こんにちはみどりの小野です。
今日は2016年9月17、18、19の三日間(つまり今日から!)鶴ヶ城本丸にて開催されている、會津十楽秋の陣イベントレポートをお送りします!
會津十楽とは?
洗練された南蛮文化の他、漆器や酒造りを奨励した蒲生氏郷公。織田信長公の“楽市”をさらに発展させた「十楽」という制度を城下に敷き、経済・文化振興を図りました。この制度を再現する物産イベント「會津十楽」です。
南蛮寺をイメージしたオリジナルデザインの南蛮小屋(ブース)を並べ、 時代衣装を身に纏ったスタッフが当時の食文化、当時の食を再現した「食楽」、匠の技を展示・販売する「匠楽(しょうらく)」、お伽衆朗読劇や絵付け体験などの「興楽(きょうらく)」など3つのコーナーで400年前の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を再現します。
戦国武将、蒲生氏郷公がかつて城下に設けていた「十楽」。
400年前の市が現代の会津に帰ってきました。
鶴ヶ城本丸(つまりお城の真ん前)に氏郷公にちなんだ屋台を出して、会津で花開いたかつての南蛮文化を紹介していこう!という取り組み。
「會津十楽」はふるさとイベント大賞最優秀賞(総務大臣賞)を受賞した話題のイベントなのです。
出店は全部で29と、数は少なめですが全部蒲生氏郷公の時代にも楽しまれていたものを現代風にアレンジ、というこだわりが面白いです。
かっこいい黒い建物、ちょっと狭い通りの作りもタイムスリップしたみたいで面白いし、お店の人もみんな着物姿でとっても素敵。
どちらかと言うと食べ物がメインかも?
日本酒に、南蛮由来のワインやチーズ、生ハムまであります。
キジやイノシシなんてジビエも頂けますよ。
お店の周りには昼間から飲んでる人がたくさん。
ここでゆっくり飲んだら時代を忘れそう…と思ったけれど子連れなのでクレープでガマンガマン。
クレープは米粉入りでもちもち、子ども達の食べたかき氷は大きな氷の塊をガリガリ削る懐かしいかき氷機で作られてました。
子供が楽しめるゲームもあります。
扇の的当てや、古銭を水の中の鉢めがけて落とすゲームなど、どれも懐かしい感じ。
武将コスプレも出来たりします!
三味線の演奏もあって、雰囲気が素敵でした。
会津の誇り、鶴ヶ城。
実は天守閣は明治7年に取り壊され、昭和40年に再建されたもの。
なのでちょっと新しいのが玉に瑕。
でも石垣や堀は当時のままなので、私は鶴ヶ城の天守閣よりその周辺を歩き回るのが大好き。
なかなかいい雰囲気でしょう?
鶴ヶ城へお越しの際は、ぜひ周辺をゆっくり散策してみてください。
そういえば、この記事を書くためにwikiを見ていたら鶴ヶ城についてこんな記述を見つけちゃったんですが。
地元では鶴ヶ城(つるがじょう)と言うが、同名の城が他にあるため、地元以外では会津若松城と呼ばれることが多い。文献では旧称である黒川城(くろかわじょう)、または単に会津城とされることもある。国の史跡としては、若松城跡(わかまつじょうあと)の名称で指定されている。
これホントですか?
地元では鶴ヶ城、としか呼ばれてないのに、こんなに名前があったとは⁉︎
むむむ、鶴ヶ城は鶴ヶ城なので鶴ヶ城と呼んで欲しいけどなぁ…とアイデンティティがぐらぐらしてしまった會津民なのでしたw
會津十楽、春の陣秋の陣と連休に合わせて結構ちょこちょこ開催されております。
鶴ヶ城にお越しの際はこちらのイベント開催日に合わせると更に会津が楽しめると思いますので、ぜひぜひ會津十楽のホームページをご確認ください。
ではでは、今日は会津の楽しいイベントのお話でした。