おのにち

おのにちはいつかみたにっち

人が恋に落ちる瞬間を見た-売野機子『ルポルタージュ』

お久しぶりです、おのにちです。
来週締め切りの仕事が忙しくて、正直日々うわの空の昨今。

でもあんまりブログを休むと、書きかたを忘れそう…ってことで、今回は大好きだけどまだ感想が定まっていないマンガに感じたことをツラツラと。

まだ一巻しか出ていないけれど、なんかすごいぞ、これは『今』だぞ、リアルだぞ…って思わせてくれるマンガが、売野機子さんの『ルポルタージュ』であります。

 

ルポルタージュ (1) (バーズコミックス)

ルポルタージュ (1) (バーズコミックス)

 

 

簡単あらすじ

 

物語の舞台は近未来の日本。
テロが増え、治安は悪くなりつつある。
自由恋愛は既に終わりを告げ、誰もが『恋愛』にこだわらなくなった、そんな時代。

結婚はWEBで手軽にマッチング。
恋なんてしなくてもいい。恋愛を『飛ばして結婚』、という新しい価値観の訪れ。
恋愛へのプレッシャーは消え、少子化の歯止めも掛かる、恋愛が苦手な世代にも生きやすい時代がやってきた…、と、飛ばし婚推奨派、主人公の理茗はそう思っている。

なのに新世代『非恋愛コミュ』へのテロは起きた。
恋愛から疎外されていると感じる若者のための、恋愛を飛ばして価値観の合う相手を探すためのシェアハウスを襲った、無差別テロ事件。

犯人はなぜ彼らを襲ったのか?そして命を落とした被害者たちに、家族や友人は何を思うのか?

事件を調べる記者、絵野沢理茗は、ルポルタージュを書くうちに取材対象との恋に落ちた先輩、聖のことが気になってたまらない。


恋を知らない理茗が願うのは、価値観の合う相手と長く続く幸せな家庭を築くこと。
恋なんてめんどくさい、それが今時の価値観。
でも憧れの先輩、聖が恋に落ちる瞬間を見た理茗の心は揺れる。


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お互いのことをよく知らないのに、なぜ人を好きだなんて言えるのだろう?
恋なんて、億劫じゃないの?

理茗にはまだ、恋が分からない。
それが必要なのか、不要なのかさえ。

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 恋とは目線に宿るもの

 

 物語はまだ序盤、ストーリーはまだまだこれから…なのにこの作品に惹きつけられてしまうのは、恋に落ちるヒロイン聖、それから相手役、葉の目線にあります。

少し重たい瞼で、可愛らしい語り手、理茗に比べれば地味にも見える聖の造形。
でもそんな聖が、葉にはどうしようもなく輝いて見える、目が離せなくなる。
聖にとっての葉も同じ。彼の髪に触れてみたい、手を伸ばしたい。

マンガから恋の始まりの気配が伝わってきてドキドキします。


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その一方で、理茗の願う『合理的な結婚』も現代らしさなんじゃないか、と思ったり。2033年の近未来を描くこの漫画は、正に今の私達、今の時代の行く先を描いているのです。

恋愛が苦手で、独身男女の恋愛未経験者が70%という近未来。恋愛を飛ばして条件の合う相手と結婚することで、穏やかな関係が築ける、少子化問題も解決する。

昔ながらの見合い結婚、みたいな感じでしょうか?
確かに見合いが当たり前の時代は、ほとんどの人が結婚していたので、少子化対策としては有効な気はしますが…。

 

でもそんな安定志向をぶち壊すような聖と葉の目線がスゴイ。
これから二人はどうなっていくのか?
理茗は『恋』をどう思うようになるのか?
そして犯人の思惑は?

今一番続きが気になるマンガです。
なお、コミックスの続きは掲載誌コミックバーズで!
kindle読み放題対象なので、かなりお得だと思っております…。

 

コミックバーズ 2017年08月号 [雑誌] (バーズコミックス)

コミックバーズ 2017年08月号 [雑誌] (バーズコミックス)

  • 作者: 青野春秋,船戸明里,天乃咲哉,草野紅壱,冬目景,榎本ナリコ,天堂きりん,斎藤岬,水谷フーカ,杉崎ゆきる,いけだたかし,雪子,売野機子,杉作,美川べるの,久住昌之,魚乃目三太,逢坂八代,つばな,くるねこ大和,月子,森博嗣,スズキユカ,石川チカ,木々,Rootport,三ツ矢彰
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2017/07/10
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る
 

  

ルポルタージュ (1) (バーズコミックス)

ルポルタージュ (1) (バーズコミックス)

 

 

方言とマイノリティー

方言をいじる事はイジメでは無いのか、とelveさんが記事で問いかけていた。
いろいろ考えさせられたので、今日は方言とマイノリティーについて、私なりに考えたことを書いてみたいと思う。

elve.hateblo.jp

 

