先日、同僚たちと富士急ハイランドの巨大お化け屋敷『絶凶・戦慄迷宮』に行ってきた。
歩行距離900m、病院のような建物を丸ごと一棟使った贅沢なアトラクション。
料金も、一組8千円(最大4人まで。4人で入れば2千円、お一人様なら全額自己負担!)というゴージャスさ。でも実際に入ってみると歩き回るのに40分以上かかったので2千円の価値はあると思う。
前述のとおり建物は凝りまくり、アルバイトのお化け?もノリノリで登場するわでなかなかの怖さだった。
幸いなことに4人組が功を奏し、一番後ろの人が大柄で落ち着いたタイプだったのでお化けに追いかけられてもストッパー代わりになり、かなり助かった。
別の組は最後尾が一番の怖がりで先頭を追い抜く大疾走を見せたらしい(施設内は走ってはいけません)。
いざという事態への向かい合い方が、お化け屋敷で判定出来る気がする…と言ったら言い過ぎだろうか。
なお施設内は悲鳴を上げるほどじゃないけど、それなりの怖さ。
まぁ私いいオトナだから平気ですけどね…
でも一人ではとても無理!
まずは4人一組で、前の組とは少し時間を置いて出発するのだけれど、私たちの後ろの女子たちが全力疾走したらしく、ガンガン迫ってくるヒール音が怖ええ(カツカツカツカツ!)。
後ろから聞こえてくるホラー映画ばりのきれいな悲鳴も臨場感ありすぎて怖ええ。
階段が怖かったのか、震え声でカントリーロードを歌いだし反響してくるその歌声も怖ええええ!
それホラー映画だったら絶対なにか起きるヤツだから!死亡フラグやめて!
…知り合いなら○○ちゃん本気で怖がってるよwと笑えるのですが…
恐怖は伝染するというか、他人の恐怖は怖いんだな、というのが新しい学びでした。
人の感情って伝播するじゃないですか。
例えばこういう限られた人数でのアトラクションに、サクラを投入して発狂する演技をされたらガチで怖くないですか?私だったら泣く!
後は建物も凝っていて怖かったなー。
ちゃんと病院設定に基づいて、骨粗鬆症のポスター貼ってあったりとか。
私は何かが絶対出そうな長い廊下(左右にたくさんドアあり)が一番怖かったのですが、砂嵐のTVが怖いとか、新生児用の保育器が怖いとか各自それぞれ怖いツボがあるのも面白かった。
どういう場所が一番怖いか?と真面目に分析すると、私は学校とか病院の、床がタイルで、両側に扉がいくつもあるタイプのトイレが一番怖いです。
更に古びて廃墟化してるやつ最怖。
白い壁や扉が黄ばみを通り越して赤くなってて、床は少し湿って鏡はちょっと歪んでるの。
そこのドアが一つだけ閉まってたりしたら絶対通り抜けられない。
やっとの思いでドア前を通過したらその向かいからお化けが出てきたりして…
泣く!私そのシチュエーション絶対泣くわ!
さて、あなたの恐怖のシチュエーションはどんな感じなんでしょう?
なお、お化け屋敷に行った後からやたら悪夢をみるおのにちです…
やっぱり怖かったんやないかい!