おのにち

おのにちはいつかみたにっち

IHと、家では作れない料理

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数年前にガスコンロをIHクッキングヒーターに変えてから、料理が格段と楽になりました。

強火が苦手とか、野菜炒めがパリっとならないとか、色々不評も聞かれるIHですが、そもそも家庭用ガスコンロで中華料理店のようなパリっとした野菜炒めが作れる人が、この世にどれだけいるというのでしょう?

野菜炒めという名前の煮込みをよく拵えていた私、強火なんてとっとと諦めて、もっと早くIHの世界に飛び込むんだった…と後悔しています。

タイマー設定しておけば離れても大丈夫だし、焦げ付きそうになった時は自動で電源がオフに。ガスコンロでは年に一回行っていた、分解清掃も不要。

 

食洗器、IHクッキングヒーター、全自動洗濯機は時短の神やで…と崇めたて祀っております。 毎日ガンガンフル稼働の神様ですが。

煮込み料理をよく作るのでいつか勝間さんが推していた電気調理器も導入したい。
現在は圧力鍋が活躍中。

 

実はまだ普及率が低いらしいIH(2014年は2割)。
実家の母もガスマンセー派、火が見えないほうが消し忘れるから危険、なんて言っていたのですが、よくお鍋を焦がす人なので心配になりお試しで卓上型のIHコンロとティファールのお鍋をプレゼントした所、掃除が楽だとハマっているようです。

 

さて、IHクッキングヒーターを導入してから上手に作れるようになったのが揚げ物全般です。唐揚げ、コロッケ、春巻き、鯵フライ。
特に春巻きなんかはパリっとキレイに揚がるようになりました。
ガスコンロの時の温度測定は乾いた菜箸とか、パン粉頼りでしたから。

IHで170度、180度設定にすると思っていたよりずっと温度が高くてびっくり。
揚げている間も同じ温度が保てますから、焦がすことなくラクチン。

ちょうど食べ盛りが二人いますので、時々1キロほど揚げる羽目になり長時間でも一定の温度には非常に助けられています。

ただ…揚げている人間はそれなりに消耗するので次はそこのところをなんとか自動化できないものか…

そして肉揚げ物炭水化物とちょっとの野菜で構成されている彼らがいつも健康診断で「痩せている」なの納得いかない。どう考えても質量おかしいだろ若いってズルい…

 

しかし!そんなIHでも、どうも上手く行かない料理があります。
それが 天 ぷ ー ら  。

まず、作るのが難しい。
揚げ温度は一定になったけど、お店のような薄くてキレイな衣にならない!
そしてお店の天ぷらは油も美味しい。
ゴマ油を加えればお店の味に…なんて聞いてチャレンジしたけどやっぱり違う!

そして根本的に、食べ方が違う!!!

子どもの頃食べた天ぷらは、大皿に色んな種類がギッシリと乗せられていたものでした。 実際に我が家でそれをやってみると、食べる前に冷め切って不味くなってしまう。 せっかく作るんだから揚げたてを食べてほしい。
でもそうすると専属の料理人が必要なハメに。


それから天ぷらって色んな種類を、ちょっとずつ食べたい。
海老は一つ、青じそ少し、キスも一切れ。

しかし海老もキスも、そんなに少量では売っていないため材料を全部準備するともったいない。 後日別の料理にしてもいいんだけど、生ものは足が早いからとついつい作りすぎて食べきれないことも多々。

ちょっとの量を、上品に、熱々で頂きたい…と思ったら天ぷらはやっぱり家よりお店ですよね。 カウンターの専門店は絶対美味しいけどてんやで中ジョッキの方が好き。  

今日は金曜だし、ビールに天ぷら行きたいなぁ…
なんてIHから話が遠ざかったところで、今日は終わりです。

 

天ぷらの全仕事: 「てんぷら近藤」の技と味

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