おのにち

おのにちはいつかみたにっち

最後の食事は据え膳で

最近は早起きして、高校生の息子のためにお弁当を作っている。

大体は週末に作り置きしたものを詰めているのだが、木曜日辺りになるとさすがに在庫が切れるので新たに仕込むことになる。

理想は前夜のうちにしっかり味を染み込ませておけばよいのだが、いつも9時くらいに寝落ちしてしまうので(だって4時起きよ)結局当日の朝アタフタ、バタバタする羽目に。

それで早朝から、鶏の照り焼きとか酢豚とかボリュームのあるおかずを作ってるんですけど…

 

ひとつ、困ったことが。


味がぜんぜん決まらねぇ!
味見したってわからねぇ!!


照り焼きも酢豚も、いちおうは得意料理なんですよ。
普段なら目分量でそれなりに味が決まるんですよ。

でも早朝はまるでダメ。
味が全然分からない、何を食べてもしょっぱくてムリ。

時刻は朝4時、起きてから口にしたのは水だけなので、味覚が敏感すぎて何を食べても味が濃く感じるのでしょう。

 

何か食べろ?4時から食えるか!

仕方なくちゃんと調味料を計ることにしたんだけど、合わせ調味料って大匙とか計量カップとか、洗い物増えますよね?おまけに息子の朝ごはんも同時進行で作ってるから、調理時間も短縮したいし…。

 

最終的に、2点の解決策に落ち着きました。

1・弁当用のお肉は最初から味をつけて、まとめて冷凍しておく!
2・それすらも切れたときは市販の味付け調味料に頼る!

 

もうね…ミツカンの粉末調味料、最強っすわ...
安いし消費期限長いし、分量もちょうど良いし。
1箱に2回分入ってるのもポイント。

 

 
クックドゥはガチの夕食用だよね。一袋がそこそこ高いし量が多すぎるの。

アレを是非、アンパンマンカレーみたいに2回分のパウチにしてくれねぇかクックドゥさんよう!


しっかし私、料理舐めてました…市販の合わせ調味料なんて要らないと思ってた。
自分で作った方が美味しいじゃんとか、とんだ舐めプでしたホントすいません。


朝の4時から味付けムリだわ!味覚起動してないし時間もないし!
自分できちんと味付けしながら料理作るとか、貴族の優雅なお遊びだったわ!

 

そういやスーパーでミツカン選んでたら知らないジジイにそのくらい作ればいいのにな…とか聞こえよがしに言われたんですけど!?ジジイは連れの女性に「ちょっと!」とたしなめられてたから無視しましたけど、こういうポテサラっぽいジジイはホントに実在したんだ、と感慨深くて思わず笑っちゃいそうでした…。


とりあえず、UMA発見!みたいな感じでしげしげと二度見しておきました。
『えっ、ありえなーい』みたいな顔で。

ありがとうポテサラ事件、私に心の備えをくれて。

 

 

「料理がツラい」 子育て奮闘中のライオン社員が作った新サービスが、愛されるワケ(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュースwww.google.co.jp

 

なおホントは、上の記事みたいに外食サービスとか、食材宅配サービスなんかも利用したいんですけど。
田舎、ないよね…ちょうど良い価格帯で美味しいの、ないよね…
なんならヨシケイすらエリア外だったわ…

しかも今まで家族4人で7万だった食費が、弁当開始と共にグーンと跳ね上がったんすよ。

ホント今までありがとう給食!月6千円くらいでお腹いっぱい食べさせてくれて!
キミってめちゃくちゃリーズナブルだったんだな!?

量+価格を考えたら冷凍食品も高上りだし、結局手作りか…と週末作り置きしてますがそこそこ時間食うのよね。

しかも最近コロナ渦で外食も旅行も控えてるから余計、負担を感じます。
夫も早く帰った時は作ってくれるけど、毎食って訳にはいかないし。


もしも今最後の晩餐を考えるならば、色んなものをちょっとずつ(作るの一番めんどい奴)、更に上げ膳据え膳にしていただければ確実に天国!って感じです。

ああ早く、ごはんの美味しい温泉宿に泊りたーーい!

