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専業主婦でも出来る副業!番組モニターがお勧めな理由

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 こんにちはみどりの小野です。
私には子供が二人います。
今は会社勤めですが、子供が小さい頃は専業主婦してました。

専業主婦の時悩んだのが自分のおこづかい。

今考えればきちんと『家事育児』と言う仕事をしているのだから、使える範囲でおこづかいを貰っても良かったんですけど。

あの頃は家にいるのに服買ったり美容院行くのにお金かけるの悪いな~、みたいな妙な引け目があったんですよね。

働いてた時の積み立ては崩したくないし、失業保険は働けるようになるまで貰えない。

内職もいいけど小さな部品を組み立てるようなものは誤飲が怖いので子供のいる家では不向き。

そんな私が実際やっていた小さな副業。


これなら誰でも(書くことが好きな人なら!)出来るんじゃないか?

お金も内容に見合っているのでは?と感じた仕事。

それは…

 

テレビ局の番組モニター!

 

番組モニターとはなにか?

 

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テレビ局の番組モニターとは、各テレビ局が番組編成や政策に当たって参考にする感想を募集し、謝礼を支払う、というもの。

毎週指定された番組を視聴し、感想を書きます。
任期があり、半年ほどの所がほとんどです。

日本全国、たくさんのテレビ局で募集しています。詳しい募集内容は各テレビ局のホームページで。春と秋の二回応募できます。

謝礼は明記されていないことが多いですが、福島の民放2局、NH○福島で実際にモニターし、頂いた謝礼は一本千円~二千円くらいでした。
(五年ほどの前の話になりますので、今現在は分かりません。ちなみにN○Kが一番安かったです…)


具体的には、週に二、三本指定された番組を視聴し(録画でOKです)、締め切り日(二~五日くらい)までに感想をまとめ、メールで送ります。
文字数にして二~五千字くらいでしょうか。

とりあえずテレビを録画出来る(生で見てもいいですが何回か見直す必要もあるので録画したほうがいいです)、パソコンで送受信が出来る方(手書き、郵送でもOKなテレビ局もあります)なら誰でも出来ます。

(※なお、これはあくまでも地方局の場合で、日テレやフジテレビなどの場合は説明会や会議に直接出席する必要があるようです)

謝礼は平均一本千五百円程度、週に2本と仮定して月に一万二千円程。

 

私は子供のお昼寝時間にいつも書いてました。

番組の長さにもよりますが(十五分番組もあれば2時間のスペシャルもある)だいたい一本1時間ぐらい。
公表される類の物ではないため(番組編成会議、CMスポンサーへの説明などに使われるとのこと)、好きに書けてダメ出しや修正もありません。

主婦、会社員の方のおこづかい稼ぎとして最適なんじゃないでしょうか?

 

 

 

メリット・デメリットについて

 

まずはデメリットから。

 

選考があります。

 

好きな番組の感想文、簡単な履歴書などをメールで送り、選考試験で採用が決まります。

どうやら地域、年齢、職業、性別を分散させて幅広い意見を募りたい、というテレビ局側の思惑があるようです。

 

福島県のテレビ局ではだいたい十人程の採用人数でした。

地域ごと、中通り四人、浜通り三人、会津三人で十人、というような採用方法。

人口の多い地域はそれだけ競争倍率が上がります。
辺鄙な場所に住んでいる人の方が有利です。
私がパカパカ受かったのは多分地の利です。(いーじゃないか、スタバもないんだからこのくらい得させてくれよ!)

職業は主婦や無職の方の申し込みが一番多い、との事でした。
逆に働いている方の申し込みは少ない、特殊な職種だとそれだけで意見としておいしい、とのことだったので働いている方も有利かも。

 

倍率が高いと思われる方も負けないでください!

