おのにち

おのにちはいつかみたにっち

Chat GTP君に小説の相談をしたけれどあんまり上手く行かなかった話

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みなさんご存知の通り、 ChatGTPという無料でイラストを描いてくれたり相談に乗ってくれる、現代を象徴するようなアプリがある(有料版もあります)。

私は主に趣味のプログラミングで詰まった時用に活用していたのだが、最近は好きなカップリングの夢小説をChatGTP君に描いてもらっています!みたいな呟きを見てそんな使い方も出来るのね!?と驚愕していた。

 

んで、たまたま小説をどうしても書かなくてはいけない場面があり。

いや、強制ではなくてノリノリで参加表明したのにどうしてもテーマに沿った物語がいまいち思いつかなくて…

〆切は6月末なのに、気がつけばもう下旬!

ええ!頼ったさ!ズルしたさ!

なんでこんなに罪悪感があるんだろうね!?使ってしまったさChatGTP君をよーー!

でもね。表題通り、なんだか上手く行かなくて…最終的には結局自分で書きました。

どちらが面白いかってのは評価する人の好みによって違うと思うのだろうけど、自己満足と言う点においてはやっぱり全部自分で書く方が良かったです、私にとっては。

以下、私とGTP君の会話の模様です。

 

5000字以内の短編小説を書きたい。

テーマは薬で、飲むと幽霊が見えるようになる薬の話。

主人公は女性で、幽霊が見える夫に寄り添いたくて超常現象薬を飲んだけれど夫にはおどろおどろしい幽霊に見えるものが女性には動く巨大なLEGOブロックに見える話。

これが私からの問いかけでこの後はGTP君が書いてくれた小説です。

 

面白くて独創的なテーマですね!

以下に、5000字以内に収まるよう構成した短編小説のドラフトをご提案します。タイトルも含めてどうぞご覧ください。

 

タイトル:見え方のちがう世界

 

「飲んだの?」

 


彼の問いに、私は小さくうなずいた。カプセルは無味だったけど、喉を通る瞬間だけ、ぬるっとした感覚がした。たぶん、成分のせいだろう。

 


「……何か見える?」

 


「まだ、何も」

 


彼は黙ってうなずくと、少しだけ離れた位置に視線を移した。その先には、私には何も見えない空間がぽっかりと開いている。

 


「そこにいるの?」

 


「うん。女の子の霊だ。ずっと泣いてる。さっきから俺を見てる」

 


私が見ていたのは、夫の横顔だった。幽霊なんて、彼に会うまで信じたこともなかった。だけど彼は、小さい頃から見えていたという。そして今でも、日常的に“彼ら”に囲まれて暮らしている。

 


私は、彼の孤独に寄り添いたかった。

 


そのために、ネットの奥深くにあった“個人調合薬”を頼んだのだ。あやしい輸入薬品のようなパッケージ。だが、レビューには「見えた」「世界が変わった」のオンパレードだった。

 


そして、今。私も、その世界に入る。

 

 

 

 

 

 

最初に見えたのは、風呂場だった。

 


シャワーを浴びようとドアを開けたとき、壁に――いや、壁から突き出すように――赤・青・黄色のブロックの塊があった。巨大なLEGOのような塊。それが、ぬるぬると形を変えて、浴槽の縁に腰かけるように“座って”いた。

 


「……なに、これ」

 


ぶつぶつと何か言っている。音が聞こえないのに、口だけが動いていた。私が一歩踏み出すと、そいつはぐるりと顔を向けた。顔と言っても、赤い角柱が三つ縦に並んでいるだけ。

 


恐怖というより、妙な違和感。

 


「あなた、これ……見えてたの?」

 


リビングに戻って夫に訊くと、彼はひどく驚いた顔をした。

 


「風呂場の、あれが見えたの? ――君にも?」

 


「うん。なんか、LEGOみたいな塊だったけど」

 


彼の顔が強張った。

 


「LEGO? いや、あれは……風呂で溺死した男の霊だ。全身紫色で、膨れあがってて、顔は……潰れてる」

 


私は思わず口元を手で押さえた。

 


「うそでしょ……全然違う。私には、カラフルでブロックみたいな……」

 


彼は黙った。口を開きかけて、やめて、また閉じる。

 


やっと出てきたのは、ぎこちない笑いだった。

 


「それ……君にとっての“霊の見え方”なんだろうな。LEGOで済んでるなら、マシかもな。俺が見てる世界よりは」

 


でも、私はそのとき思ったのだ。本当に“見えている”のだろうか?

