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立ち入り禁止にわくわく!絶対に行けない世界の非公開区域99

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 ガザの地下トンネルから女王の寝室までーというサブタイトルに惹かれて、ついつい購入してしまった本「絶対に行けない世界の非公開区域99」。

著しく危険なので立入禁止。
部外者お断り。
どこにあるかさえ秘密。
そんな世界の「立ち入り禁止」場所を99カ所紹介した、ビジュアルブックです。

一生かけても行けない秘密の場所を、のぞいてみませんか?

上はAmazonの紹介文にあった言葉。なんともそそられる文句じゃありませんか?

紹介されている場所はCIA本部、スバールバル世界種子貯蔵庫、バイエルンの地迷宮都市、ソマリアの海賊の町など。

様々な国の危険地帯や軍事機密、研究施設に都市伝説まで。
世界中に存在する絶対に入れない場所を紹介しているこの本。
立ち入り禁止、の文字にわくわくしてしまうあなたなら、きっと楽しめる一冊です。

 

絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで

 

 

見てみたいのに見られない!そんな場所が盛りだくさん

 

 世界中にはさまざまな理由による立ち入り禁止エリアが存在します。

研究施設や軍事施設、危険な場所や機密事項。

そんな場所ばかり、99か所も紹介してくれるのがこの本、「絶対に行けない世界の非公開区域99」。

タイトルにつられて買ってしまったのですが、さすがナショナルジオグラフィック社から出ている本。写真や地図が盛りだくさんで楽しめました。

 

例えばこの写真は旧CIAの本部ビルロビーに描かれたCIAの紋章。

 

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かっこいいですよね。海外ドラマのワンシーンみたい。

 

上から見たペンタゴンの写真も良かった。ペンタゴンで圧倒されたのは有名な5角形の建物よりその周囲にぎっしりと止められた自動車の数。14万平方メートルの施設内ではなんと2万4000人の職員が働いているそうです。

5階建ての5角形の建物が5棟、外から内へと同心円状に配置されているという凝った作りのペンタゴン。廊下の総延長は28km余りに及びますが間に通路を作ることでもっとも離れた場所にも7分以内で移動できるように工夫されている、とのこと。

うん、絶対迷う(断言)。

 

ミステリやスパイ小説、映画で見た場所がここに

 軍事施設の他にも様々な理由で立ち入り禁止の場所が一杯。
読んで行くうちに既視感が。そうだ、本や映画で見た!

たとえば火災事故により未だ燃え続ける炭鉱町セントラリア。ここはゲーム「サイレントヒル」の舞台だと言われています。

有毒ガスが発生している町は立ち入り禁止、道路も閉鎖され郵便番号さえありません。

それでもまだ何軒かの家には人が住んでいるそう。

有毒の、地獄の煙を地面から吹き上げる町。
たぶん一生行けない、行きたくない場所ですが、打ち捨てられた廃墟はなぜこんなにも美しく蠱惑的に見えるのでしょう。

他にもバチカン機密文書館やエリア51、アメリカ大統領執務室まで。映画や本で見た場所の真実の姿が盛りだくさん。

お気に入りの本や映画をもう一度見直したくなること請け合いです。

 

くすぐられるムー魂

 

 人体の腐敗・分解を研究する法医人類学研究施設(通称死体農場!)や『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台になったロスリン礼拝堂の秘密の保管庫。

わくわくする場所がたくさん紹介されているんですが所々に挟まれているのが『アララト山上の奇妙な物体』や『オーク島の巨大な縦穴』、『ダルシー基地』などの不思議な場所。

キーワードは夜空を照らす奇妙な光、謎の物体、そして宇宙人!

 ナショナルジオグラフィックらしく、あくまでも真偽は明言せず陰謀説がどのように広がっていくのかを知るための恰好な事例、なんて書いてありますが。

陰謀説、恐怖の人体実験。これはムーだ!

世界の謎と不思議に挑戦するミステリーマガジンムー!!

小学生の時は大変お世話になりました。
何故かムーを読んで大人になった、賢くなったと思い込んでいたあの頃。
間違っている、著しく間違ってるぞ自分!

しかしあの頃のワクワクも蘇りました。

お化けなんてないさ、宇宙人もいないさ。だけどちょっとだけどちょっと。

いた方が楽しいよね!

 

 なんとお茶の間に居ながら軍事施設や廃墟、ミステリースポットにも行ける、楽しい立ち入り禁止エリア99!!

 とても面白かったです。普通に読んで楽しむもよし、映画や本のスポットのサブガイドにも使えるし、小説や漫画を描くときの参考にもなるかも。

ただ99もある割にはサクサクっと読めちゃうボリューム感。
定価2200円也。
書店で自分好みのスポットが紹介されているか、確認してからの購入をお勧めします。

以上、本日のみどりの小野のおすすめ本でした~!