 

朝をつらぬいて

週末は子どもの大会があり、早朝から車で送っていく機会が増えた。


だいたい朝の五時、今の季節だと昇る朝日と共に国道という名の山道を駆け降りていく。

昨日雨が降ったせいか、朝の空気も道も、清々しくて心地よい。

まだ始まったばかりの街並みを眺めていると若かりし日々、オール帰りの朝を思い出して懐かしくなる。

あの頃の朝は始まりではなく終わりの朝で、仕事に向かうらしき人の群れとすれ違いながら、少しばかりの罪悪感と二日酔いの吐き気を抱いていたものだった。

 
当時の私は、本当に未来の自分が規則正しく働くような大人になれるのかと、少しばかり疑っていた。

 
けれど今気がつけば、あの頃の私が思う『普通の大人の皮』を被って生きる私がいて、なんだかおかしくなる。

あの頃の私と今の私。

道は繋がっているはずなのに、時々遠い点と点のような気分になる。

 
どうやって今まで上手くやってこれたのだろう?
それとも何となく流されてきて今があるのか。

 
とりあえず焦燥に駆られる朝を抜けて、義務感に追われる朝にたどり着いた今のわたし。

 
早く誰のものでもない私だけの自由な朝を得たいものだ…なんて理想の老後に思いを馳せていたら、どうやら今朝は地域のクリーンアップデーらしく、お年寄りたちが草刈り機を抱えめちゃくちゃ勤勉に働いていて。

 
婦人会、老人会、地域ボランティアなんて脳裏によぎるワードと共に現実に帰りました。

 
私だけの時間、なんてもしかしたら非実在なのかも知れませんね…?

 

ちょうど車のオーディオから流れていたラップの歌詞まで『味噌つけてキュウリ食べたい』と歌っているように聞こえて、山道でタヌキに化かされたような気分になりましたとさw

 

※なおキュウリは実在した。

 

 

 

ボサッとする日は音楽を鳴らせ

今日も8時から仕事。
早くテーブルの上の朝食の皿を片付けて、身支度をしなくては。

やるべきことは分かっているのに動けない。
座ったままついダラダラと、スマホを眺めてしまう...。


こんな朝はないだろうか?

私はある。めっちゃよくある。
むしろ、無いやつは帰れ!羨ましいからいますぐ立ち去れ!

朝からサクサクサクサクしやがって逆裁のあかねちゃんか?
例えが古すぎて伝わる気がしねぇけど逆裁は面白いぞバーカバーカ!


…さて、いつものごとく取り乱してしまったが、今日の本題はそんな風にやるべきことがこなせない朝はどうするか、という話である。


いっそのこと休んじゃう?イーネ!
そういう日もたまには良いけど、毎回やってたら有給が終わっちゃうぞゴラァ!


人それぞれ、気乗りしない時も動くためのメソッドがあるのでは、なんて思う。

濃い目のコーヒーを淹れるとか、とりあえず立ち上がってみるとか。


私の最近のお気に入りはコレである。


「アレクサ、音楽をかけて!」


身支度をする時も、洗濯物を干す時も、ごはんを作るときも、気が乗らない時は音楽をスイッチにすればなんとか始められる。

そして一度はじめてしまえば割とサクサク、事は進むものだ。


私は新曲が好きなので、Amazon ミュージックのプレイリスト『バイラルヒッツ』なんかをよく再生している。掃除機をかける時はスマホで再生・イヤホンで爆音。


テンポの良い曲に駆り立てられれば仕事も進む…のだが、時々バラードが挟まって効率が落ちるのが悩みのタネ。


そろそろ作業向きの曲だけを集めたオリジナルのプレイリストを作らねば、なんて思っているのだがプレイリストのタイトルが『労働』とかになりそうでウツです…言いやすいよう4文字くらいにまとめたいから、『面倒』とか『億劫」かなぁ?

結局どれも、思いっきりマイナス思考 。

 

本当は、やる気のない日は気分のままにダラダラしていたいんですが。

本日の結論、労働なんてクソくらえ!(え

 

 

14歳と嫉妬心

先日、こんな記事を読んだ。

 

dot.asahi.com


中学生と大人との、真剣な性愛を語る議員が存在するという時点で衝撃だったけれど、記事内容は更に酷かった。

同意年齢を引き上げるという法案をまとめるための勉強会で、講師役を務めた教授に対しての威圧的な物言い!

