おのにち

おのにちはいつかみたにっち

イヤなら食うなの文化圏

ブコメ民読解力がまじヤバイ(2018.11.25.19:09 追記)

 

この話に母ちゃんがかわいそう、的コメントをしたらid:neofreudian さんから言及を頂いた。

neofreudian.hatenablog.com

 

子どもが母親にまともな米をくわせろ、こんなもの食えたもんじゃない、と言っている時に父親は黙殺していたのでは、という話である。

 

たしかにたしかに(カニが食べたくなるシーズン)。
あまりにも酷い言い草だし、誰かが叱るべきですよね…

とそこまで考えて、はたと気が付いた。

 

我が家に「こんなもの食えたもんじゃない!」なんて言葉を言い捨て出来る権利は存在しない。

だからこんな飯食えるかと執拗に言い募られ、耐えかねて泣く…なんて文化も存在しないのである。

Twitterで語られる物語に、文化の違いを感じてしまった。

 

もちろんわが家でも口に合わないとかお腹が一杯で「食べられない」発言が出ることはある。 そういう時「イヤなら食うな!」と言い返すのは父親なり母親なり、作った人の権限(我が家は早く帰った方が作る制)。

私は「食うな」とまでは言わないけれど「イヤなら食べなくってもいいですよーだ、ただしデザートは抜きだと思え!」くらいの事は言い返す。

 

スター・ウォーズ ヨーダ 1/6スケール プラモデル

 

 上の子も下の子も、幼少期は見慣れない食べ物には食べる前から「食べれない!」が飛び出す食わず嫌い野郎どもだったので「一口食べてから言って!」と返すのがお約束だった。

残さず食え、とまでは言わないけれど、一口食べているうちに好き嫌いは減っていくものだから。

親族や、ご近所もみんなそういうスタンス。

子ども会やスポーツ少年団で食事をする時、好き嫌いで「食べられないー」(アレルギーは事前にチェック済)なんて言いだす子どもがいたら「もったいない、だったら寄越せ!」と年長者が取り上げ、話は終わり。
人が美味しそうに食べている姿を見ると欲しくなるのが子どもと言う生き物で「やっぱり食べるー」なんて言い出すこともしばしば。

 

件の話は好き嫌いではなく「かつての北海道の米は不味かった」「品種改良スゲー!」という驚きが主題だとは思うんですが。
書いた人はアメリカンジョークとして(?)話を盛ってるつもりなんだよね、逆に不評を買っちゃったけど。「米が不味すぎてディスってたら母ちゃんを泣かせちゃったぜhaha」「あんなにまずかった米が信じられるかいBaby?インド人もビックリだぜ!」的な。

 

それでもやっぱり、私の身近に「食えたもんじゃない!」文化が存在していないから、そこに引っかかってしまいます。

本当にまずかったんだとしても「こんな飯食えるか」を黙殺はありえない、が私の価値観。お母さん自身も不味いのは理解してた、買ってやれないことを申し訳ないと思っていたんだとしても(私も北海道出身ですが、正直ゆめぴりか前の北海道の米はどこの家も不味いのが常識だったと思うのですが)。

私だったら、文句があるなら自分の金で買え、くらい言うと思います。
中高生ならバイトくらい出来るでしょうし。

そもそも会津の風土が「ならぬものはならぬものです」なのですよね…。

ただどこかの世界線には「子どもからの暴言に耐え続けついにキレる母」が存在するんだろうし、「母ちゃんを泣かせた話」が武勇伝でんでんデデンデンとして通用する文化圏もある訳なんですよ。

こうした話には「お前んちではそうなのね、ウチは違うけど」くらいのスタンスが大切なのかも知れません。すっかり忘れてまたキレるんだろうけど…

 

neofreudian さんのブログに悪いOPI(オパーイ)という話がありましたが、我が家は右のOPIを叩かれたら左のOPIでぶちのめせ派なのかも知れません。
それはそれで問題ありそうな気もしますが。

皆さんのご家庭ではどうなのでしょうか?

