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バクラヴァに負けた日

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コロナ禍が続く折、最近のTVではお取り寄せグルメがよく紹介されている。

そのなかでトルコのお菓子『バクラヴァ』が通販で楽しめる!なんてニュースを見て、これだ!と衝動的に楽天でポチッてしまった。

バクラヴァの名前を初めて知ったのは高橋由佳利さんのコミックエッセイ「トルコで私も考えた」である。
高橋さんの柔らかい絵柄、ほどよく力の抜けたタッチでトルコでの日々の暮らしがにぎやかに描かれている。

もともとトルコの色鮮やかなタイルや建造物が好きで、一度は訪れてみたい場所だったの
でまんまとハマった。
トルコの景色、人柄。なにより食べ物がどれも美味しそう!


なかでも一番気になった食べ物が、バクラヴァだ。糖蜜がたっぷり絡んだ、ナッツぎっしりのパイ。そして、マンガで謳われていた強烈な甘みも気になる。


海外旅行どころではないコロナ禍の今、おうちで食べられる海外スイーツは貴重だし、なにより旅気分が味わえてとても楽しい。

送料無料にするためにバクラヴァの詰め合わせを家用と実家用の2箱、それからマームールという中にデーツ(なつめやし)の入ったベイクドケーキ(形は饅頭)も購入した。


数日後、無事届いた商品は割れないようにきちんとプチプチに包んであって、箱の模様もアラビア調でとても可愛らしい。

マームールはスパイス香る、素朴な焼き菓子。訳アリ品(クルミが混入?)だったので奥歯を心配したがガリガリいうこともなく、箱もオシャレで楽しいお菓子だった。

 

そして憧れのバクラヴァ。
思ったより小さくて可愛らしい…が、ガツンと甘いので満足感がある。
何種類かあり、甘さ控えめのものと、がっつり甘いのが混じっている。
レビューでは現地のものより甘さ控えめ、とあったがそれでも冷蔵庫に入れたら箱から取り出せなくなるくらい、糖蜜がしっかりかかっていた。
カシューナッツが乗ったものは鳥の巣のように繊細でふわふわ、ピスタチオのものはサクサクで美味しい。
4種類のバクラヴァが4~5個入っているので、ちょうど4人家族で分けやすいサイズだ。
大人は濃い目のコーヒー、子どもはカフェオレを入れて、異国の味をみんなで楽しんだ。
一度に食べてしまうのが勿体なかったので2つだけ頂き、あとは明日のお楽しみとした。

 

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バクラヴァ、とっても美味しかったし楽しかったのです。
家族でトルコや中東の別の国々に思いを馳せて、読めないアラビア文字に盛り上がった
り。
しかし、翌朝。


私の肌に数年ぶりくらいの吹き出物が数個!デカい、痛い!
コロナ渦で外食を控え、さらにダイエット中だったため、粗食生活を続けていた私の体には、ほんの小さなバクラヴァが大ダメージだった模様。
痛いのはイヤなので、残りは全部家人に譲りました…
そういえば高橋さんのマンガにも、トルコ料理が美味しい&高カロリーすぎて太った話が載ってましたっけ。

 

異国の風を感じるのもなかなか(胃腸が)大変です、が。

いつかちゃんと本場の地で、太っても肌が荒れても良い覚悟で(でもチョコラBBと胃腸薬
は持参して)、再度チャレンジしたい所存であります!