もちろん反対派のいない議論には意味がないけれど、講義する側に対して高圧的な態度で自論を展開し、貴重な時間を占拠するのはどうした訳か。

法案の立ち上げを一方的に阻止しようとする意向は記事を読んでいる側からも明確で、議長が制止すべき事案だったのではないかと思う。

 

私自身は、他の先進国の例を見ても13歳から性交同意が認められるというのは余りにも早すぎる気がする。

まだ義務教育の年齢で、妊娠した場合・させた場合、本人たちに責任が果たせるのかと考えれば自明であろう。
他国の例にならって、 16歳程度が妥当な気がするがどうだろう。

同級生カップルが罪に問われるようになるのでは?という話もあったが、ただし3歳程度の年齢差の者は認める、という注釈をつけている国もあるようなので、日本でもそうした対応でカバーできると思う。

 


…さて、ここまでは公的な意見である。
ここから、きわめて私的な『お気持ち』の話となる。

 

最近、とある年の差カップルのニュースが最近話題になっていた。
20代と50代。男性側は3度目の結婚。

私自身は、双方とも成人しているし、当然合意があっての上の結婚なのだからそれで良いと思った。外野がとやかく言える話ではない。

 

けれども年の差カップルに対する多少の違和感や先入観は、一瞬脳裏をよぎってしまう。×2にはなんらかの理由が?とか。男性側が地位のある人なので、上下関係があったのでは?とか。

 

私自身は25歳の時に同級生と結婚して、家族として対等な関係を築けてきたと思っているので、どうしても自分自身の物差しが入ってしまうのだろう。


けれども、それはやっぱりイビルな考え方だ。

 

私たちは誰もが異なっている。
それぞれに得手不得手がある歪な生き物、それが人間なのだと思う。

だからこそ様々な付き合い方をする人がいるのは当たり前のことで、自分の狭い常識の範疇で他者の関係性を危惧したり揶揄するのは間違っていると思う。

…時々、どう考えてもルノアールの隣の席で絵画売りつけられてる!みたいな危うい案件も見受けられるけれども。ついつい、親や友人になったような気持ちで『それ絶対アカンやつ!』と口出ししたくなるけれども。

有名人の場合、メディアの偏見というフィルターも更に加算されるので、余計黙っているべきなのかもと私は考えている。

明らかに失敗しそう、案の定即別れた、みたいな話もあるけどさぁ。

いいんだよ、失敗だってその人に許された権利なんだもの!
穏やかな幸せを望む人がいれば、花火のようにパッと散る激しさを求める人もいるだろう。

とにかく私は、とりあえず法的に性交同意年齢を引き上げて貰って、未成年者がそうした事案に巻き込まれずに済むならば年の差婚も問題はないと思っています。

 

なお、年の差婚を女性が貶めるのは自分が選ばれなくなることへの嫉妬である、なんて更にイビルな説もあるらしく、Twitterで見かけたこんなコメントに心が凍りました。

バブルから援交ブームまでの売春世代ってなんだ、初めて聞いたぞそんな括り!

 

これ以上イビルな気持ちになると心が荒みそうなので今日は以上です、ネットの話はあまり首を突っ込まないに限りますね…。

 

 

 

ふつうが一番

コロナ禍の影響で、料理に凝る人が増えてきたような気がする。
近所のスーパーも最近取り扱う食材や調味料の種類がぐっと増えて、多国籍な感じになっている。

そんななか、私がハマったのがテイクアウトのお店も増えてきた「からあげ」である。

きっかけは近所の回転寿司屋でコラボしていた『からやま』の唐揚げが美味しかったから。

衣が厚めなので中の温度が冷めにくく、ジューシーさの残る揚げ方もちょうど良い。
ただ家で食べるにはちょっと味付けが濃すぎるような。


味付けは我が家流で、こんな感じの衣や揚げ方を再現できたらいいな!いいかも!


というわけで、今月の頭くらいから毎週土曜日は唐揚げの日、と決めて色々試してみた。

卵をもみ込んでみたり、衣を水溶きしたり。

漫画家の西原理恵子さんのレシピは肉をよく揉み込むのがコツのようだ。

料理研究家リュウジさんの至高のからあげは下味にみりんやあじのもと、ナツメグにコショウを使う。甘辛くジャンクな感じで、酒のつまみには良いと思う。

あとは揚げ方も色々試してみたり。
めちゃくちゃ跳ねるので鍋の上に油飛び防止カバーは必須だが、二度揚げはやっぱり美味しい。

 

 

IHだと温度管理が非常に楽な上掃除も簡単なのでやっぱり電気って素晴らしいな、となる。

ちなみに我が家はオール電化にしたので当然コンロもIH一択なのだが、実家(ソーラーあり蓄電池ありで、とっとと電化するべき環境)の母がいまだに直火信仰なのでガスを再導入しろとうるさい。いわく直火のほうが美味しい、IHから出る電波が体に悪いらしい。

 