とりあえず会津地域では「こんな飯食えるか!」と言われて黙って耐えるなんてありえない、毎日がハンムラビ法典状態、キミはきのこれるか…というお話でした。

 

人生の時間配分

 主婦歴18年、だんだん家事が手早くなってきた。

今日は5時に起きて8時の出勤時間までに朝食、夕食の準備、後片付け(食洗器はもはや神)、洗濯たたみ&干し、1階だけ掃除機(ルンバ欲しい)を掛け食事洗顔歯磨き身支度簡単メイクを済ませて出勤できた。

実際に家を出たのは8時10分だったけれど。
駐車場から職場まで、全力疾走だったけれど。
足の小指を玄関にぶつけて、超痛い目を見たけれど。

 ちょっと私、達人じゃね?的余裕で走っていたので天罰かと思った。
おごるべからず的な?超痛いっす、神様…

 

f:id:yutoma233:20181121192540j:plain

 

フルタイムで働きだしたばかりの頃は晩ごはんまで手が回らずスーパーのお惣菜が多かったけれど、子どもが成長した今お惣菜で満腹にしていたら家計が破綻する。

今日はサバ缶の炊き込みご飯をセット、圧力鍋に鳥手羽元と野菜たっぷりのトマト煮を仕込んできた。

帰ってから塩コショウすれば完成だ。
寒くなると作り置きが出来るから嬉しい。

食べ盛りの子どもがいるから、簡単なメインおかずと野菜の和え物なんかを添えるけれど、昼食をガッツリ食べる大人なら具沢山の汁物とごはんだけでも充分だと思う。

晩ごはんは軽めがいいらしいですぞ…
お酒を飲む日は少し物足りなくて、つまみを作っちゃうんですけどね。

 

それにしても慌ただしい日々だ。

小学生の頃、40代が人生が一番忙しいというニュースを見て不思議に思っていた。
大人は友達と遊ばないのに、何が忙しいんだろう?と。

40代になった今、そんなことを考えていた自分にソバットを食らわせたい。

大人だって遊びたいのだ、やりたい事もたくさんあるのだ。
ただ大人としての責任があるから、楽しいことは後回しになっちゃうだけで。

 

それでも今のせわしない毎日は、そんなに嫌いじゃない。むしろ楽しい。

小学生の頃はぽーっと空を眺めて妄想ばかりしていた。
子どもが小さい頃は手が離せなくて、家事が一向に進まず途方に暮れていたっけ。

暇な時期、ままならぬ時期、忙しい時期。

色々あるけど、一生で割ったら「やるべきこと」も「やりたいこと」もそれなりに達成できるような気がしている。

子どもがいたり、仕事が忙しかったり…好きな事が出来ないモヤモヤ期はちょこちょこ来るけど、いつかは暇になり、時間を持て余すのだと信じて、運動を欠かさないようにしよう。最後に物を言うのは、きっと体力だから。

そんな訳でパワーオブライフ?
明日もきっと小指をぶつけながら、ちゃっちゃかちゃっちゃかしております…。

 

 

なろう系長編小説の書き方

お久しぶりです!
ブログは週に2~3回更新を目標にしていたのですがついに先週サボってしまいました…

何をしていたのか、というとなろう小説にハマり、ついには書き出してしまったという… まさに下の増田通りの生き様ですね!人生がテンプレ!!

 

anond.hatelabo.jp

 

なお、私が読んだなろう小説はこちら。

 yutoma233.hatenablog.com

 

元々孤独のグルメとか型のあるドラマ、小説が好きだった私。
先の展開の読めない緊迫の物語も大好きだけど、ハッピーエンドやだいたいの展開が予測できる予定調和の物語も寝る前には最高、くつろげる!

