飼い主のなつめ。

なつめは黒髪に白い肌、人を惹きつける魅力のある女の子。でも過去の出来事から心を閉ざし人里離れた離宮に閉じこもって暮らしています。

そんななつめに、外の世界を見せてあげたいジゼル。片目にカメラを仕込んでアスラと旅に出るけれど、いつだってトラブル続きです。

人間とロボットの違い。機械と人の境目。ジゼルが知ってゆく沢山のこと。人が人を思う気持ちとか、恋とか。φベクトル空間とか、α軸航海、なんて難しい用語が出てきて最初読みずらいかも知れませんが、そこらへんはすっとばしても大丈夫。
なによりジゼルかわいいなぁ、が一番大切!
そしてジゼルが疑問に思う様々な事に心を添わせていけばすっと理解できるシンプルな物語。

三巻と短く綺麗に完結してる所もおすすめポイント。でも、ジゼルの旅はまだまだ続くんじゃない?なつめの恋のこの先を教えてくれてもいいんですよ?

そんな風に素敵な余韻の残るお話でした。

 

作者小林めぐみさんは埼玉大学理学部物理学科卒、というバリバリの理系女子。

SF,ファンタジー、ミステリーと幅広く書いてらっしゃいますが、私は小林ワールドではSFが一番好き。新井素子さんや、菅浩江さんの好きな方ならハマる作家さんだと思います。

「食卓にビールを」という短編シリーズも面白いです。そちらはラノベなのに主婦が主人公でアルコールが出てきて普通の話がだんだんSFにずれてく…というへんてこで楽しいお話。

著者のホームページで番外編が読めますので、よろしければ試し読みしてみてください。

http://www.ab.auone-net.jp/~kobamegu/

 

 「ねこのめ」復刊とkindleの素晴らしさ!

 

 

私は初版で持ってる「ねこのめ」ですがどうやら長らく絶版だったようです。

復刊ドットコムで販売してますが昔は一冊5百円で買えた本を三冊セット3300円、となかなかのお値段。

『ねこのめ全3巻 「天秤の錯覚」「羅針盤の夢」「六分儀の未来」(小林めぐみ)』 販売ページ

 

こういう時に有難いのがkindleですね。ちゃーんとありました!
ぜーんぶ電子書籍は少し寂しいですが、手に入りにくくなった過去の名作はばんばんkindle化して貰えると助かります。

  

ねこのめ 天秤の錯覚<ねこのめ> (富士見ファンタジア文庫)

ねこのめ 天秤の錯覚<ねこのめ> (富士見ファンタジア文庫)

 

 

 

 ねこまとめ。

 

 

とりあえず私の中でねこ✖SFは、「ねこのめ」「猫の地球儀」それから神林長平さんの「敵は海賊」ですね。(敵は海賊はラノベ、というよりゴリゴリ系のSFですが)

異論は認める!他にもオススメねこラノベ、ねこSFがあったら教えてください。

 以上、今日はねこねこラノベのお話でした~。

 

敵は海賊・短篇版

敵は海賊・短篇版

 

 

 ど定番はこちら。 

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

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