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おのにちはいつかみたにっち

『オメガ城の惨劇』を聴いたら森博嗣熱が再燃した

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最近、森博嗣さんの『オメガ城の惨劇』をオーディブルで聴きまして。

若かりし頃にS &Mシリーズにハマり、その後はVシリーズ、Gシリーズと延々続く森ワールドに夢中の青春を過ごしてまいりました。

しかし流石に購読が途絶えがちになってきたのは、Xシリーズあたりからでしょうか?

現在もXXシリーズ、それから百年シリーズと分岐を続ける森ワールドに追いつけず、すっかり諦め切ってしまっていた今日この頃。

Amazonオーディブルに気になる本のお知らせが。

森博嗣の新作、しかも一冊でも読めるノン・シリーズ物。

キャッチコピーは『F』の衝撃再び!そして登場人物にサイカワ・ソウヘイ、マガタ・シキの名前が…!

これは聴いちゃうよね、といそいそと再生。

久しぶりの犀川先生にニマニマしながら聴いていたら終盤にようやく違和感を覚え、ラストで???!となり、思いがけないゲストに大満足の一冊でした。

『すべてがFになる』の頃の、ちゃんとミステリしていたシリーズ作品が好きで、犀川や萌絵、真賀田四季なんて名前にワクワクしてしまう人は絶対に楽しめる作品だと思います。

 

あらすじはこんな感じ。

孤島に聳えるオメガ城への招待に応じた六人の天才と一人の雑誌記者。
そこには、サイカワ・ソウヘイも含まれていた。彼らが城へやってきた理由は、ただ一つ。招待状に記された「マガタ・シキ」の名前だった。
島へ渡るには、一日一便の連絡船を使用。帰りは、あらかじめ船を呼ぶ必要がある閉じた空間。執事すら主催者の顔を知らず、招待の意図は誰にもわからない。謎が多い中の晩餐をしかし七人は大いに楽しんだ。
そして、深夜。高い叫び声のような音が響き、城は惨劇の場と化した。

 

いやー、ほんとに『すべてがFになる』を思い出さずにはいられない作品で、でも思いがけないドンデン返しがあって、最高に楽しめました!

でも、読み終えたらまた犀川先生や萌絵ちゃんに会いたくなってしまって。

途中で挫折していた四季シリーズの秋に、二人が登場すると聞いてまとめ買いしちゃいましたよ、四季全四巻(^◇^;)

図書館で読んだような気もするのですが、ガガガ!

まだまだ森熱は冷め切っていなかったようです。秋は読書の季節だからしゃーない。

しかし、また積読本が増えていくよぅ…!