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同窓会でブログを語るな

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同窓会でブログを語る

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   こんにちはみどりの小野です。
 先日中学校の同窓会に行きました。
皆が充実した近況報告(海外旅行に行った、新しい資格を取った)を語るなか日々代わり映えの無い生活(マイライフがルーチンルーチン!盗用ですすいません)を送っている私には話すことがありません。
 
 ちなみにマイライフがルーチンルーチンがこちら。私はこの名言と楽しい記事を今年のはてなサイコロ大賞(作るべき!)に推薦します。

yamayoshi.hatenablog.com

 
 仕方がないので、最近はまっている事としてブログについて話した。最近ブログを始めましたがネタが無くて困ってます、面白い話があったら聞かせてください、みたいなたわいもない話。
 すると思いがけない反応が返ってきた。
「修学旅行で穴に落ちた話は?」「学校に回覧板持ってきた話書けよ!」
 いや、私は皆さんの面白話を募集しています。
それみんな過去の私の失敗談やん!
 
 先日ブログについて書かれた記事を読んだ。
その中に読者はあなたの日常話には興味がない、と書かれていた。ふむふむ、たしかに私の日常にはドラマもサスペンスもない。これ以上つまらない日常ネタでお茶を濁すのは止めて、世のため人のためになる記事を書こう、そう決意した矢先だったのに。
 なぜ本人も忘れかけていた黒歴史をほじくり返すかな、これだから同級生って奴は!
 

恥の多い人生を送ってきました

 
 可愛らしくいうと天然、ありのままでいうと生まれた時から痴呆気味の私。うっかりミスが絶えない。仕事の時だけは気を引き締めているがその分日常はガバガバである。
 だから1ヶ月も前の記事を更新したばかりと勘違いしブクマコメントを送るのも、ツイッターでテレサ・テンを振られて「女は海~」と返して「それジュディや!」と迅速なリプライで突っ込まれひぃー、となるのもすべて本気。
 ボケてはいない。いやボケてるけど、狙ってはいない。
 
 大人になった今はこうした失敗も宴会の鉄板ネタ(もしくはブログのネタ)が一つ増えたな、ぐらいで流せるようになった。しかし小中学生ぐらいの多感な時期は結構真剣に悩んでいた。昔は読書好きな大人しい子供だったので、おかしな言動をして皆に笑われたり注目を浴びることが耐えられなかったのだ。
 あのころは『あなたが思うほど人は他人に興味がありません、だからあなたの些細な失敗などみんなすぐに忘れます』よく聞くそんな言葉を心の支えに生きていた。
 
 あれから20数年。あの言葉は嘘だった。どうして皆他人の失敗話を当人より詳細に(しかも少し盛られて事実より面白おかしく)覚えているのですか!
 致し方ないので今日もいつもの過去の失態を紹介する自虐プレイ記事でお茶を濁す。
 

穴に落ちた修学旅行

 

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 中学の修学旅行は生まれて初めて新幹線に乗って京都に行った。
 駅前で、あれが京都タワーか!初めて聞くけど、なんて田舎者らしくふわんふわん上ばかり見て歩いていたら穴に落ちた。
 ちょうど歩道で地下の水道管工事か何かをしていて、柵をずらして作業員が外に出たところだった。見ていた友人の話では上を見て歩いている私が吸い込まれるように中に入っていきコントのようにきれいに落ちたらしい。幸い穴は浅かったのでケガはしなかったが泥んこハリーになった。
 あの時大丈夫!と本気で心配してくれたのは親友だけで、教師さえ腹を抱えて笑っていた。友情の大切さを知った出来事だった。
 体は軽いアザくらいで済んだが制服がどろどろになったので急いで宿でクリーニングを頼み、初日は私だけ学校指定の緑ジャージで歩く羽目になった。
 田舎の、くそださいみどジャー。しかも個人情報という概念のない時代だったのでゼッケンにフルネーム入り。どこへ行ってもなぜあなただけジャージなのかを聞かれた。バスガイドには名前を覚えられ突っ込まれまくった。1日めの京都については他に何も覚えていない。今考えたら宿で休んでいれば良かった。昔の私はメンタルが強いのか弱いのか、よくわからない。
 
 それから夜はみんなでお風呂に入ったのも良い思い出だ。年頃だったので胸や股間をタオルで隠して入った。
前ばかり気にしていたら後ろにまわった親友が爆笑した。どうやらお尻があざで青くなっていたらしい。
「尻が青い…赤ん坊か!」友情のはかなさを知った出来事だった。
 

回覧板で反省文

 

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 学校に回覧板を持ってきて怒られたこともある。朝出がけに母に回覧板を頼まれたのだが外へ出た途端友達に会い話に夢中になり右手に回覧板を持っていたことを忘れたまま学校へ行ってしまったのだ。
 回覧板はカバンに仕舞い、帰りに置いて来ればいいや、と思っていた。しかしそんな日に限って抜き打ちの持ち物検査が。年に一度くらいしかないのに。こうした空気読む力にかけては私は天才だと皆に言われる。何故受けるタイミングは読めるのに宝くじは当たらないのだろうか。
 
 とにかく宝くじは当たらないが前列窓際の席の私は真っ先にカバンを開けられた。白日に晒される回覧板。どよめく教室の空気。
 「せんせー回覧板は学校に必要ありませ~ん!」
 突っ込まれる私。騒然とする教室。実は要領のいい不良はこの隙にやばいブツを隠していたらしい。大人になった今感謝された。役に立って良かった…とは今も思えない。ふざけんな。
 
 結局私はライター(ライターで火をつけるものは上手く隠したらしい)、エロ本を持ってきた男子生徒2名と共に放課後居残り反省文の刑に処された。
 ライター、エロ本、回覧板。
 
 反省文ではとりあえず回覧板の届け先、隣の渡辺さんに謝罪した。
 回覧板遅くなってすいませんでした渡辺さん。今考えると反省文を書かせる暇があったら渡辺さんのためにも私を早く帰せや!と思う。
 

エロには負けるのです

 このように厳しく同級生に突っ込まれながらも私は少しだけほくそえんでいた。

 あらあらみんな私に興味たっぷり。リアルには内緒のブログだけど、みんなのブクマを貰ってホッテントリになれるなら、魂を売っても良くってよ…!

 しかし私の天下はほんの一時だった。

 私の後のエロ本野郎がこう言った。

「そういえば俺もAVを一日一本紹介するブログで5万くらい稼いでる」

 そのあとはエロ本の天下だった。どういう広告を貼るのか?サイトはどこか?ブログ名は?くやしいけれど私はメモった。ものすごく参考になった。ありがとうエロ本。

 エロ本のブログ名はここには書かない。なぜだかこじゃれたフランス語だった。私だったらストレートに一日一本、もしくは一日一抜にすると思う。

 しかしながらそういうセンスだから私のブログは流行らないのだということはエロ本のブログ運営術を聞いて大変よくわかった。

 エロ本から学ぶブログ術。やはり自分の詳しいこと、好きなことをブログにしている人は強いのであった。

 そういえばはてなブログは大変良心的で、無料でも何個かブログを開設する事が出来るらしい。

  ふーむ。 エロで月5万円…。

 もし私がもう一つのブログを始めても、どうかそっとしておいて欲しい。