今春、都会からやってきた上司がなんとなくファラオっぽい。
なんつーか、色んなものを綺麗なピラミッド型にしてしまうのである。
たとえば窓口に置かれたポケットティッシュやカードサイズのカレンダー。
お客様用に置かれたそれらが、上司が窓口を担当した後にはいつも美しい山形に積まれ、斜め45度の完璧な横顔を向けている。
よく分からないがオサレっぽい、センス良さげに見える気がする(頭の悪い人の感想)。
いつも真上から撮るだけの平面的な料理写真でお分かりのように、私はそうしたセンスに滅法欠けている。そんな私だからなぜこんな風に美しく配置出来るのだ…とちょっぴりワナワナしてしまうのであるゴンドワナゴンドワナ。
極めつけはキッズスペースの動物つみき。
業務終了後に交代でキッズスペースの消毒、片付けを行うのだが、上司の清掃後はちょっと大きめの動物型積み木が、いつもより頭数多めなブレーメンの音楽隊的ディスプレイで飾られていた。
どうぶつたちが見事なピラミッド型だワイワイ!
私が子どもだったら開店と同時に中段突きでなぎ倒したい、そんな雰囲気。
どっから来たそのセンス…とベタ積み・直角しか知らない私は羨んでしまう。
そこでもしかしたら私の上司ってば前世がファラオ?メンフィス?なんて思ったのだが、よく考えたらファラオは自分でピラミッド作らないよね。
きっと上司は古代エジプトの工事監督か設計技師だったのかも。
私?私はもちろんベタ積みしか出来ない奴隷階級育ちだからっ…
うちの職場、他にもロビン・フッドっぽい人もいて日々賑やかな感じです。
パソコンモニターの上隅に、募金で貰った緑の羽を貼り付けているから、対面の私から見るとちょうど頭に緑の羽を直刺したイカれたロビン・フッド(もしくはピーターパン)に見えるっつー算段です。
しかも坊主なんだぜ、パンクだな当社のロビン!
えーとそんな訳で今日も脳内パンツのゴムゆるっゆるな妄想を繰り広げながら仕事しています。お疲れなのでほっといてください。
そんな訳で今日は疲れた時は身近なところに偉人を探せ、という(?)お話でした。
それではまたっ。