うるせーな原始人は火の回りでいあいあ踊ってろよ!と直火は全部投げ捨てたいのだが災害時を考えるとそうもいかず、カセットコンロだけは備蓄してあります…。


さて、いあいあはさておいて唐揚げである。

何回か作ってみて、レシピが定まってきた。
もも肉と鶏むね肉の2種類を少し大きめに切り、ニンニクしょうが、酒と醤油にみりん少々を入れて漬け込み、衣は最初に薄力粉、次に片栗粉のダブル衣。

まずは170度で5分ほど、3分くらい休ませて今度は180度でカリッと表面が色づくまで揚げる。
こうして作るとお店の味に近づく。
完璧とはいかないのは油の種類が違うのだと思う。

でもほぼお店の唐揚げ味、なかなか美味しくできて家族の評価も好評だった。

 

だった…だったのだが…。

最初は美味しい美味しいと喜んでいた家族たち。
ただ味を少し甘めにしたせいか、終盤は食べあきてしまったようで、結論としては「いつものが一番うまい」となってしまった。


我が家のいつもの唐揚げは、鶏むねをお店のものより少し小さめに切って、ニンニクショウガ酒醤油に漬け込み、片栗粉を薄くまぶして180度で揚げるだけ。
シンプルイズベスト、なのか…?

 

結局先週はいつもの唐揚げにした。
慣れているから作るのも楽だ。
片栗粉は袋でまぶし、一度揚げなので台所もそんなに汚れない。
確かに普通なのに食べやすい、飽きない。

 

でもさあ、けどさぁ...


1ヵ月に渡った私の唐揚げ研究に費やした時間を考えると複雑である。
いやただ夕飯作ってただけなんだけど。献立に困らなくてよかったんだけど。

結局、青い鳥は身近にいたんだよ、って話なんですかね?

 

 

 

ディケイド許すまじ

最近職場で、3分間スピーチと言うのをやっている。

そのなかで毎回、仮面ライダーシリーズへの愛を語る人がいる。

そんな話を聞いていたら唐突に、私の中で眠っていたとある平成仮面ライダーへの憎しみが蘇ってきた。

 

仮面ライダー・ディケイド。

ピンクと緑のアレなヤツ。

あいつは本当にアレだった…

 

 

 

以下、仮面ライダー素人主婦の単なる思い出話になります!
思い違いも多々あると思われ。
いちいち確認してられっか!

仮面ライダー玄人はブラウザバック推奨( `・∀・´)ノヨロシク

 

 

12年前の話。

当時4歳だった息子はニチアサの戦隊ヒーロー物を卒業し、仮面ライダーを『分かりたい』お年頃であった。

勧善懲悪、明るく元気で分かりやすい戦隊ヒーロー物に比べ、画面が暗くストーリーも複雑で、大人向けの俳優が出てくる仮面ライダーシリーズは息子にとって、連続ドラマ入門編だったのだろう。

 

そんな風に息子が初めて仮面ライダーに興味を持った年に、立ちはだかったのはよりにもよって『仮面ライダーディケイド』だった。

 

いや、入門編としてはとっても良かったのだディケイド!平成仮面ライダーシリーズ10周年記念作品!!

お金もかかってるし過去作の仮面ライダーも続々と登場するし!

おかげで古いオモチャをオークションで探したり、DVDまでレンタルさせられてお財布は痛んだけれども!

 

問題だったのは、息子がちょうどそのころ読み書きや児童文学に興味を持ち出していて、あまりにも真面目にディケイドを物語として理解しようとしたことだった。

 

あの頃の息子はたどたどしいひらがなでディケイド・ノートを作っていた。

てれびくんに書かれていた、ディケイドのなぞをいくつも箇条書きにして、いつ謎がとけるのかな、なんて毎週ワクワクしながらリアルタイムでTVの視聴、更に録画したものを何度も見返していた。

 

…オトナだった私は、この物語の結末を薄々察していた。

 

どうせ大風呂敷広げるだけ広げて、畳めないんだろうな、とは。


でも毎週番組を楽しみにして、真剣に考察っぽいものを4歳児なりに繰り広げている息子には、そんな事は言えなかった。

だからパラレルワールドが理解できない息子のために図を描いてあげたり、時列系を説明してあげたり、親らしく努力したのだ、なんとかディケイドを物語っぽく、つじつまを合わせて構築する努力を。

 

そうやって色々無理やり、なんとか物語をでっち上げる事半年ちょっと。

 

頑張って色々創作しても、ディケイドにはまだ多くの謎が残されたままだった。

それでも最終回、最終回にはきっとそれなりにこじつけた結論が披露されるんだろうと思っていた。

 

突然の横文字、謎の数式。最終回で新たに追加された設定。

そんなんでも良い、幼児の息子が『大人になったら理解できるのかな?』みたいな終わりでも良いのだ、とにかく終わってくれディケイド!てれびくんに書かれた謎を回収していってくれ!!息子が綴ったディケイド・ノートのために!