絶滅する方言


elveさんは自分が嫌な思いをした経験として、北海道訛りがいじられる話を書いていた。

No.1291 方言のこと - ダメシ添加大戦


elveさんの場合いじるのは同居人だけど、同じように東京の大学や職場で訛りをいじられるのが不快で標準語に直した、と言う人は多いと思う。

私の場合は逆で、会津の田舎に引っ越したら訛っていない、という理由で苛められた。
ただあの頃のイジメも、イジメと捉えているのは私だけで、周りはただいじっているだけ、という認識だったのかも知れない。

でも大多数から『お前は違う、お前はおかしい』と言われるのはやっぱりキツイ。
東京に行った地方出身者が次第に方言を忘れるのは、違う言葉で話すと浮く、恥ずかしい…と言った思いがあるからなのかも知れない。
そしてそれは周りからの『イジリ』が多分に影響しているんだろうな、と。

実は最近の会津の子どもはあまり訛っていない。
他の地方の子もそうなんじゃないか、と思う。
核家族化が進み方言で話す年寄りと接する機会が減り、TVやYouTubeから影響を受けて話す子ども達は会津弁を理解できない。
学校の授業も標準語だし、職場でも公の場は標準語、という認識を持つ人が増えてきた。

多分会津弁も、他の地方の方言も、そのうち死滅してしまう言葉なんじゃないか、と私は危機感を抱いている。

みんなが標準語になれば、訛りをいじる、いじられるなんて不快な事はなくなる。
でも本当にそれでいいのか。世界は画一化しないとダメなのか?

 

『私』はどこに属しているの?


初めて会ったとき、カンドーさんは私を少し訛っていると言った。
しかし実は私は中学から会津在住なので、生まれも育ちも会津の友人からは発音が少し違う、あなたは会津弁ネイティブではない、と言われている。

はてさて、私はどこに属したらいいのか。
東京とも、会津ともちょっと違うのかもしれない私の発音。
東京で育ち、北海道に移り住んだ時も言葉が違うと言われた。
どこででも、少し違う私。

でも、誰だってマイノリティになる可能性はあると思うのだ。
生まれた町に住み、生まれた町で死ねる人は今や希少だ。

たとえ標準語でも、バリバリの地方に行けばおかしいと言われることもある。
世界が変われば、私やあなたの『当たり前』は『おかしい』になる。
でもそれは本当に『オカシイ』の?
周囲が世界の多様性を知らないだけの話じゃないの?

そもそも違う事はダメなのか?
「違う」「オカシイ」って言葉は世界が均一であるように、矯正されてるみたいで少し気持ち悪い。

小学校では持ち物や服装が他の子と違うとイジメに繋がりやすいから気を付けろ、とよく言われる。周りと違うモノをあげつらいたくなる、排除したくなるのは人間の本能なのかも知れない。

でも小学生ならともかく、排除されて大人になった、人と違うことの痛みを知る私たちがいつまでも『自分と違う誰か』をあげつらうのはそれこそオカシイと思う。

修正できる言葉ならまだいい、その人の生き方や暮らし方にまで違う違うあなたは違う、とダメだしせずには居られない人には目を伏せたくなる。

清潔で、真面目で、身の程にあった、きちんとした暮らし方が正しいとは私も思う。
でも今日は忙しいからブロッコリー丸ごと一本ドーンよ!みたいなレミりたい日も時にはあるじゃん。丸ごと茹でるほうが大変なのは分かってるけど、あくまで例えとして。

ダメダメダメ、こんなんダメ―!ってきっちりきっぱり正しさだけで区切ってしまうと自分の逃げ道も失ってしまう気がする。
誰かに迷惑を掛けたり、間違ったやり方を布教しようとしてる人を諫めるのは必要だと思う。
でも私はこんな暮らし方をしています、と書くだけでも周りが寄ってきて『正しさ』を布教していくのはなんか違う。

世界ってこんなに一本道だった?
自分の正しさを押しつける人は、昔ながらのRPGをやっているのかも知れない。
誰もが敵を倒さなくてもいいじゃん。
世界の終りまで、道草を食う放浪者でいるのもゲームの楽しみ方だよね。

だから私はハルオサンが広告を貼らないのもそういう生き方なんだ、と思います。
そりゃあれだけのPVがあるブログ、貼ればウッハウッハでしょうけど。
ここでは稼がない、っていう選択肢を選ぶのは自由だよね。

だいだい自分だけのこだわりやプライドが無ければ、毎回こんなにクソ長い文章書き綴ってらんないっすわ。

 

カンドーさんに思うこと

さて、そんな訳で。
私は方言や生活、人の個性も含めて『違う』ってあげつらうことはあんまり好きじゃありません。

でもカンドーさんはなんか違うんだよな。
それは友達補正だけじゃなくて、彼女は私を通じて会津弁に興味を持ってくれて、色々調べてわざわざ書いてくれてるじゃない?
まぁ、ニワカだけどさ。色々間違ってるけどさ。
明日会津に来てください、本当の会津弁をお見せしますよ、だけどさ。

たとえイジリでも、阻害するんではなく興味を持って一歩踏み込んでくれる人は無下にできないよ。

あと、elveさんもカンドーさんも主語が間違ってるから。
オマエラ目の付け所おかしいだろ?