そうやってある程度読破したところで、もしかしたら私にも書けるんじゃ?的欲求が湧いてきました。

そんな訳で今日は素人ブロガーがなろう小説にまで手を出して毎日がてんやわんやだよ!というたんなる報告です。かるーい気持ちでお読みください…

 

なろう小説アカウントを作ろう

 

さて、まずはアカウントを作ります。
といってもメールアドレスを準備するだけの簡単手続きです。
料金はもちろん無料。

私は10年ほど前にアカウントを作り、物語の冒頭だけで挫折した経験があるので当時のIDを使用しました。

消せなくなって泣かないためにも、ログイン情報はちゃんと記録に残しておくことが大切ですね。 ほったらかしの未完小説、公開してなくて幸いでした…

 

プロットを作る

 

次は大まかなあらすじを作りましょう。
結末をかっちりと決めずに書き出す作家さんもいるそうですが、素人の私がいきなり書き出すとだいたい挫折ルートです。

なろう小説はもともとテンプレートが定まっているので楽です。

私が書きたかったのは異世界召喚系恋愛モノ(女性向け、中学生から)。

異世界モノには転生(前世の記憶を持って生まれ変わる)と召喚(現実世界の意識、肉体を持ったまま異世界に)があるのですが、私は短くまとめられそうな召喚を選択しました。

転生は出生時から物語が始まるので、どうしても長くなってしまうんですよね。
書くのは大変ですが、長く付き合う分読む側にとっては主人公への親しみが湧きやすいのでは、と思います。私も成長モノのファンタジー大好物です。

 

異世界召喚恋愛モノの物語の基本テンプレートは 呼ばれる→使命を与えられる→紆余曲折があって→めでたしめでたし でしょうか。

使命、紆余曲折、めでたしめでたしの流れは桃太郎や舌切り雀などとも共通する、物語のお約束です。

指輪物語など、かつてのファンタジーは「旅に出て、家に帰るまで」のお話でしたが、なろう系は基本行ったきりで帰ってきません。この辺の物語の変容と子どもの意識の変化を研究したら、論文が一本書けそうです。

 

話を戻します。

さきほど書いたように物語の一番大きな骨組みは4章構成ですが、これでは余りにも大雑把すぎます。 もうちょっと細分化して、章の中の見出しを簡単に作っていきましょう。 以下は私が実際に作ったメモの内容です。

 

一章
1 出会い、大切な人の話を入れる
2 移動、世界設定の説明
二章
3 城内、友人、弟との確執、コンプレックス、身長
4 王宮、弟、先生、それぞれの行き先
5 城内、確執の解消、弟の結婚式3か月後、心配
三章
6 領地、しばらく仲間とは会えない
7 領地、家族編、好みの理由
8 領地、デート編
9 領地、家領からの献上昇格話
10 王宮、 弟結婚式 逆プロポーズ、コンプレックスの解消、弟、彼女帰還
11 王宮 安堵する主人公 しかし目的は振り出しに戻る 
12 城内 話し合い 責任感 犬がバレる 嬉ションエピ
13 王宮 会議 王の発表 次期王ではなく現王 
四章
14 ベタベタエンド

 

…何が何だか分かりませんが、自分だけが把握していればいいのでメモ書きはこんな感じです。 この他に登場人物の名前や容姿をいれた別紙も作っておくと、確認に便利です。

番号毎に三千~五千字ほどのボリュームになる予定で、間に別視点からのエピソードもいくつか挟みたいと思っています。トータルで五万字ほどでしょうか?

一話がどのくらいのボリュームか、どのくらい時間が掛かるかを把握しておくと完成までの日数が分かります。 ゆっくり、丁寧に…でもいいのですが飽きるので危険です。
私は一日五千字、十日間での完成を目標にしました。 

個人差はあると思いますが、一人で長編小説を書くのは「飽き」との戦いです。
私のパソコンには前段で放置された物語がいくつも眠っています。

セルフ〆切を設定する、書きかけでも公表する、Twitterで宣伝する、こうやってブログを書く… なんでもいいです、書かねばならぬ!という状況に自分を追い込みましょう。

 

順番にこだわらずに書く

 

