おのにち

おのにちはいつかみたにっち

親離れ子離れ,からの新たな社会ネットワーク参加願望

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最近、小学6年生の息子がなんだかオトナである。
週末家族で映画に行こう、なんて誘うと友達と約束があるからパス!なんて断られてしまう。

共働き家庭育ち、小3から鍵っ子(低学年は学童保育)の息子、お一人様も慣れたもの。お昼は自分で肉や野菜、卵を入れたインスタントラーメンを作って勝手に食べ、鍋も洗っておいてくれる。

すごーく手がかからない。親離れ大成功。
でも少し寂しい。
いや、正直に言うとかなり寂しい。

トイレも一人で行けなかった乳幼児期、あの頃欲しかった自分だけの週末がもうすぐ手に入るというのに。

この12年でどこへでも家族一緒の生活に慣れきってしまったのかも知れない。
今はまだ、回転ずしとかプールとか、好きな場所なら付き合ってくれる息子(小2次男は常時スタンバイOK)。

ただ中学生になれば部活も始まるから、親子の時間はどんどん減っていくと思われる。

今年の冬はもしかしたら最後の家族全員旅行になるかも知れないので、ほんの少し豪華な旅行プランを立てている。

 

 

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(親離れ子離れの悲痛さ byホビヲノエ)

 

むかーしむかし、新婚旅行先のハワイで知り合った金婚式のご夫妻は、大学生の一人息子を連れて旅をしていた。

当時は『親の金婚祝いに息子が同行?』と不思議に思ったのだが、今考えたらすごく親孝行な息子だと感心する。

大学生だったら親が一週間不在⁉チャーンス彼女連れ込める、的発想になってしまいそうだが…そういう展開って、いまや漫画の中にしかないのか?

 

はてさて、読者のみなさんは何歳くらいで親と出かけなくなったんでしょう?
私もやっぱり中学校の部活が転機かなぁ。

まだ下の子がいてくれて良かった…と思いつつ、小学校のPTAが後4年以上あることに気づき怖気立ちました。

 子離れは寂しいけど、PTA離れはとっととしたい。
しかしその後も婦人会とか、老人会とか、地区との付き合いは続くんでしょうが…。

 

社会活動に参加するお年寄りは認知症になりにくい、という話もあり、(小長谷陽子氏の論文『地域在住高齢者の認知機能と社会参加との関連性ー社会活動および社会ネットワークを中心として』より)社会ネットワークに参加することは大切だと分かってはいるんですが。

なんでも仕事、ボランティア、家族や友人など、社会的ネットワークが大きい方が認知機能によい影響を及ぼし、認知症に対しても防御的に働くと報告されているそうです。

確かに親としての役割を終え、子ども会やらPTAの役割も終えたら、ぐっと老け込んでしまいそうな予感。

ボケ防止になにか新しいネットワークを組み込んで行かなくちゃ、と思う訳です。

 

そこで新しいことを想像したら...!
勉強したい事も、取りたい資格も、参加したいイベントやボランティアも山ほどあることに気が付きました。

あれもしたい、これもしたい。
子どものスポ少やPTAへの付き合いが減れば、達成できることが山ほど!

 

取りあえず近年中に(開催地にもよるけど)日本SF大会に参加してみたい、と目論んでおります。死ぬまでにせめて一目、憧れだった新井素子さんにお会いしたい!ぬいぐるみを押し付けたい!いい年こいて、徹夜で合宿したーい!

 親離れの寂しさを埋める秘訣、それは痴呆対策なんだもーん、と言い訳しながら趣味に生きる自由な人生のようです。

あれ…?なんか私、明日にワクワクしてきました…いいぜとっとと巣立っても?
щ(゚Д゚щ)カモーン親離れ!

 

SFが読みたい! 2017年版

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