こんにちはみどりの小野です。
今日は家族のちょっと?な意識の話です。
わたしには息子が2人いるのですが、どうも最近下の息子(5歳)が「女の子」に特別な感情を抱いているようなのです。
女の子という幻想
私がパンツで仕事に行こうとすると、「ママ、女の子はスカート履くんだよ」と言ったり。夕食時にビールを飲んでいると、「ママは女の子なのにどうしてビール飲むの?」と言ったり。
特に男女を意識して育てたつもりはなかったのですが、なぜか女の子はこう!という思い込みがあるらしく色々意見を述べてきます。
一番困ったのがショッピングモールで、リズリサ的なフワフワフリフリパステル花柄ワンピース(超ミニ丈)を指さし、「ママもこういうの着なよ!」と熱弁したとき。
息子の気持ちはたいへん嬉しいのですが、ママは40代森三中黒沢似。
店員さんもさすがにコイツには売りつけられないと思ったのか目をそらしています。
女の子呼ばわりしてもらえるのは大変嬉しいのですが、なぜ買わないのか説明するのもキツイのでそういった押し付けは勘弁して頂きたいものです。
プリキュアの罪と罰?
息子のこうした「女の子」幻想、思い当たるのは日曜朝の「プリキュア」でしょうか。
最近仮面ライダーや、ニンニンジャーよりも「Go!プリンセスプリキュア」が好きなようで釘づけになって見ています。
つよく、やさしく、美しく!の女子世界が母親以外家族は全部男、の息子には新鮮で羨ましかった模様です。
本当はプリキュアグッズもちょっと欲しいようなのですが、そこは男の子。
「ママ、僕は仮面ライダーカレー買うからママはプリキュアの買いなよ!」と
遠まわしに伝えてきます。ごめん、どっちも買わないから。
大きなお友達も、小さなお友達も。男心を翻弄する「GO!プリンセスプリキュア」。なんて罪深いアニメ。
柔道で女性を知った兄
上の息子も、昔は「女の子には優しくしてあげるんだよ!」などと保育所の先生から教え込まれた甘言を信じていました。
しかし、小学生になり柔道を習い始め、女子にバンバン投げられるようになってからは(小学生くらいまでは体格のいい女の子の方が強かったりします)
「女子強え~、女子怖え~」と違った意味でリスペクトしているようです。
素直に「あいつ重くて!」などとありのままを大きな声で言うので(さすがに本人の前では言いませんが)、「女の子だから!Aちゃん女の子だから!」と、なぜか私が傷ついています。
ダンナと米一俵
さてそんな一家の主人はどうかというと、息子たちと同じく男2人の兄弟で母親だけが女性、という家で育ったダンナもやはり、女性についての思い込みに縛られているようです。
具体的には、女性は重いものが持てない、と思っているようで買い物や旅行に行った際には必ず荷物を持ってくれます。また体力がない、と思っているようで忙しいスケジュールが続くと代わりに家事をしてくれます。
どちらも大変有難いです。いつも素直に受け取っています。
だがしかし。
ダンナには内緒ですが、私は昔JAで30Kgの米袋を軽トラに積み込む、という軽作業をしておりました(求人募集に軽作業と書いてあったのです)。
米袋は膝の屈伸で持ち上げ体全体で支えるのです。身長がないので(157cm)荷台の高い大型車は無理ですが軽トラの荷台くらいまでなら持ち上げて積み込めるようになりました。一度人力で1t分くらいハイエースに米の積み込み作業をした事もあり、体力には結構自信があったりします。
…でもダンナの夢を壊したくはないので、JAのバイトではお花の積み込み作業をしていたという話になっています。(ブログはもちろん家族に内緒です)
いつもありがとうあなた。これからもよろしくね。
保育所の先生からの便り
下の息子の連絡ノートに
「ママは毎晩ビール飲むんだけど、先生も飲むの?とか聞かれちゃいました。お体大切にしてくださいね☆」(原文ママ)と書かれていました。
☆が心に刺さった音が聞こえた気がしました。ちなみに先生はいかにもリズリサとか着てそうな20代独身女子です。
これからは息子の幻想のためにも健康と女子力に気を遣い、プリン体糖質OFFのビールをピンクでフリフリのついたプリキュアっぽいコースター(想像もつきませんが楽天ならありそうです)で頂こうと思っています。