だいすけお兄さんが歌うおかあさんの歌が燃えていた。
『ヒールはいて ネイルして立派に働けるって 強がってた』
1行目からパワーワード全開。昭和感満載。
この歌を聴いて私が最初に思ったのは、この歌詞はいつの時代だったら受け入れられたのか?ということだ。
昭和50年代、40年代、それとも30年代?
作詞したのぶみさんは39才。
のぶみさんが自分のお母さんになりきって、自分の理想のお母さん像を詰め込んで、そこに現代のエッセンスを添えたつもり…なんだとしたら。そしてプロデューサーが『いいですね!現代にあえて昭和目線!』なんておバカなことを言ったとしたら。
こーゆー歌が出来上がってしまうのかなぁ…と思ったりもする。
誰かの言葉を借りないと、自分目線の物語しか描けないから、クリエイターはあえて誰かのスキンを被って、年齢も性別も違う誰かの物語を紡ぐことがある。
けれども誰の皮を被るのか、にはやっぱり適性があるのだと思う。
人気作家でも全年齢、様々なジャンルを描き分けられるほど器用な人はやっぱり少ない。 誰の目線で語るか、何を描くかは適性がモノをいう。
…向かない時事ネタについ手を出してしまう私が言うな、って話ですけどね。げろげろげろげろグワッグワッグワッ! ああダメだ、最近冬季うつモード。誰か私に陽光プリーズ。
のぶみさんの絵本は少し説教くさいけど、仮面ライダーの話に息子がハマっていた。だから男児のスキンは上手いのだと思う。末永く童心を忘れずに、もっとのびのびと絵本を描いてもらいたい。
道徳込めすぎ。母心ダメ、絶対!
君とタイムゴーズバイ
最近思うのは、絶対の正しさなんて無いんじゃないか、ということ。
時代と場所で、常識は変わる。
炎上した言葉は間違いじゃなくて、現代の常識にそぐわないだけかもしれない。
一つも同意できなかった長谷川豊さんの言うことも、優生保護法が当たり前だった時代なら燃えなかったのかも知れない、考えたくもないけれど。
同じようにのぶみーの歌詞も、昭和50年代なら違和感なく受け入れられていたのかも知れない。
5年、10年。
変わらず同じことを書いていても、時代によって受け入れられたり、古いと言われたりする。マスヲさんなんて、いつもと同じことを書いているのに突然発火した。
タイトル?風向き?炎上の運勢はよく分からない。
常連、初見、読む人によっても言葉の見え方は変わる。
最初のブクマに引っ張られることなんてホントによくある、あるある情報館。
みんなが共感できることって?
考え出すと難しいよね。 私も、これはみんなあるあるだよね-!と自信満々で投稿ボタンを押したのに爆笑されたりドン引きされたりして枕を涙で濡らした夜、あります。違うんだネタじゃないんだ!
普通とは。一般常識とは。
100%の賛同を得られそうな言葉なんて、今の私には『おジャ魔女カーニバル!!』は名曲、ぐらいしか浮かびません。
不思議なチカラがわいたらどーしよ?(どうする?)
みんな知ってるよね⁉だんだん常識に自信が無くなってきました…。