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おのにちはいつかみたにっち

1巻好評発売中!オススメ漫画

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今日は最近買ったまだ一巻しか出ていない、次巻が待ち遠しくてたまらないマンガを2冊紹介します。

全巻イッキに買いそろえる、豪快な大人買いも大好きですが、第一巻から定期的に次巻を買い揃える『続きが楽しみなマンガ』というのもなかなか味わい深くて良いものですよね。

特に年に一回しか発売しないような長編連載漫画は、新刊が出るたびに最初から読み直したくなるので、もはや血肉になっているような気がします。
今日紹介する2冊も、新たなる血肉候補です!

 

『マロニエ王国の七人の騎士』岩本ナオ

 

マロニエ王国の七人の騎士(1) (フラワーコミックスα)

マロニエ王国の七人の騎士(1) (フラワーコミックスα)

 

 

このマンガがすごい!2017オンナ編1位に輝いた「金の国 水の国」の岩本ナオさんが描く長編ファンタジー。

「金の国 水の国」はタイトル通り二つの国を舞台にした暖かく優しいファンタジーでしたが、『マロニエ王国の七人の騎士』では7つの国を旅する7人の兄弟、と物語がスケールアップ! 

「町でうわさの天狗の子」を読んで思ったけれど、 岩本ナオさんの漫画は登場人物がみんな個性的で表情豊か。
勿論『マロニエ王国の七人の騎士』でもその細やかなキャラクター描写は健在。
7人の兄弟の他にも彼らの母親、守るべきお姫様、強すぎる婚約者と一巻から登場人物が濃いです。そしてみんな素敵です!

岩本ワールドには辛いことは起こるけれど完璧な悪人はいない。
もちろん嫌な人はいるし、悪意を持つ人もいる。
でもなんだか憎めない、誰もが愛おしく思えてくる。
これは岩本さんの丁寧なキャラクター描写、世界への優しい目線がなせる技なんでしょう。

良質なファンタジーで、幸せな読後感が味わえた「金の国水の国」。
『マロニエ王国の七人の騎士』では、そんなファンタジー世界が更に濃く、深く描かれています。 相変わらず個性的で表情豊かなキャラクター、ほんわかした恋愛描写。
そしてところどころに張り巡らされた不穏な伏線…!

先が気になる、そして何度も読み返したい!
じっくり付き合いたい『続きが楽しみマンガ』です。

 

『北北西に曇と往け』入江亜季

 

北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

 

 

「乱と灰色の世界」の入江亜季さん、最新作!
「乱と灰色の世界」も続きが待ち遠しい作品だったんですが、こちらも第一巻から不穏な気配で続きが気になりまくりです。

 なお『乱と灰色の世界』感想はコチラ。

yutoma233.hatenablog.com

 

今回の舞台はアイスランド、主人公は機械と意思疎通ができる不思議な青年、御山慧。
彼は一風変わった探偵業を営みながら、祖父と暮らしています。
ところが日本で暮らす弟、三知嵩と連絡が取れなくなったところから物語は動き出す…!

前作「乱と灰色の世界」は舞台は架空の地方都市、灰町。
そこで暮らす少女乱の成長を軸に、魔法の世界と現実世界、少女と大人、そして善と悪の境を描いた作品でした。

『北北西に曇と往け』では舞台をアイスランドの荒涼とした大地に移し、主人公も少女から17歳の青年へ。前作よりもハードに、善と悪の境を描いていく物語になるのでしょうか。前作よりもハードな恋愛もあるのか…⁉
入江さんの描く女性は本当にセクシーで魅力的なので、今から楽しみです。

ではでは、今日は私が今一番続きを楽しみにしている第一巻『続きが楽しみマンガ』の紹介でした。

あなたの最近の、続きが楽しみな漫画はなんですか?
もし良かったら教えて下さい。それではまた!