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おのにち

おのにちはいつかみたにっち

あなたの保険料は適切?国保の喪失忘れに気をつけよう

社会

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※これは私の町の国保の話です。現行の国保はそれぞれの市区町村で運営されているので、お住まいの場所によって手続きの方法が違います。お気をつけ下さい!

 

今日は「みんな大丈夫?」と心配になった話を。

 

私の友人一家は自営業。家族全員が国民健康保険に加入しています。

長男が都会の大学に進学することになり、住民票を移したのですが保険は変わらず地元の国保に加入したいということで学生のための116条特例、通称マル学保険証を取得しました。

116条は転居したけれど世帯主に扶養されている学生のための法令。

世帯主が学生証などを添えて申請すれば、転居後も世帯主の住所地で国保に加入することができます。

保険税の請求も世帯主の所にまとめて届くので、支払いも楽チン。

しかし落とし穴があったのです…。

 

私の町ではマル学の保険証は毎年更新の申請が必要。そうやって手続きしつつ、無事に大学を卒業。

長男は社会保険に加入したので、マル学の申請は止めました。

申請を止めたので長男の新しい保険証は届かなくなります。

他の家族は変わらず国保に加入しているので保険税の請求は来ますが、料金は口座引き落とし。

料金はまとめて世帯主あてで、詳細が書かれていないので誰の分を払っている、という意識はありませんでした。

 

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それから2年。

友人のお店は順調に成長を続け、従業員を雇うようになりました。

そこで社会保険に加入することに。

ところが家族全員社会保険に加入し、手続きも無事終わったはずなのに口座から国保税が引き落とされているのです!

 

驚いた友人が役場に問い合わせると、意外な事実が。

今は社会人として自分の職場の保険に加入している長男が、国保に加入したままだと言われたのです。

 

忘れがちですが、国保の喪失手続きは世帯主か被保険者が自分で行わなくてはいけません。

国保から社保に入った場合、国民年金から厚生年金への手続きは会社で行ってくれますが国保の喪失手続きは自分で行わなくてはなくてはいけないのです。

 

国保から社保への移行を初めて行う方はこの手続きを知らないことが多いです。

保険証の更新時、不要な国保の保険証が届いてはじめて自分がまだ国保に加入していたことに気がついた、という話をよく聞きます。

 

でも保険証が届けば気がつきますよね。問題は友人一家のようにマル学保険証を取得していた場合。

 

私の町ではマル学保険証は自動で郵送されず、保険証の郵送時に申請書が同封され役場に手続きに来てね、という方式でした。

だから友人は、その申請書を出さなければ国保から抜けるんだろう、と思い込んでいたのです。

ところがよーく見ると申請書は加入、喪失を兼ねていたのです。

つまり社会保険に加入したり、学校を卒業した時にはその申請書を出さなければ国保から抜けられない。

保険証は貰っていないのに国保は加入したまま、というパラドックスが生じていたのです。

役場の説明を受け、友人は慌てて卒業証書のコピーを添え喪失の申請書を出しました。

長男の国保は2年前の3月末まで遡って喪失されることになりました。

翌々月、友人の口座には余計に収めた国保税が2年分振り込まれていたそうです。

 

この話を聞いて、これは確かに気がつかないなーとゾッとしました。

保険証が届けば加入している、という意識を持つでしょうが届かないのに加入しているケースもあるだなんて。

 

でもこれはあくまでも私の町の話。

別の友人の話では、大学一年の時に在学予定年数を書いて申請書を出せば在学中は新しい保険証が送られてくる、卒業予定日には国保の喪失証明書が送られてくる、なんていうサービス満点の町村もあるそうです。

しかしこの場合でも、途中退学や留年など思わぬ事態があった時には自分で届け出を行わなくてはいけないようですが。

 

また、友人の元には2年分の保険税が無事返ってきましたが、実は保険税の還付請求には時効があるとのこと。

 しかし法令上のルールはあるものの、自治体によって還付期限を長く設けている所もあるらしく。ここら辺もお住まいの地域によって様々なんだそうです。

 

マル学、マル施、マル遠。実は国保には色んな住所地特例の保険証があるそうです。

しかしどれも喪失手続きは世帯主か被保険者の義務。

社会保険に加入した際は国保の喪失手続きを忘れずに済ませて下さいね。

社保と国保、保険料の二重払いなんてもったいないですよね。

 

しかし今回友人の話を聞いて、わが町の国保と、別の町の国保の違いに改めて驚きました。

保険税が住む場所によって違うのは知っていたけれど、手続きの方法や還付請求の期間までバラバラだなんて。

さすがに不便ですよね。

市区町村単位の国保のガラパゴス化を実感しました。

県単位で合併後は事務手続きが少しでも簡易になるといいのですが。

マイナンバーってこういう事務手続きを連動させて経費を削減するために作られたんですよね?まさか徴収のためだけにある訳じゃないよね…⁉︎

信じてますよ、わたしたちの負担がもうちょい軽減される世の中を。

 

ではでは、今日は国保の喪失忘れに気をつけて、というお話でした。

今は社会保険だけど昔国保のマル学保険証もってたなーとか、国保から社会保険に加入したけど役場に保険証返したっけ?と言う方は国保の加入状況を念のため確認してみてくださいね。

実は親が一人分余計に払ってた、なんて事態もないとは限りませんからね!