特技などない、と思って生きてきたがどうやらマルチタスク(同時にいくつかの仕事をすること)は少し得意らしい。
己が出来ることなど大したことはない、と謙遜しがちな卑屈人間なので他者からスゴイと褒められないと自分の特質に気がつけない。なのでもっと褒めて私を!(唐突なアッピール)
今日「小野さんはマルチタスクですね」と褒めてくれたのは同僚だ。
窓口でお客様と世間話しながらその方の持ってきた書類を入力、その合間に電話で入力事項の確認をしつつ、隣の同僚がお昼の出前注文の電話を入れたことに気が付いたので『日替わりよろ』と書いたメモを渡したこと をマルチタスクだと褒められた。
厳密にいうと唐突に飛んできた私の「日替わりよろ」メモに驚いての発言だったので「マルチタスクですね」の裏には(食い意地はってますね)という言外の意が込められているのかも知れないのだがあーあーあーきごえないー。
物事の裏を読むのはやめよう。
ひっくり返せば、夢の国さえ千葉の埋め立て地だ。返さない方が物事は楽しい。
そんな訳でマルチタスク機能でゲットした本日の日替わり、ミックスフライ弁当をマルチタスク?に色々ちょっとずつかじりながら気が付いた。
私のマルチタスク機能って…もしかしたら単なる貧乏性から身についたゾンビランド・サガなんじゃね?
思えば、楽しみにしていた本を一気読み出来ない子どもだった。
だって!田舎には品ぞろえ豊富な図書館も書店も無いんだもの!
おこづかいは限られているし今みたいにネットでガンガン小説が読める時代じゃない。 面白い本は一日で読んでしまうのがもったいなくて、間にオヤツ休憩を挟んだり、遊びに行ったり、逆にハズレだった本を読んだりと様々な手を使って『おしまい』への道を引き延ばしてきた。
その癖は大きくなっても抜けなくて、つまらない試験勉強の合間に面白い小説という楽しみを挟んだり、とにかくちょこちょこ読書時間を設けることで気分転換を図ったり、飽きないように暮らしてきたのである。
そんな訳で40過ぎても、ちょこちょこが大好きな落ち着かないオトナだ。
掃除の合間にブログを書き、室内バイクで運動しながらゾンビランド・サガを楽しみ、ご飯を作りながらPTAの会計報告を仕上げる。
毎日がマルチタスク、複数ウインドウ開きっぱなし。
しかしそんな生活だと週末にはさすがにくたびれるので、今日はゆったり、寛ぐことだけに集中してワインでも楽しもうかなぁ…と思ったのだがリビングでは息子1が電子ピアノ、その横で息子2が太鼓の達人で「リンダリンダ」を演奏していて…
あのさぁいくら荒野の一軒家だからって、にぎやかすぎやしませんか!?
庭のキジから苦情が来るよ!?
そんな訳で諦めてパソコンを開き、ブログを書き始めた私がいます。
たまにうすらぼんやりしたいんですけど…ゾンビですら働かされる世の中だからなぁ…
そんな訳で今日はゾンビランドサガ面白いよね、という話でしたっけ!?
混沌としたままおわりっ!人生こそがマルチタスク!