さて、プロットが出来たら実際に書いていきます。

大切なのはいきなり第一話から、完璧に完成させていこうとは思わないこと。

なろう小説サイトにも小説が書けるフォーマットはありますが、私はワードのようなもの(無料のやつ)にずらずらと続けて書いて、出来上がった部分だけ抜粋、貼り付けしてアップしています。

だから実際にアップした原稿の後も、推敲されていない続きが一万字ほど出来上がっている状態です。

その他にサイドストーリーや別人物目線のモノローグなど、短い部分は話の展開に拘らず、先に書きあげてあります。その他思いついた台詞やクライマックスシーンのト書きなんかもつらつらと。

簡単でいいので完成版の少し先や全体を書きあげておくと、この先の展開のためにここら辺に伏線が必要だな…と分かってくるんですね。

物語の順序通りに、全部完璧に仕上げようと思うと時間が掛かる上に、訂正が必要になってしまう。

後は好きな場面から書いていくと自然と文字数が埋まる、という利点もあります。

五万字の小説、なんて長くて諦めてしまいがちですが全体の半分、三分の二…と書きやすい部分から埋めていくとこんなに書いたんだ!もったいないから完成させよう、となるはず。

最初は荒くても、順番がめちゃめちゃでもいい。
もったいない…と思える部分まで書き上げてしまいましょう。

 

 「つまらない」に負けない

 

プロットをきちんと作って、全体の構成もほぼ出来上がっていて…
それでも十代、二十代の頃の私は最後まで書き上げることが出来ず、挫折の連続でした。

長編小説の一番の敵は「つまらないのでは?」と迷う自分の気持ちです。
書いている自分はこの後の展開も、オチももちろん全部知っていますから、書くこと自体は楽しくても純粋にストーリーは楽しめない。

だから書いているうちに「あまりにもありがちなのでは?」「誰も楽しんでくれないのでは?」と心折れがちなのですね。

そんな訳でプロローグだけで終わった在庫を一杯抱えている私なのですが、今回自分が挫折した過去の小説の下書きを読み返して愕然としました。

ラストも、この後の展開もすべて忘れてから読み直したら、それなりに面白いじゃん!続きが読みたくなるじゃん!
何もかもを知っている私がつまらないかも…?と悩むのは当たり前。

完結させることは意義があること。
そう思って書き続けることが大切なのだ、と今は思います。

 

すごく人気があって面白い作家さんでも、遡ってデビュー作を読んでみると拙かったり、粗削りな部分も多い。

それでも書き続けたからこそ、実力が付いたのですよね。

 

私自身、十代の頃には達成できなかった一日五千字が可能になったのはずっと続けてきたブログ、それから五千字の小説を書く感覚を学べたzeromoon0さんの「短編小説の集い」(休止中、今後はTwitterで活動されるとのこと)のおかげだと思っております。

 

novelcluster.hatenablog.jp

 

長い物語はまだまだこれからですが、「長編小説の書き方」なんて記事を書いてしまいましたから、これをプレッシャーに完結させるしかない!

 

文章と健康

 

執筆に充てられる時間が朝30分、昼30分、夜2時間くらいなのでなかなか進まないのが現在の悩みの種です。

晩ごはん作って宿題を見て、子ども達が寝てから…なんて思っていると22時頃からしか時間が取れない。 2時間ほど書いて、筆が乗ると1時頃まで続けてしまって朝は5時起床なので睡眠時間が犠牲に…!

しかも肩がバッキバキに凝るので文章を書くって健康を害する趣味ですよね。それでも時間を忘れて3時間もキーボードを叩けるのですから、楽しい事には違いない。

はてなブログには才能豊かな人が多いので、楽しいだけじゃダメなんじゃないか、とついついプレッシャーを感じてしまいますが。
諦めたらそれで試合終了ですからね。

 

私がいつかラノベを書きたい!と夢見たのは中学生の時です。

人生の役には立たない、と言われがちなラノベですが、転校生で孤独だった私を救ってくれたのは「大好きなシリーズが完結するまで生きたい」という小さな願いでした。

あの頃も小説は書いていたけれど、思い通りに行かなくて、完結なんて夢のまた夢で。

いつか大人になったら、私も中学生のために明るく楽しい物語を書いて、恩返しがしたいと願っていたのでした。

 

