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VUCAの時代を生き抜く方法

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現代はVUCA(ヴゥーカ、ブーカ)の時代と呼ばれているらしい。

VはVolatility(変動性)、Uはuncertainty(不確実性)、CはComplexity(複雑性)、AはAmbiguity(曖昧性)を指す。

つまりVUCAとは予測不能の時代という意味なのである。
2020年以降にはかなりの確率で地価が暴落し経済が後退する、なんて噂もあるらしい。

地価下落「2019年1月開始」説は本当か? 専門家も賛否両論 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 

その一方でIoTやAIの進化による第4次産業革命なんて話もあり、この先何が求められているのか、どう生きていけば良いのか予測し難い。

変動し、不確実で複雑かつ曖昧な『VUCAの時代』だからこそ、アップデートや新たなスキルの獲得が必要不可欠になってくる。

 

という訳で最近大人のリカレント教育(学び直し)が話題なのだろう。

日本女子大学では2007年から女性のための再就職支援プログラム「リカレント教育課程」を開講している。こちらは大卒資格を持つ女性が産休、育休後に復職する際のスキルアップに更なる資格取得や再学習を支援する、というプログラムらしい。

たとえ大学を卒業しても一度キャリアが途絶えてしまえば資格取得や再学習を経ないと所得向上は難しい世の中。

 

つまり、『まだサラリーマンで消耗してるの?』的考えは既に古い。
本業+副業、2足のわらじを履いて更に学習… 不測の事態を乗り切るために3本脚の「ヤタガラス化」を目指す。それがVUCA時代の生き抜き方となるのだろう。

 

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…さて、流暢な口調で語ってみましたが。

正直皆さんどうっすか?感じてますかヴゥーカの時代?
私?正直あれっすよあれっすわ。 めんどくさいんだわボォーケ!(ダジャレが言いたかっただけ?)

確かに私自身もなんか勉強しないと、手に職持たないと、なんて手話学んだりブログ書いたりしてますことよ、人混みに流されて。

流されやすい体型してますし横幅的に…ってボォーケボォーケ!(語感が気に入った模様)

とにかく時代に追いつかなきゃな、とは思うんですよ。
現代ってみんな勉強熱心だし、頑張ってますよね?
勤務時間外に個人で勉強会とか、自費で研修とかこんな田舎でもよく聞く話です。

でもなぁ、でもさ。

時々は思いますことよ句読点つきで。

な、ま、け、た、い!

 

もうね、過ぎ去った時代を懐かしんでも仕方ないのは分かってるんですけど。
私の祖父とか、定時で帰ってきて孫とTV見て瓶ビールあけて明るいうちに夕飯済ませて食後は自分の小屋に籠って趣味の木工やって。一軒家建てて、二人の子どもは大学と専門学校へ。それでも定年後は年金貰って農協の世界遺産ツアー行って…

小さな町役場の職員ですよ?それでも豊かに暮らせる余裕があの時代にはあった訳で。 言っても仕方ないんだけど、うーらーやーまーしーい!
羨ましさだけで100㎉消費出来るくらい、ジタバタ出来ますわよわたくし!

 

もちろん今の方が、昔より暮らしやすいです。
洗濯機も、掃除機も、食器洗いまで全自動。オール電化で灯油を入れる煩わしさからも解放されて、料理だって時短が当たり前になってきて。

その代わりに共働きが増えたけど、家事分担も常識、託児だって空いていれば1歳から可能。だから昔のように、ある程度自由な時間はあるはずなのに、いつも将来への不安と学びへの焦燥感に追われてて。

先行き不安という負の付喪神を倒すために菅原道真を召喚したけど実は道真もマイナス側だったので双方が肩にのしかかってくる、的な負担ですわよこの重さは。

 

結局のところどれだけ学んでも、様々なスキルや資格を身に着けても貯金を増やしても結婚しても子どもがいても「将来への不安」という漠然とした感覚からは逃れられないわけで。例えるならばディストピアSFみたいな、希望を見出し難い時代に生きている感じがします。

そして学びも勿論大切なんだけど、みんな自分の得意なこと、興味のあることに特化して学びすぎて(また自称専門家になりやすい時代で)それが衝突の原因になってる気もしたり。大切なのは理念の正しさとか言論で勝つ事じゃなくて、現実社会の生きやすさに繋げることでしょう?

とはいえ増田の「保育園おちた」が国会で取り上げられる時代なので、いまや炎上こそが社会を変える一手なのかも知れませんが。

 

さてさて、そんな訳でVUCA(ヴゥーカ)の時代をどう生き抜くか、という話に戻ります。勉強しても、副業を得ても、先行きへの不安感を拭いきれない時にはどうしたらいいのか?

 

 

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…たまにはこんな顔して、魂抜いて、虚空を眺めてみるのもいいのかも知れません。色々詰め込みすぎなんだよね、私たち。 題してBAKA(バーカ)の時代、なんつって。