おのにち

おのにちはいつかみたにっち

人の世話ばかり焼く人生?

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今朝、ほんっとーにイライラしまして。

今日は中学生の子どもの部活送迎があって、朝8時集合だから10分前には到着するように送り届けた方が良いな、多分道は凍結してるだろうからいつもより早めに出ないと、なんてきっちりプランニングしてたんですね。

もちろん集合時間も、前日夜に本人に確認済み。

 

そしたら7時半に学校から電話が来まして。

『集合30分早まったんですけど…本人には昨日の朝伝えましたが…』

 

もうもうもうホントにだからさぁ!?

しっかりしているように見せかけて実はボンヤリな息子、結構そういうトラブルあります。

 

スリップしない速度で車を飛ばし、待っていたみなさんに平謝りで送り届けて来たんですが。当の本人は悠々と『おはようございます』で…オマエは重役かーっ!

 

もうもうもう、なんで何も咎のない私の胃がキリキリしなくちゃいけないねん、と牛のように鳴きまくりました。

 

まぁ落ち着いて考えてみればあるあるやなーって話なんですが。

 

そもそもウチの息子はいつも落ち着いている所が長所なんですね。
滅多に怒らない、穏やかな性格だと先生からも言われました。

 

ただそれゆえにこういう時も焦らない。

落ち着き過ぎやねんオマエーー!

 

そしてそんな風に落ち着いているが故に、周りからはしっかり者だと思われており、先生も時間変更は前日の朝一回言っておけば大丈夫だと考えたらしいんですが…

 

すいません先生!
返事は良いし真面目に話を聞いているようにも見えますが朝のアイツは八割方寝ています!何一つ信用しないでください!

 

 

まぁ結局のところ言われた予定変更をきちんと記憶するのも、集合時間に合わせて準備するのも、将来のために本人がしっかりやらなくちゃいけない事で。
私がキリキリしなくちゃいけない問題じゃないんですが。

 

どうしても気を揉んじゃうんだよなぁ…

自分の子どもだから、というだけじゃなく、私自身の気質の問題なのかも知れません。

 

 

思えば一番最初に勤めた花屋でも、店長がお客様からの注文をちゃんとメモしたり注文票に記録しないまま忘れがちなのが許せなくてめちゃくちゃ管理してましたっけ…

 

店長の店なんだから損益を被るのも信用を失うのも本人の責任だし、雇われの私がキリキリする事じゃないんですけどね。

 

忘れられたお客様からのお怒りが届いたとき、クレーム対応するのがなぜか私の役割だったもんで…

今思い返してもツラタン!
人の失敗を謝り続ける人生!

 

一番しんどかったのが、息子が結婚して初めての母の日、お嫁さんが送ってくれたお花を届けるのを忘れた、って奴で…

 

届け先のお母さんが、ホントに切々と語ってくれまして。

お嫁さんは、遠い所に住んでいる私のために気持ちを込めて、私が好きなお花を選んで送ってくれたと。

しかもわざわざ1ヶ月前に予約をしたと。

お母さんだって、お花が届いたら直ぐにお礼の連絡をしたかったと。

それなのに、母の日から1週間も経って連絡が無いことに不安になったお嫁さんの『お花どうでしたか?』という電話で事態に気がつく羽目になるとはどういうことなのか?と。

 

お嫁さんが連絡をくれなかったらお互いに気持ちが行き違っていたかも知れない、オタクのお店は嫁姑問題を起こしたかったのか、と!

 

何もかも本当に申し訳なさすぎて…!
最悪の事態すぎて、謝るしかなくて…!

もちろんお花代は全額返金、相応の金券も準備しましたがお金の問題ではない、なぜこういう事が起きたのか、こうした事態を防止するためにはどうしたら良いのか考えろ、さもなくばお前の店は金輪際使わない、と言われまして…

 

 

注文頂いたFAXを綴る台帳も、電話をメモする記録簿も、それを日時に分けて分かりやすく記録しておく日報も、もちろんちゃんと存在するんです。

店長がFAXやメモを記入し忘れるのはいつもの事なので、ちゃんとチェックも入れてたんです。

 

でもまさか、店長が届いたFAXを何枚も、自分のデスクの引き出しに仕舞い込んでいただなんて思いもしなくて…流石に人の机の引き出しなんて開ける訳にもいかず…

 

すいません店長を信頼した私がバカでしたぁ!
対策としては店長をクビにするしかないんですが結果商売をたたむ羽目になりますぅ!

 

つかなんで私がこの正しすぎる説教を聞いてんの?
この話を聞いて心底反省して心を入れ替えなければいけないのは店長でしょうが!
私が改心してどうするよ!店やめんぞゴラァ!

 

…と思ったのですが店長は案外気の良い人だったので見捨てられず結局10年程勤めました。今思い返してもブラックだったと思います。私の胃、思ったより逞しい…

 

 

ホントに時折、人の世話を焼いてばかりの人生に疲れを感じたりもします。
次生まれ変わったら結婚なんてするもんか、とか。

もう誰の世話も焼くもんか、自分のためだけの人生を生きてやる!なんて。

 

でもでもでも。

そう思うのだけど。思いたいのだけれど。

 

多分私だけの人生が訪れたらきっと暇すぎて、結局あっちゃこっちゃ気を揉んで、余計なちょっかい出すんだろうなぁと…。

 

もうもうもうもう!と呻きながら、時折怒り狂いながら、それでも人の世話を焼くのが、その癖自分もたいした出来ちゃいないのが、煩わしい私の生き方なんでしょう。

 

私にとって人生は『一人で生きるにはヒマな時間』なのかも。
それでもその暇が早く訪れないかなぁ、引退したいと思う日も多々あるんですが。

 

疲れたり、やっぱりヒマだ!と張り切ったり。
そうやってアップダウンしていくのも私らしさなのかも知れません。

 

…って、40数年生きて今更ですが私のキャラ設定って色々面倒くさくてしんどい系じゃないですかー!?

次に生まれ変わるときはもっとキャラ変をだな…ぞ、造形もなんとか…ああっやっぱりもう面倒くさいからミカヅキモでいいやーーー!人類なんてやめてやるっ!

  

ミカヅキモ

ミカヅキモ

  • アーティスト:平野 宏太
  • 出版社/メーカー: 平野宏太
  • 発売日: 2017/06/21
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