会津弁であえがされることが問題じゃない、会津弁であえがされることが問題だろうが!方言イジリの前に、セクハラを問題にしろよ!

大体なんで私はカンドーのドリームエロ小説にレギュラー出演しているのだ。
斧は二次元キャラか。同人誌かよ。三日目の東館でやれよ!

それからはてなの奴らは私に言及しすぎなんだよ。そんなに使い勝手が良いのか。
いい加減使用料取るぞ。オマエラいつか会ったときに、ビール一杯奢ってよね!(カンドーは三杯な)

そんな訳で、私たちはみんなどこかヘン。
だから違うことをいちいちあげつらうのは失礼。

でも気になることを見て見ぬフリをする、突っ込まないのも失礼な時もあるのでは?と思うから人間関係って難しいよね。


とりあえず私はelveさんが初めてのスカイプで下着姿だったことを一生忘れないし、定期的に突っ込むと思うわ…いや、お尻可愛いからいいんだけど。
この場合の可愛いはelveさんにとって侮辱?許せるライン?
判定求む!

 

 

歌合戦、参戦します!

この記事を読んで、『会津弁ひまわりの約束』に呼ばれた気がしたのでノリで歌ってみました(いいかげんこのノリの良さをなんとかしたい40歳)。

 

www.kandosaori.com

 

カラオケボックス行くの面倒だったので、自宅パソコンに入ってたボイスレコーダーアプリにアカペラで録音、サウンドクラウドにはじめてアップしました。
これで多分聞けるはず。あっ、素人のカラオケだからごにょごにょごにょごにょ言うの禁止な!音痴!?うっせえばーかばーかばーか!(言われる前に言い返しておくスタンス)

では、チルド先生の参戦お待ちしてます!
もちろん他の方も大歓迎です!みんなでひまわり女子になりましょう♪

 

soundcloud.com

 

歌詞:

どうして君が泣くのまだ僕も泣いていないのに

(著作権上一部省略)

ガラクタだったはずの今日が二人なら宝物になる

ソバの花くさいよ!?

きみのためにニシン炊くよ 魚は貴重

イカ人参作るときは笑っていてほしくて

姫さゆりのような真っすぐなその優しさも花粉落ちない…

守ってあげたい君のことだから

こづゆある幸せに気づいたから

 

一番心を込めた部分は「ソバの花くさいよ!?」です。会津のリアル…。

『誰にでも分け隔てなく』は難しい

チルド某氏がひまわりのような女の子なんて存在しないよ、といじけてらっしゃった。

 

cild.hatenablog.com

 

ただブコメにもあったように、ひまわりは全方向ではなく光がさす方へ、その顔を向けて咲く花である。
だからひまわりのような女の子は、その優しさや温もりを自分の大切な、太陽のような人にだけ向けるのではないだろうか?

もし本当にチルドさんの周りにはドクダミのような女の子しかいないと言うのなら、それってつまり彼が日陰…

 

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さっ、話題を変えよう(ひまわりのような優しさ)。

よく人によって態度を変える奴は最悪だ、なんて言う人がいる。
例えばそれが誰もが同じサービスを受けられるはずの場所なら、その通りだと私も思う。

公共の場所なら、1週間風呂に入っていない人でも、きれいでいい匂いのする人でも、同じ料金を支払えば同じサービスを受けられるのが当たり前の権利である。
だけどそれはあくまでも「公」の話。
「私」はどうなのか?

私の職場には、稀にお風呂に一週間入っていないような方がいらっしゃる。

冬はさほど気にならないのだが、夏場はさすがに近づいてくる気配でわかる位臭う。
でも仕事なので、臭いは顔に出せない、出さない。

目がチカチカしたり、鼻がしばらく効かなくなるような時もあるがもう慣れた。
ただこれはあくまでも「仕事だから出来ること」だ。
(なお、麻痺鼻にはハッカ油を染み込ませたハンカチが効く)

 

北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー

北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー

 

 


だから、そういう方に「ここはみんな優しいなー!バスで俺が隣に座った若い姉ちゃんなんて露骨に臭い顔して降りてったぞ!全く、今時の若いモンは…」なんて言われるとさすがにモヤッとする。

他人の臭いを顔に出さないのは、道徳の時間に習う基本的なマナーではある。
でも毎日お風呂に入ったり、自分の臭いを気にするのも同じく道徳で習う基本的なマナーのはず。

お風呂に入らない、というのは病と結びついている場合が多いので、必ず入れ!入らない奴はクソ、なんて言えない。

でも自分が他人に臭いと思われていることが分かるなら(多分本当に自分が激臭である、ってことはマヒしちゃって気がつかないんだろうけど)避けられても仕方ないと思って欲しいなぁ…とは思った。