今、いい大人になって。
こうやって時間を費やして、健康を害しながら書くよりも現実を大切にした方がいいんじゃないかなんて迷ったりもするのですが…

でももしかしたらモニターの向こうにあの頃の私がいるかも知れないから、もう少し頑張ってみますね。

 

そんな訳で今日はおのにち今週もブログ休むってよ!というお知らせでした。
なんとか今週中に書き上げて来週はブログ書く!

なろう小説ももうちょっと続けたいから、このブログの読者さんで書いてる方がいらっしゃったらどうかよろしくお願いします!励ましあって続けていきましょう!

 

小説は中学生女子向けなので、このブログの読者層とは異なりますが一応リンクだけ貼っておきます、それではまたっ。

https://ncode.syosetu.com/n1727fd/

 

金曜日もマルチタスク

特技などない、と思って生きてきたがどうやらマルチタスク(同時にいくつかの仕事をすること)は少し得意らしい。

己が出来ることなど大したことはない、と謙遜しがちな卑屈人間なので他者からスゴイと褒められないと自分の特質に気がつけない。なのでもっと褒めて私を!(唐突なアッピール)

 

今日「小野さんはマルチタスクですね」と褒めてくれたのは同僚だ。

窓口でお客様と世間話しながらその方の持ってきた書類を入力、その合間に電話で入力事項の確認をしつつ、隣の同僚がお昼の出前注文の電話を入れたことに気が付いたので『日替わりよろ』と書いたメモを渡したこと をマルチタスクだと褒められた。

厳密にいうと唐突に飛んできた私の「日替わりよろ」メモに驚いての発言だったので「マルチタスクですね」の裏には(食い意地はってますね)という言外の意が込められているのかも知れないのだがあーあーあーきごえないー。

物事の裏を読むのはやめよう。
ひっくり返せば、夢の国さえ千葉の埋め立て地だ。返さない方が物事は楽しい。

 

そんな訳でマルチタスク機能でゲットした本日の日替わり、ミックスフライ弁当をマルチタスク?に色々ちょっとずつかじりながら気が付いた。

私のマルチタスク機能って…もしかしたら単なる貧乏性から身についたゾンビランド・サガなんじゃね?

思えば、楽しみにしていた本を一気読み出来ない子どもだった。
だって!田舎には品ぞろえ豊富な図書館も書店も無いんだもの!

おこづかいは限られているし今みたいにネットでガンガン小説が読める時代じゃない。 面白い本は一日で読んでしまうのがもったいなくて、間にオヤツ休憩を挟んだり、遊びに行ったり、逆にハズレだった本を読んだりと様々な手を使って『おしまい』への道を引き延ばしてきた。

その癖は大きくなっても抜けなくて、つまらない試験勉強の合間に面白い小説という楽しみを挟んだり、とにかくちょこちょこ読書時間を設けることで気分転換を図ったり、飽きないように暮らしてきたのである。

そんな訳で40過ぎても、ちょこちょこが大好きな落ち着かないオトナだ。
掃除の合間にブログを書き、室内バイクで運動しながらゾンビランド・サガを楽しみ、ご飯を作りながらPTAの会計報告を仕上げる。

毎日がマルチタスク、複数ウインドウ開きっぱなし。

しかしそんな生活だと週末にはさすがにくたびれるので、今日はゆったり、寛ぐことだけに集中してワインでも楽しもうかなぁ…と思ったのだがリビングでは息子1が電子ピアノ、その横で息子2が太鼓の達人で「リンダリンダ」を演奏していて…

あのさぁいくら荒野の一軒家だからって、にぎやかすぎやしませんか!?
庭のキジから苦情が来るよ!?

