今日id:naox21さんのおすすめSF漫画という記事を読みまして。
セレクトがマニアックで素敵!
知らない作品も多かったのでこれは参考になります、と楽しんで読ませて頂きました。
たった一つ!気になったのは最後の方に紹介されてた「星のポン子と豆腐屋れい子」。
豆腐屋の姉弟と、宇宙からきた不思議なセールスウーマン「ポン子」の交流をほっこり描いたSF漫画。
ほっこり…⁉うーんと、これはトピシュ様的ほっこり、という解釈でいいんでしょうか?ならば納得です!
懐かしい、もう一回読みたい!と本棚から引っ張り出してきちゃいました。
我ながら保存状態最高です…フフフ。
という訳で今日は三連休にオススメ、一巻完結の家族ほっこり?SF「星のポン子と豆腐屋れい子」の紹介です。
小学生にはお勧めできない?「星のポン子と豆腐屋れい子」
この本を買ったのは2013年、第1刷発行版。つまり新刊。
だから私はネタバレとか、基礎知識まるで無い状態で読んだんですよね。
表紙かわいいし、子どもたちがドラえもんのマンガにハマってたので親子で読めそうだな~、なんて思って。
読み終わって思ったこと。
子供に読ませられるかぁっ!
いやはや、衝撃の展開だったっす…。
でも基礎知識なし、表紙の印象のまま読んだから、最高に面白かった。ゾクゾクした!こういう、第一印象を裏切られる本大好きです。
ただ紹介するときには何を書いてもネタバレになりそうなんで難しい。
こちらのサイトで、実にちょうど良いところまで立ち読み出来ます。
作品の雰囲気はがっつり伝わると思うんで、是非!
物語はこの後パルプ・フィクションになり、メン・イン・ブラックになり、主人公れい子がお姉ちゃんの心意気を見せて終わります。
貧しい豆腐屋の姉弟の元に落ちてきた宇宙人が巻き起こすドタバタ家族劇…なんですけど、途中の展開がブラックすぎるのと、ホントにそれでいいのか⁉みたいなオチがスゴイ。
でもまぁ、れい子の気持ちは最後まで宇宙人ポン子には理解できなかった、というシーンがあり(そもそも目に映るものからして違う)宇宙規模で考えたらコレでヨシなんじゃないの、ってことで。
れい子にとってポン子は悪魔だけど、ポン子側にしたら正当な商取引のつもり、だったんだよね。
そんな風な、視点の違いも面白い。
一言で言うならばお姉ちゃんはスゴイ、というマンガでしょうか?
家族愛も入ってて、命の大切さも(そこそこ)謳ってて…でもやっぱり、小学生のお子様には読ませたくない作品です。色々リアルすぎるんだよ…。
という訳でまた書棚の奥の方にしまっとくことにします。
大きなお友達の皆さんは是非読んで見て下さい、色々ありますがそれなりにほっこりします!(あれ?結局ほっこり?)