 

それから男友達と女友達の扱いも難しい。
若い頃の話になるけれど、友達だから…と男性に女友達と同じレベルで親切にしていると告白されてしまい、断ったら縁が切れるパターンが多かった。

ずっと友達で居たい人には女友達とは違う、一線を引いた付き合い方をしないといけないのだなぁ、と悟った若かりし日。

誰にでも、分け隔てなく優しく…はプライベートでは難しいんじゃないのかなぁ、と思いましたとさ。

なお、誰にでもひまわりのような優しさの女の子、私はエホ◯か創◯学会には居るんじゃないのかな、と思います。
なのでチルド氏の体験レビュー、待ってます♡(はてなブログにひまわりなど咲かぬ)

 

ではでは、今日は取り急ぎこんな感じでー。

最近Twitterやマストドンで冷たい、と言われてるようですが7月は本気で仕事忙しいのですいませんー!8月になったら遊んでください。
なおこれはツンではないのですよ…だからデレもねぇ!以上!

 

おまけ:ひまわり女子の歌ってみた動画はこちら。

 

子どもと大人に生活習慣を身につけさせる方法

昔、とある会社の新人指導みたいな仕事をしていたことがある。
教えるのは仕事でもビジネスマナーでもなく、基本の生活習慣。
書類の整理整頓、洗顔歯磨き身だしなみ。

そんなの教える必要があるのか!?と思われるかもしれないが、例えば寝癖がついている会社員、結構見かけたりしないですか?

そんな訳で、今日は私が新人を教える中で学んだお話です。

 

指導のきっかけ

 

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私の勤めていた会社の地方支店には、新入社員が最初に配属されてくることが多かった。ほとんどが国立大卒、東京出身でずっと実家暮らし…というスペックの若い男性。

最初に遊ぶところのない田舎で一人暮らしさせ、修行感覚で仕事に専念させよう、という会社の思惑だったんだろうと思うけど、初めての一人暮らし、トラブルは多かった。

そのうち一人がオンラインゲームにハマり、仕事に来なくなり、結局退職することになった。それは仕方のない事なのだが、問題だったのは彼の机の中。
上司も知らない請求書がたんまりため込まれていたのである…。

どうやら発注した仕事が終わった後、届いた請求書をちゃんと経理に上げていなかった模様。
どれも相当月日が過ぎており、上司は平謝り。
危うく起訴は逃れられた…という手痛い事件があった。

 

その事件以来、新人に基本的な生活習慣を身につけさせよう、という新たな社内指針が出来た。

書類は回覧するもの、終わったもの、これからのもの…とちゃんと分類し、保存する。寝癖は直す、徹夜でゲームをして遅刻しない。外部のお客様との打ち合わせがあるときはきちんとスーツを着てくる、匂いの強いものを食べたらちゃんと歯を磨く…などなどなど。

どれも当たり前のことなのだが、20代~30代の若手以外は50代後半しかいない、という年齢の偏った、しかも男性社員ばかりの支社の中では、そうした基本的なことを怒らずに上手く伝授出来る人がいなかったのである。
そんな訳で数少ない女性事務職で子持ちの私に白羽の矢が立った訳なのだが。

同じ社員でも新卒、本社で採用された彼らと、中途社員で支店採用の私とではパワーバランスが違いすぎる。
国立大卒の若者は事務のおばちゃんを明らかにバカにしているし、当時はうつ病になる新人が増えていたのでこちらはそんな彼らを怒るのも禁止。

 

どうすりゃいいのよ…と思った私を救ったヒントは、当時読み漁った本で学んだ知識だった。

徹夜でゲームをしてしまう、そして仕事に行けなくなる…というのはもはや生活習慣レベルの問題ではなく、依存症なのでは?と思い、そうした本を色々読んだ。
その中にあった基本的な考え方が患者を否定しない、ということ。

若く、プライドの高い彼らは強く叱責されると必要以上に落ち込んでしまう。
また、ダメだ!とかこれだからイマドキの…などの否定的な意見を言われると、態度を改めるのではなくその人を忌避することでやり過ごそうとする傾向が見られた。

そこで私は雑談から入って、彼らを責めず、取りあえず『わかーるわかるよ君の気持ち』と肯定するところから始めてみた。

例えば『ゲームのイベント続きで毎朝眠いし、仕事に来て帰るだけで若い女の子に会う訳でもない。こんな田舎で寝癖とか身だしなみとか言われてもどうでもいいっしょ…』みたいな声。

