先週は実の父の葬儀だった。
喪が明けて仕事に復帰すると若手女子から『大丈夫ですか、泣きましたか…?』と労わられた。
そういえば泣く暇無かったわ⁉と改めて身内の葬儀の慌ただしさにグッタリした。
数年前に参列したのは母方の祖父の葬儀だったか。
今思えばあの頃は気楽なモノだった。
あくまでも呼ばれる側として参列していれば良いのだから。
火葬を待つ間に青空を眺め、たなびく煙に故人を想う余裕があった。
ほぼ自分で段取りをする、初めての葬儀はてんやわんや。
どったんばったん大騒ぎ、ウーガオー!(懐かしい)
長男は北海道在住なのでコロナの影響で来れず、北海道の親族も同じ理由で欠席。
私は他所に嫁に行ったが一応長女なので、喪主の母に変わって契約や雑務一般を請け負ったのだが…
まぁ一杯あるわなぁ(泣)
まずは猫が3匹いる実家の掃除(毎日掃除しても朝には猫毛が!可愛いが喪服にはツラタン!)、葬儀屋との打ち合わせ(決める事多すぎ!)、宗派に合わせた坊さんのセレクト、お礼の相場調べ、火葬場の予約にお花や祭壇飾りの手配、お客様のお茶やお菓子や、枕元におく団子を茹でたり…
10個の団子を一山にしてキレイに飾る方法とか初めて知ったわ!
祭壇ルール多すぎだろう?しかも地方や宗派によってまた違うんだろうな。
細分化しすぎでは?
コロナ対策で少人数、会食無しの葬儀でしたがそれでも細々とやることが多すぎてタヒました。
正直読経の最中は持ち帰り用の仕出しの数で頭が一杯でしたわ…
その後も葬祭費や遺族年金、保険の受取や口座の解約その他諸々を未だボーっとしている母に変わって終わらせました。身内の忌引きとは亡くなった人を悼む期間ではなく事務手続きのためにあるんやな。
危うく私が灰になりそうでした…。
それでも父に手を合わせる子ども達の横顔に、祖父の死を純粋に悼んでいた頃の自分を思い出したりして。
父はすい臓がんで徐々に衰えていったので、心の準備をする期間があった、というのも悲しみに押しつぶされずに済んだ理由なのかも知れません。
納骨はコロナが落ち着いてからみんなで、という訳で父の遺骨は未だ実家にあります。
いつかみんなでお墓に行く頃には、昔の記憶を思い起こして素直に泣けるといいなぁ。
ただ父の兄弟もかなりの高齢なんで…結局そこらへんの介助で手いっぱいになる予感がひしひしと!
結局長女は一生おねえちゃん気質なのだなぁ、というお話でした…
正直疲れた!GWはだらだらゲームするっ!
これ買っちゃいました…ウフフw