 

 

…そうやって期待して見た、伝説の最終回。

 

 

謎、ほとんど丸投げ。
それどころかそもそも終わりすらしなかった。

 

続く!そして劇場版の宣伝入りまぁす!

 

思わず、小さな子どもの前で『ふざけんなクソがっ!?』的罵声が出てしまったことが忘れられない。

 

今日ディケイドのwikiを見てみたら、最終回への批判が放送倫理機構BPOに寄せられ、審議を受けたなんて話が載っていて、あの頃日本全国の親が同じように憤っていたのだなぁ、と慰められたような心持ちになった。

だってホントにひどいんだもんあの最終回!

 

今でこそ、物語の結末は劇場版で!なんてよくある流れだけど、私はディケイドで初めて経験した。しかもアレって一応子ども向けですよ?更にこの後すぐ新番組が始まるのに、映画公開までディケイドに興味持ち続けられる子、いる?

 

結局息子はその後水泳やキャンプに夢中になり、体を動かしたり友達と遊んだりとどんどん外向的になって、ディケイドの映画は見に行かずに終わってしまいました。

 

なので、親子で仲良くドラマを考察したのは仮面ライダーディケイドTV版が最初で最後。

ちょうど仮面ライダーに興味を持った年に放送していたのが『ディケイド』だったから仕方がないとはいえ、その翌年の『仮面ライダーW』の方が人気もあり、ストーリーも分かりやすかったのでなぜディケイドの年に…という悔恨は未だにあったりして。

でも、ああやって(解けない)謎を引っ張る物語だったからこそ、親子の話も盛り上がったのかなぁ?

 

 

さて、今更ですがディケイドの事を思い出してしまった私、結局劇場版に答えはあったのかな?なんてついつい検索してしまいました。

 

そしたら…調べた私がバカだったわ…

 

こちらのブログに、こんな感想が。

www.jigowatt121.com

 

「ディケイドに物語はありません」。「ライダーの世界を一度破壊することで、消える運命にあった仮面ライダーの物語を永遠の物にする」、それがディケイドの存在理由だった。

 

文字にすればかっこいいが、要はこれは「クウガ~キバまでの過去のライダーをディケイドに再登場させ活躍させ、コンテンツとしての価値を付加するのがディケイドの目的」ということであり、もっと汚い言い方をすれば「東映とバンダイが過去のライダーで商売したいからお祭り作品やって知名度アップだ!」というものだ。

 

これを超マイルドに言い換えると、「ディケイドに物語はありません」になる。

 

 

やっぱり許すまじ、ディケイド!

 

 

 

あさはきりのなか

今日の朝は霧が濃かった。

日曜の五時、人影もなくすれ違う車もない。

お弁当や水筒、スパイクやウェアの詰まった巨大なリュックを抱えた後部座席の子どもは、乗った瞬間に眠り込んでしまう。

陸上競技場までの道を、ボリュームを下げた音楽と私の車だけがひた走る。

30分くらい本当に一台の車も見かけなくて、アポカリプス後の世界みたいだな、なんて思う。

 

前も後ろも、対向車すらいない道路はめちゃくちゃ走りやすくて、予定より20分も早く着いてしまった。

これを踏まえて終末後の物語を書く人は、Googleの到着予定時刻より移動時刻を早めた方が良い…なんて思ったのだがすぐに思い直す。

 

ゴミのない綺麗な道路は清掃車やそれを管理する機関あってのものである。
人類が手を加えなくなったら、世界はすぐに草木で覆われてしまうのだろう。

 

大会のある息子を競技場まで送り届けたのち、近くの公園の散歩道を歩く。
その後はファミレスで朝食、それから一時間かけて家に帰る。

家に着いたのは八時少し前である。

まだ眠っていた下の息子を起こし、朝食を食べさせ、九時からのキッズクラブに送っていく。帰りは実家に、母の日のプレゼントとしてリクエストされた赤いアンスリウムを置いていく。

洗濯物を干し、掃除機をかけ、コーヒーを淹れたら朝の十時だ。

 

さて、朝が早すぎて今日やる事がみんな終わってしまったんですけど…

今日の私、とりあえず人類終了してよろしいですかね?

 

 

 今週のお題「おうち時間2021」