田舎だからどうでもいい、という発言には多少ピキッとするけれどガマンガマン。
取りあえずうんうん、辛いよねー、と肯定する。

本人は自分が悪い訳じゃない、社会や会社が悪い、と責任を転嫁したい訳だからそれを一旦肯定してやる。

で、気持ちが軽くなったところで、でも会社もカタブツばかりだからなかなか変わらないし、変えられないよねー、みたいな話の流れに持っていく。
(〇〇くんが出世して会社のルール変えてよー、みたいな無理を言うと自分からイヤイヤウチの会社はそんなものだから…的な流れになる)

だったらそんな会社の中で、どう擬態していくのが自分にとって得策なのか?〇〇大卒のキミなら分かるっしょ…とプライドをくすぐっていく。

そして具体的で簡単な改善策を提案していく。
寝癖なら少しリンス入れた水スプレーとか、寝癖直しウォーター買うといいよ、みたいな基本的な話をしたり。

整理整頓が苦手な子には、机の上に未決書類を置く場所を作ってあげたり、ファイリングのコツを教えたり。
要は小学生の子供に教えるような事を、仕事でやってた訳である。

 

真面目で品行方正な学生を採用してたらしい本社。
結果新入社員は頭は良いのだけれど、どこか幼い部分のある、抑圧された雰囲気の子が多かった気がする。

例えば糖尿病の家系、と言う事で三食節制された手料理を食べていた子は、一人暮らしを始めた途端お菓子やカップラーメンにハマり、一年間で30キロも太り即健診で引っかかっていた。

当時30代、保育園の子を一人持つ母親だった私は、こうしたトラブルを教育一辺倒の子育てによる弊害だと思っていた。

つまりお勉強だけをやらせ過ぎて、基本的な生活習慣が身につかなかったのね、と。
正直、家庭のしつけの問題だと思っていたのだ、あの頃は。

 

家庭のしつけの難しさ

 

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小学生の子を二人持つ今は、だいぶ考え方が変わった。

まず、小学校のカリキュラムの素晴らしさに気付いた。
宿題やプリント、教材費といった期日のある書類や集金を、きちんと回覧し提出するのは仕事の基本だし、今は学校の机の中にトレーを入れて教科書やノートの整理整頓の仕方まで教えてくれる。
週に一回身だしなみ検査まであり、爪を切りハンカチちり紙を持つ習慣まで身につけさせてくれる。

後は子どもがきちんと守れるように、親が確認や声掛けという補助をしてあげるだけ…のはずなのだが。

 

たとえば小6の長男は、身だしなみは私以上にばっちり。
寝癖直しは当たり前だし、洋服も天気予報やその日の時間割を見て自分でTPOに合ったものを揃える。友達とのコミュニケーションも良好で、女子にもモテる。
なんとなく平成っぽい、スマートな男である。

なのに整理整頓や、集金袋を前日の夜までに出す、みたいなことが苦手。
高学年までランドセルや部屋の整理は一緒にやっていたし、何処に何を入れるか分かるように引き出しを細かくラベリングしたりもした。
集金袋を当日に出されても準備できないし先生も親も困るよね?みたいな話は口が酸っぱくなるほどしてきた。
それでもやっぱり苦手なものは苦手で、連絡物はいつもギリギリ。

小二の次男は、逆に机がいつもキレイ。
何がどこにあるかをキチンと把握しているし、何事も期限前に準備しておかないと落ち着かない。報連相はいつもバッチリな男。

ところが身だしなみに無頓着すぎる。
お下がりばかりじゃ洋服に興味が湧かないだろう…と季節ごとにきちんと選ばせているのだが、一向に興味を持たない。
それどころかトイレに行って直すのがめんどくさい…といつもローライズ、直しても直しても見るたびにパンツがズボン上からコンニチワ!しているハミパン野郎。
服も気がつけばどこかが汚れたり破れたりしていて、生傷も絶えず、なんとなく昭和臭がするやんちゃな子どもだ。

長女で『お姉ちゃんだから』といつも我慢を強いられてきた私。
兄弟で差をつけるのは嫌、となるべく公平に、同じように指導してきたつもり。
それなのにその子によって、砂に水が吸い込むようにスッと入っていく事、お前の心は防水加工か?と思うくらい飲み込みが悪い事が異なるのである。

その子の持つ個性って結構重要。
親のせいにして悪かったなぁ…とあの頃の私を後悔した。

 

出来なくても大人になれる


さて、ウチの長男みたいに、何度言われても、自分で分かっていてもやっぱり書類整理が苦手って人はやっぱり多いと思う。

安心してほしい、来年の春に退職予定の私の上司もそうだから。
紙の書類をいつまで経ってもファイリングせず積み重ね、とうとう机に置ききれなくなり床まで侵食していた。

定年まであと半年、引き継ぎ準備を課長からせっつかれ、ようやく重い腰を上げたのだが、筋金入りの整理整頓嫌いが何年分だか分からない書類を何十冊ものファイルに分類して仕舞う…などと言うめんどくさい作業を一人で出来る訳がない。

隣の席の私は案の定手伝いを頼まれ、自分の仕事が一つも進まない苛立ちと憎しみをこめ『大丈夫よ書類整理が苦手だってちゃんと定年まで勤められるんだからーー!だがお前だけはタヒ!いっぺんタヒって出直してこいやーー!』とこの文章を書き綴っている。

他人の書類の仕分けまでは知るか!と、彼がひとまとめにした書類をファイルに閉じて、テプラで背表紙を付けるところだけを引き受けたが、パンチで穴あけしていると28年に点在する25年、迷い込んだジャンル違い…などツッコミどころ満載で辛い。

だが見ない!見なかったことにするよ、私はズルい大人だから!