 

そんな訳で諦めてパソコンを開き、ブログを書き始めた私がいます。
たまにうすらぼんやりしたいんですけど…ゾンビですら働かされる世の中だからなぁ…

そんな訳で今日はゾンビランドサガ面白いよね、という話でしたっけ!?
混沌としたままおわりっ!人生こそがマルチタスク!

 

ゾンビランドサガ SAGA.1 [Blu-ray]

ゾンビランドサガ SAGA.1 [Blu-ray]

 

 

「貰える」と「戻ってくる」は違うよ⁉ちょっと悩ましい医療費の話

週末、子どもたちをつれてインフルエンザの予防接種に行ってきた。
土曜日の病院は混んでいて、それなりに待たされた。

子どもたちは待合室に置かれた漫画に夢中、私も雑誌でも読もうと思っていたのだが…

 

隣の人の会話が気になって、あまり集中できませんでしたっ!

 

70過ぎくらいのおばあちゃん、自分は一か月の病院代が8千円を超えるとお金が貰えるのだ、と話している。

いつもなら余裕で超えるのだけれど、今月は忙しくて病院に行く暇がなかった。
領収書を数えてみたら8千円になっていなかったから、もったいない!と慌てて病院にやってきた…という話だった。

貰える だと…もったいない だと…!
ちょっと待って、その発想なんだかおかしくね⁉

 

一か月8千円というのは、多分高額療養費の話だと思う。
医療費はその人の年齢、所得によって限度額が定められているから、それを超えて支払った額は戻ってくる

太字が一番のポイントである。
『貰える』のではない!窓口で一回払った分が戻ってくるだけなのだ!
おばあちゃん、それ自分の財布から支払ったお金が医療保険経由して戻ってきただけだから!得してないから!

 

高額療養の限度額はその人の所得、年齢にもよるけれど、そのおばあちゃんの場合最安値の外来一か月8千円。それ以上医療費が掛からないのだから、病気をもっている人には確かに有難い話だと思う。

持病等で定期的に病院に通わなくてはいけない人は多いはず。
日本は国民皆保険の国、みんな法律で定められた適正な医療費を収めているのだから必要な制度を利用できるのは当たり前。 

 

でも「今月は限度額に達していないから」わざわざ病院に掛かるのはなんか違うような気がするんだけど…

「今日も忙しかったんだけど、貰えないと損だと思ってわざわざタクシーで病院来ただよー」というおばあちゃんの話に、「違うよーー!忙しい時間使って病院掛かって、結局払ったお金が戻って来るだけだよ、むしろタクシー代と時間損してるよーー⁉」と叫びたくなってモヤモヤモヤ。

しかしわざわざタクシーで病院まで来てしまった訳だし、いきなり知らない人間から「それ得じゃありませんよ?むしろ損です!」と言われるのも気分を害するだろうなと思って(もちろん病院に掛かる必要の有無は私じゃ判断出来ませんし)黙っていたのですが。

 

やっぱり、どーしてもモヤモヤ!なので自分のブログに書いときます。

もしもあなたのお家のおじいちゃんおばあちゃんが「もうちょっと治療代が高かったらお金が貰えたのにもったいない」なんて言い出したら、是非教えてあげてください!
この世で一番お得なのは健康を目指すこと!
そもそも病院に掛からないで済むなら医療費は0円なんですから。

件のおばあちゃんはお金が振り込まれることが有難いと感じているようでした。
自分の財布から出たお金が数か月かけて戻ってきただけなのに…

でもこういうおばあちゃんも地方の病院にとっては大事なお客様だからいいのかなぁ。
医療費の適正利用はもちろん大切なんですが、地域経済を回していかなきゃ病院が潰れちゃうし…ううむやっぱりモヤモヤモヤ。

 

なお、おばあちゃんと世間話してたお友達?のおじいちゃんは「うちの隣のじいさんは週に何度も病院に通うのに一か月1万円しか掛からないって言ってたぞ!羨ましい!」なんて話をしてました。それ難病とか透析してるんじゃ…羨ましくねーぞ重病だぞっ!

