お客様☆RPG

物語の始まりは1本の電話だった。 「はい、〇〇社です」「あのね、そちらに行きたいんですけど。右?左?どっちに行ったらいいの?」 右?左?お前は何を言っているのだ? 彼はセクシーなのキュートなのどっちが好きなの?くらい難しい質問だ(なお平成の正解はガッキー)と淹れたばかりのコーヒーを飲んで現実から逃避し…