 

まぁそんな訳で、誰にでも得手不得手はあるし、出来なくっても大人になれる。

ただ一つだけ忘れないで欲しいのは、自分の仕事がどこに繋がっているのか、をちゃんと考えるということ。

例えば最初の会社で問題になった社員は、10万程度の請求書をたくさん引き出しにため込んでいた。
大きな会社だと、億単位の契約も多い。何千万、何百万、という仕事をしていると自分のお金じゃないのに感覚がマヒしてくる。
彼は多分少しの額だから、後回しでいいか…と仕舞いこんでしまったんだと思う。

でも取引先の、田舎の小さな会社では、10万20万の額だって予定通りに入らなければ経営が危うくなってしまう。
自分の小さな怠慢が、その会社の人たちを路頭に迷わせることになるかも知れない、という危機感だけはちゃんと持っていてほしい。

私たちはみんなどこかで、緩やかに繋がっている。
だから周りを、ほんの少し気遣って生きる。
譲り合い、お互い様の心配り。
そんな気持ちが、正しい生活習慣のベースになるのかも知れないな、と思いました。

 

…隣の人から、お礼に貰った豆大福を食べながら。
何もかも許せる気分になるから、疲れたときの甘味ってやっぱり大事やなぁ。
新人諸君、心配りとはきっと甘味を配ることなんだぜ…(違

 

菓匠松栄堂 しお豆大福 6個入

菓匠松栄堂 しお豆大福 6個入

 

 

他人の仕事に手を出すな、というブラックボックス

月末なのです。

今日は各支店の一か月分のデータを本店のシステムに送る…というそこそこ大事な仕事がある。それをやらなければ帰れない。
まぁ実際は端末の『送信』ボタンを押せば終わり、というサルでも出来る軽作業である。

ところが今日はエラーコードが出ていて送信できない。
どうやら違う支店で昨日行った作業にミスがあった様子。

多分、ここがこんな風に間違ったのだろうなーと推測は出来るのだが、まだ実際の手続き内容が送られて来ていないので憶測にしかならない。

取りあえず確認だ、と支店に電話をした。

 

実は電話をする前からイヤな予感はしていた。
そこの支店には癖のある係長がいて、なんか色々ちょっとアレなのだ。
しかし彼女は機械操作を決してやらない人、という噂だったのでまさか彼女じゃないだろう!新人さんのやった、軽いミスに違いない!そう思いこもうとしていた。

電話をして、これこれこういうエラーが出ているのでこの作業をした方に少しお話を聞きたかったんですが…と話したところ、担当者は正に話題の係長だった。

詰んだかも、今日は帰れないかも。正直そう思った。

彼女は昨日、すごーく難しいお客さんが来て、とても大変で、時間が掛かって、それはそれは複雑な作業でどうやってもそうとしかならなくて…みたいな長い長い話をした。

しかしそれは私の思った通りのエラーだったので、分かりました、じゃあこちらで直しておきますね、とつい軽く言ってしまった。

大失態である。
ここは同情と共感が非常に大切なフェーズだったのに!
「早く帰りたい…」「電話切りたい…」が思いっきり前面に出てしまった。

彼女はムッとして、確かに画面上ではエラーは出ているけれど、でもそこはお客様にもこちらにも支障の出る部分のエラーではないはずだ、もう作業は終えてしまったのだから修正の必要はない、その旨担当者に伝えてちょうだい、と言い出した。

私は「はい、分かりましたー!」と電話を切り即修正してデータを送信した。

 

問題のある係長。
彼女はちょっと変わった定義を持っている。
彼女の信念、それは「他人の仕事に手や口を出すのは失礼」…!