 

 

 

 

 

 

次の日から、家の中は「LEGOの世界」になった。

 


廊下の端に、四角い足音を立てて歩くブロック。寝室の天井にぴたりと貼りつく黄色いパーツ。キッチンの引き出しの中から、赤いブロックの手だけがにゅっと伸びてくる。

 


けれど、誰も襲ってこない。怖がらせてもこない。

 


彼に言わせれば「怨念の塊」や「自殺した女」らしい。だけど私には、色と形の組み合わせでしかなかった。

 


「……もしかして、薬がちゃんと効いてないんじゃないかな」

 


私が言うと、彼は首を振った。

 


「いや、逆だ。たぶん、君には“怖く見えない”ように脳が変換してるんだ」

 


「変換?」

 


「たとえば、子どもに怖いニュース映像を見せないように、テレビでモザイクかけるだろ? あれと同じ。脳が勝手に“君に優しい形”にしてるんだよ」

 


私は黙った。

 


彼が見ている“世界”と、私の見ているそれは、根本的に違うのかもしれない。私は、彼の隣に立つために薬を飲んだ。でも――

 


もしかして、見ようとしてるものすら違うのでは?

 

 

 

 

 

 

ある夜、私は一体の“LEGO霊”を追いかけていた。カクカクと奇妙な動きで階段を上っていく、緑と黒のパーツの塊。なぜか、それが気になって仕方なかった。

 


2階の空き部屋にたどり着くと、そいつはぴたりと止まった。

 


ドアが半開きになったとき、私は一瞬、視界の片隅に“人間の顔”のようなものを見た。黒い水で濡れた髪、血の気のない頬、じっと私を見ている目。

 


その瞬間、カラフルなLEGOの塊が崩れた。

 


私の頭がぐらりと揺れる。視界が二重になる。

 


「――見たね」

 


誰かが言った。

 


私は膝をついて、そのまま気を失った。

 

 

 

 

 

 

目を覚ますと、夫が私のそばにいた。部屋は明るく、朝になっていた。

 


「だいじょうぶか?」

 


私はうなずこうとして、ふと、彼の肩越しを見た。

 


そこに、LEGOではない、“何か”がいた。おぞましく、ねばついた灰色の影。口がなく、ただこちらを見ている。

 


「……あれ」

 


「見える?」

 


私はうなずいた。

 


「もう、LEGOには見えないのか」

 


「うん。でも……怖くない」

 


それは、奇妙なことだった。見えるようになったのに、私はもう怖れなかった。むしろ、そこにいることが自然に思えた。

 


夫が私を抱きしめた。久しぶりだった。彼の声が震えていた。

 


「君に、誰にもわかってもらえなかった。ずっと、俺一人だと思ってた」

 


「今は違うよ」

 


「うん。ありがとう」

 


それから、私たちは一緒に、“見えない人々”のいる世界で暮らすことにした。おどろおどろしいものたちと、カラフルなブロックの名残の間を歩きながら。

 


時折、彼が言う。

 


「君に最初に見えていたもの、あれは君の心が優しさで変えた“本当の姿”だったのかもな」

 


私は笑って、こう答える。

 


「だったらきっと、私の心の中はレゴでできてるのよ」

 

…うーんと、こちらがGTP君が書いてくれた小説です。そこそこ、よく出来てるよね。でもレゴで出来てる心の中ってなんだよGTP⁉︎

いや、そもそもLEGOが悪かった。なんでLEGO設定にした私?

なんか違うよなーと思ってこのアイデアを元に自分で書き下ろしたのがリンク先のお話です。こっちもこっちで正直よくあるオチかも…

「短編小説の集い2025」見えざるものへの処方箋 - 小説をちゃんと書こう

 

どこまで匂わせたら分かってもらえるかな?ってラインが小説は難しいよね。

ただ、これはあくまでも初期アイデアなのでこれを元にここが違うとかもっと詳しいプロットを詰め込んでいけばもっとリアルな小説を書いてくれる気はします。何よりめちゃくそ早いし、GTP君。

でもそこまで明確にアウトプット出来るんだったら、結局自分で書いた方が早いかなーって気もしますが。

きっと、AIに向いている小説のジャンルなんてのもあるような気がします。GTP君にAIの切なさを書かせる小説とかエモいかなーなんて思ったりもしますが…ううん、どうなんだろうねー!?

最近は明らかにAIに書かせたような小説ばっかり載ってるサイトもあるし、こうやってく内に熟練度が上がって最後には人間が書いたかAIが書いたか、分からないくらいになる時代が来るのかも知れないけど(もう来てる!?)?

当たり前だけど、趣味で自分で書く小説は自分で書いた方が楽しいよな、って思いました。

今日は以上です!