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『天気の子』は『ハイドライド3』より『雲の王』に似てる!と思った件

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おっさん社会人ブロガーコバさんのこんな記事を読みまして。

 

www.cobalog.com

 

いやいやいや、ハイドライド3って何やねん?マニアックすぎるやろ!

しかし、実は私も『天気の子』のCM動画を見て以来これってアレやろ、あの作品に似てるやろ…とひそかに思っておりまして。

 

 

 

それがこちら、川端裕人さんの傑作気象エンタメ小説『雲の王』!

 

雲の王 (集英社文庫)

 

7月公開予定の『天気の子』のあらすじがこんな感じでして。

 

高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。 ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。

「ねぇ、今から晴れるよ」

                         (公式サイトより)

 

そんで『雲の王』のあらすじがこんな感じ。

 

その夏、母と息子は「空の一族」と出会った――。
ゲリラ豪雨や台風を、不思議な力で回避することが出来たら?
人と自然のかかわりを見つめなおす、壮大な長編小説。

気象台に勤務する美晴は、十代の頃に事故で両親を亡くし、今は息子の楓大と二人暮らし。行方知れずの兄からの手紙に導かれ、母子はある郷を訪れる。そこで出会ったのは、天気と深く関わり、美晴の両親のことも知っているらしい郷の住人たち。美晴たち一族には、不思議な能力があるらしい。郷から戻った美晴は、ある研究プロジェクトに参加するが……。

一族がもつ能力とは? 彼らが担ってきた役割とは?
「空の一族」をめぐる壮大なサーガ、開幕!

                   (Amazon商品ページより)

 

ねっ?『天気の子』はボーイミーツガール、『雲の王』は母子の物語と
人物設定こそは違うものの、天気を操るチカラ、というのは似てますよね?

でもまぁ設定は恩田陸の『常野物語』やX- MENのストームさんにも似てますし、ありがちと言えばありがちなんですが。

 

新海誠監督の作品ですからきっと雨上がりの街は過剰なほどキラキラと美しく、クライマックスではRADWIⅯPSがガンガン泣かしにかかるのでしょう…イヤ私実は毎回コテンパンに泣かされてるんですけど!結構ベタなの弱いんですってばーー!

 

そ、そんな訳でとても楽しみな『天気の子』ですが残念なことに公開は7月。
予習として傑作気象エンタメ『雲の王』読んどきましょうよ!

 

雲の王 (集英社文庫)

雲の王 (集英社文庫)

 

 

文庫版出てるし!ファンタジーだけど主人公が気象予報士という設定だからリアルで面白いの。竜巻を観測するという危険な映画『ツイスター』を彷彿とさせるシーンも満載。私は本当に大好きな作品で、続編をーー!と盛り上がってたのですが短編集と本編のみで終わってしまいました…寂しい…

  

yutoma233.hatenablog.com

 

とりあえず今日は、『天気の子』は『ハイドライド3』より『雲の王』に似てるぜ(多分)!そして『雲の王』読んどけ!というお話でした。

とは言えまだまだ『天気の子』に似てるシリーズありそうですよね?
その際は乱入お待ちしてまーす!(格ゲーか