彼女は自分の仕事しかしない。
係長なのだから、部下の面倒を見なくてはいけないハズなのに、それは○○君担当、と丸投げする。

手や口を出さないなら好きにやりやすい…と思うかも知れないが、ミスをして上から怒られた時もそれは○○君担当ですので本人に言ってください、と逃げてしまう。
なんのためにいるのか、謎の上司である。

私たちの課は4~5人で1チーム、という感じでやっている。
これが専門、というそれぞれの担当はもちろんあるのだが、端末も作業内容も共通することが多いため、担当者が不在の時には手の空いている者が手続きを終えられるように、他業種のマニュアルも読み込み、それぞれがどんな仕事をしているか互いに把握するようにしている。

皆子どものいる人ばかりなので、突然の休みも多い。
全員がどの手続きでも出来るようにしておけば、お互い助かるのである。

ところが彼女が係長を勤める支店窓口はかなり変わったやり方をしている。
専門にこだわり、自分の仕事しかしない。
担当が休みの場合、今日は不在ですので明日お越しください、と客を帰してしまうという。

彼女には、他人の仕事に手を出すのはその人のプライドを傷つける失礼な行為だからやっちゃいけない、という曲げられない信念があるらしい。
客はいいのかよ!?と思うのだが彼女の上司、彼女の支店が許してるんだから私がとやかく言う話ではない。考えたくもない。

 

さて、エラーを修正してデータを送ったとたん、彼女から電話が来た。
エラーは赤字で結構目立つ。
これを消したんだからバレない訳はないよなーと思いながらも(・д・)チッと歯噛みをする。
終業まで、あと30分…!
彼女の信念が仕事に手足口を出すな、なら私の信念は終業時間内で仕事を終える、なのである。この戦い、負けられない。

案の定彼女は静かに激おこプンプン丸であった。

あなた、私の言った通りにしなかったでしょう?
他人のやった仕事に勝手に手を加えると言うことは、ものすごーく失礼なことなんだよ?ちゃんと分かってる?とじっくり噛んで含めるように、まるで宣教師が改宗を勧めるように、正しき道への厳かな言葉が論じられる。

まるで小学校の教師口調なので、一見正しく聞こえるような気がしなくもないが、結局手を加えないとエラーは消えず送信できない、私の仕事が終わらない。
自分で送信先に説明しろや…と思ったが、彼女にとってデータを送るのは私の仕事。
彼女は彼女の中で正しい仕事をしたのだからそれで終わり。
後は私がエラーのまま上に説明責任を果たすべき…と思ったのであろう。

だが無理無理無理ィ!
エラーがあったら送信できない設定になってるんだから。

だいたいエラーの理由は彼女の単純でよくあるミスなのである。
修正出来るのだから、それを直して送って悪い意味が分からない。
しかしそんなことを彼女に言うと、なぜ送れないのか?というシステム上の話、そして絶対に認めないであろうミスの話になってくるため非常にめんどくさい。

なので「ですよねー!ホントに申し訳ありませーん!」とケロッと軽く答えた。

「システム責任者にそう言ったんですけど、なにしろ杓子行儀な人でー。
エラーがあっても影響が出るわけじゃないから、って言っても通じないんですよー。仕方なく勝手に直させてもらいました、ホントにすいませーん。
これだからマニュアルしか見てない人は困りますよね、現場の苦労を理解してなくて。係長にはいつも頭が下がります、面倒なお客様は係長がいないと処理出来ない、ってうちの課長も言ってましたよー」

もちろん言ってないが言ったことにしとけよな!とトラブルの気配にワクワクして寄ってきた目の前の課長にガンを飛ばす。
「あらあら、大げさな...」そう言いながらも嬉しそうな気配が覗いたので、すかさずダメ押し。

「いやいや、ホントですよー。窓口はやっぱり接客が一番重要な仕事ですから。係長がいらっしゃらないと回らないんです。端末送信なんて単純な末端作業は気になさらずに、こちらに任せておいてくださいねー」

「そう?じゃあお願いしていいのかしら?私の仕事なのに悪いわねぇ…」
「いえいえ!いつもありがとうございまーす!」

よっしゃ!
電話を切ったのは終業10分前だった。
これで今日も定時に上がれるぜ。
勝った。
思いっきり心にもない台詞は吐いたが、私は私の信念を守った。

月末の金曜日に定時で上がれる。
この甘露を味わえるなら、己のプライドなど鹿せんべい以下だ。
なんなら帯封ごとバリバリ嚙み砕くがいいさ…!

課長が恐ろしい恐ろしい、という顔で言った。
「今のが表と裏ってやつか…」

うーるーさーいーあなたはじょうしなんだからかのじょをなんとかしろー
そう歌いたくなったがもう帰宅時間。

金曜日、定時で上がれてビールが飲める。
それだけでご機嫌なので、許してあげることにした。

 

『 他人の仕事に手を出すのは失礼』主義の係長は定年間際。
パソコンや機器類が苦手な、いわゆるガラパゴスタイプの人である。
マニュアルは読まないし、今更勉強する歳じゃないし…と言って新制度の講習会にも出ない。

何となく、自分の仕事に自信がないから他人に覗かれたくない、口出しされたくないのではないか…?と思ってしまった。

そんな彼女の仕事ぶりを良しとしてるのは会社だから、私がとやかく言う事じゃないんだけど。ただ他人の口出しを許さない、業務内容がブラックボックス化してる人がいるって退職後色々トラブル出てくるんじゃねぇのー、とは思う。そこの尻拭いだけは勘弁してくんろ、である。