とにかくなんでオマエラそんなに病院ラバーなんだっ!
通った回数を自慢しあうな!診察券で財布をパンパンにすな!
病院とは高齢者の心のオアシスなのか…?

医療費の適正利用への道は遠い…と思ったおのにちです。
ううう、通わないで済むのが一番お得なんだと、誰か教えてあげてください!
医療費の適正利用やジェネリックのポスターならたくさん貼ってあるけど、もっと根本から勘違いしてる人も存在するってばよ厚生労働省!

  

2018?2019年度版 イラスト図解 医療費のしくみ

2018?2019年度版 イラスト図解 医療費のしくみ

 

 

 

#ペンチメント-ハッシュタグからたどる、小さな後悔の物語

 脳科学者、茂木健一郎さんの新作『ペンチメント』発売を記念してTwitterで#ベンチメント祭りが開催されているのに昨日気がつき、ハッシュタグ巡りをしてきました。

 

ペンチメント

ペンチメント

 

  

 

『ペンチメント』とは絵画用語で、油彩の下に描かれた書き損じのこと。
イタリア語の後悔、pentirsから生まれた言葉だそうで、だから#ペンチメントとは私たちの心の奥底に隠された密やかな後悔の物語なのかなぁ、と思うのです。

 Twitterに描かれたいろんな人のささやかな後悔、ペンチメントな物語がとても切なくて、我が身に重ね合わせたくなって…秋の夜長にピッタリなハッシュタグです。

例えばこんな呟き。

 

 

お人形は大事な友達だったけれど孤独の象徴でもあり、だから帰国の際に置いて行きたくなる気持ちはとてもよく分かる。でも一方で自分だけの孤独を他者にあげたくなかった、という気持ちもよく分かるのです。

そんな風に小さな感傷と後悔で、私たちは出来ている。

 

 

整形手術や性転換で、誰だってお金さえあれば理想の自分を追求できる世の中になりました。それでもどんなに過去の自分からかけ離れた姿になっても、名画の下には本当の私、小さな後悔が隠れている。

大事な人を亡くしたこと、言えなかった言葉…そんな小さなペンチメントにひたる秋の夜長はいかがでしょう?

ハッシュタグ#ペンチメント の先に、たくさんの物語があなたを待っている。かつての自分の胸の痛みに、よく似た呟きがきっと見つかるはずです。

 

 

茂木健一郎さんの新作と合わせて、しばらく#ペンチメントな世界に浸りたいと思っているおのにちです。

 

【はてブIDコール終了】IDコールが無くなったら誰が華丸と睾丸の書きまつがいを教えてくれるのか

ブックマークコメントから対象のはてなIDに通知を届ける「IDコール機能」が10月29日をもって終了してしまいました。

悪の温床、言い逃げ上等のデス・コールと悪名高いIDコールでしたが、普通に使用している分にはTwitterよりも手軽で、便利なサービスだったのでちょっと寂しいです。

勿論私の悪口を書いた増田にブコメから『書かれてますよ?対応したら?』とIDコールで召喚されたり、嫌な思いをしたこともありましたが、実際には小さな勘違いや情報を教えてくれる、親切な通りすがりさんからの通知の方が多かったです。

他にもTwitterをやっていない人がリプライ代わりにIDコールでメッセージくれたり。
だから笑ったり、IDコールで癒された記憶もたくさんあるんですよね。

でも実際にIDコールで嫌な目にあった人の話もたくさん聞いているので、廃止反対!!とは言い切れないのですが…
やっぱり寂しい。これが本音です。

 

最後に、私の「IDコールがあって助かった話」を記しておきます。

タイトル通り、記事中の華丸マークを睾丸マークと読み間違えて、睾丸いいね!とブコメ入れたら(なんてコメントだ…)知らない方からIDコールで「それ華丸や…」と教えて貰えたこと が私の人生における最良のIDコールでした。

 

yutoma233.hatenablog.com

 

ありがとうIDコール、さようならIDコール。
私の中の睾丸の思い出も、IDコールと共に消え去ってくれたらいいのに。
そんな風に願う、おのにちです。