選ばれるのは分かりやすく読みやすい文章、少し違う目線のあるもの、だそうです。

会議で使われるからか、モニター終了後に送られてきたベスト感想集(勿論個人情報は伏せられています)では「ですます」調より「である」調の文章が多く、他のテレビ局の類似番組と比較検討しながら少し貶し、最後には褒めるものが多かったです。

 

私は選考にはそのテレビ局の夕方のニュース番組の感想を書きました。

地元で起きた事件が全国報道されたニュースから、全国ニュースの報道内容とその番組の差異、地方報道の有益性について書いたり。
小論文の書き方を意識して、褒める側貶す側、二つの目線を入れるようにしました。

感想は上役やスポンサーに番組の有益性、評価をプレゼンするために使われる、とのことでしたから最初の選考には褒め側を強く書くことも必要かもしれません。


まぁ受かってしまえば後は好きに書けます。
でもあんまり酷いと次回は受からない可能性もあるので、なるべく誠実に丁寧に書きましょうね…。


デメリットその二。 

飽きる。

任期が長いのは収入的にはありがたいのですが、確実に飽きます。

決められた番組を見て(勿論興味のない番組もあります)感想を書いてメールで送るだけ。受領メールが届き、次の依頼が来る。

その繰り返しです。

ひたすら地味です。機械的です。

好きなことを書けて、感想やリアクションの貰えるブログのなんて楽しいことか…。

趣味的な考えだと途中で投げ出したくなります。

仕事は修行です。頑張りましょう。


続いてメリット。


謝礼が貰える。


月に一~二万でも自分で稼いだおこづかいがあるだけで俄然日々が楽しくなります。

専業主婦って結構大変なのに対価や評価が見えずらい。
働いてお金を貰うことは正当な評価を貰うことでもあります。

お金の他にも、前回送った感想の感想や、役に立ちました、という言葉が頂けることも稀にはあり(担当者によって違いますね)嬉しかったです。


社会勉強になる。

感想を書くためにニュースを見ていると普段より内容が頭に入ります。
何本も書いていくうちにニュース番組の見どころや切り取り方の違いにも気が付きます。

同じ事件の報道でも犯人に対する一言二言の多さ少なさで印象ががらっと変わってきます(犯人の部屋にあったマンガやDVDの話、近所や同級生の見解は典型的な意識操作だと思います)。

ニュースにはその番組を作った人達の視点が入る、完璧なノンフィクションなどない、と気が付かされました。

 

話題が増える。

地域の行事やお店情報、行政ニュースを見ることが多いので地元の情報に詳しくなれる、というメリットがあります。

家から出なくても地元のイベント情報、おすすめのお店や行政サービスを知ることが出来るのです。

書くことによって情報も覚えます。
いわば歩くタウンマガジン。

実際は子供と公園にしか出かけないようなインドア派の私でも自然とリア充奥様達と話せるようになりました。
井戸端会議に困らない。

話題を増やす、ってコミュニケーションに大切なことだと気づかされました。

 

まとめ。

 
今日はテレビ局の番組モニターは副業として最適だよ!ってお話。

 

十五分間の県政番組に対し二千字の感想を書く、というなかなかの苦行もありましたが、これも勉強です。

(私のブログが長いのはこの時の苦行のせい…⁉︎)

縁がなかった番組を視聴する機会も増え、幅広い物の見方や『興味のない話題への感想をどうやってひねくり出すか』という思考レッスンにもなりました。

宴会時に大活躍なスキルだぜ…。

 

社会に参加したい、話題を作りたい、その上でおこづかいも欲しい、という方には非常におススメだと思います。

 

十人程しか取らないんじゃ無理だな、なんて応募する前から思わないで!

実は私応募全て採用されました。

倍率低いんじゃないのかな…。

地の利もあるとは思いますが、謝礼を表示していなかったり、宣伝も少ないので『番組モニター?なにそれ美味しいの?』って人も多いと思うんですよ。

地方在住で時間に少し余裕があるなら、一度は申し込んでみる価値ありです!

 

専業主婦時代は番組モニターと、『踊る!さんま御殿』(採用されると当時は一万円!今はいくらだろう?これはたまにしか採用されませんでした…)やラジオ番組にハガキを送ったり、公募ガイドのエッセイに応募したりして毎月二、三万円稼いでました。

 

地方でも、子供が小さくても書くことが好きならなんとかなります!なりました!

 


この記事を書いていてもう一度ハガキ送りたくなりました。
今はみんなネット応募なのかな?
また番組モニターで副業もいいな~。
ブログより儲…ゲボンゴホンオホン!じゃあねっ!