ただ彼女は非常に物覚えが良く、顧客の名前や住む場所がすぐに出てくる。
他人の言葉を詳細に覚えているし、個人情報や噂話にもメッチャ詳しい。
文字もキレイだし、きっと紙媒体で仕事をしていた時には優秀な人だったんだろう。

そんな人が新しい時代の流れについて行けなくなって、でも仕事が出来るというプライドは捨てきれなくて「他人の仕事に口を出すのは失礼」という謎心理に陥ってしまったのかもしれない、とは思う。

新しい事も学ぼうよ、とは言いたくなるけれど、でももし明日から「脳内に端末を埋め込んで、意識をデータ送信!」なんて言われたら無理、絶対ムリ!

そうやってドン引きしている内に周りはどんどん馴染んでいって「意識をコンバーチブルするだけですよー?なんで出来ないんですかー?」とか言われたら…。

見ないで!私の仕事ぶりを見ないでー!ってなるのかもなぁ。

 出来る人も色々大変なのかもね、と思って帰り際、彼女と同期の課長補佐に「あの人も昔は優秀だったんですよね?」と聞いたら「昔から謎理論で酷かったわよ」と…。

なーんーでーかかりちょうーにーしーたーぁ!?

働くって、いくつになってもそこそこ大変よね。
でもまぁ、おかげで今日もビールが美味いよビールぅ…!

ペヤング激辛超大盛やきそばがホントに激辛だった件

…カップ焼きそばが…好きです。

しょっぱなから小声ですいません。
好きなんです、時折無性に食べたくなるんです。

でもインスタント食品を食べる時、脳内をよぎる罪悪感ってばヤバい。
塩分脂質炭水化物科学調味料。
そして私の脳内でせめぎ合う海原雄山と山岡士郎。
岡星で食べる究極のやきそばとは…!?

「まぁ!小麦本来の味わいがしっかりと感じられるわ!それでいてスルスルと食べられる…これぞ究極の塩やきそばね!」

ゆう子うっさい!
いいんです、私はあのふやふやした、実は焼いてないカップ焼きそばが食べたいんですーー!

...という訳で魔が差して久々にカップ焼きそば買っちゃいました。
つか久々すぎて、魔が差しすぎてこんなにデカくて毒毒しい奴を。

買ってから気が付いたけど、これジャンル的にマーさんの分野だったよね…。

レビュー待ってます!

 

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そんな訳でドーン、ペヤング激辛超大盛焼きそば!
ペヤング美味しいよね。

毎日暑いからこんな時は辛いものがいいなー、とつい通常のペヤングじゃなくこちらを購入してしまいました。
大盛じゃなくていいんだけど、通常サイズが売ってなかったもので。

 

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はいっ、 開けて笑う。
大盛やきそばって初めて買ったけど、麺が二つ入ってるんですね。
2人前やーん!

 

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麺二つは食べきれないので、一つはジップロックに入れときました。
今度鍋に入れて食べます。

空いたスペースにはレタス投入。
カップ焼きそばにキャベツとかレタス入れて食べるの大好きです。
野菜不足、という罪悪感も多少フォローできるしな!

 

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ソース入れてまぜまぜしたところ。
写真からは伝わらないかと思いますが、ソースを開けたあたりから周囲に異臭が漂いはじめます…!

私の中のイメージでは『激辛』とは辛い!暑い!汗かいちゃうー!でも美味しい♡程度だったのですが、実際には混ぜている時の香りだけで『ゲホ!ウェッホ!ウエーッホン!』とむせ返るレベルです。

あの…これ人の多い場所で食べたらテロっすよ…?

 

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辛すぎて一口目で即マヨネーズをかけたところ。
あのね…マヨネーズと白いごはんと牛乳1Lを消費しましたけど、申し訳ない話食べきれませんでした…。

だってこれ「辛い」じゃないよ!?「痛い」だよ!?

リーの10倍カレーくらいは普通に美味しく食べられる私ですが、最近の行き過ぎた激辛を舐めてました…。
残念なことにひたすら辛い!痛い!だけでペヤングっぽさは一つも感じられませんでした(泣)

汗も出ず、感じるのは痛みだけ。しばらく口腫れてましたし。
これは果たして食べ物なのか⁉︎

 

なんか…昨今の行き過ぎた期間限定ネタ系商品に警鐘を鳴らしたくなるような、実際に口の中でガランガラン鐘が鳴ってるような商品でした。

これが美味しかった、全部完食出来ました!って人もいるのかー⁉︎

とにかく軽い気持ちで激辛を買ったら後ろから棍棒で殴られた、くらいのインパクト。

激辛舐めててすいませんでしたっ…!

そんな訳で、ペヤングに心折られた今日の小野です。