おのにち

おのにちはいつかみたにっち

最近見たアニメ

 先日、阿豆らいち氏のツイキャスに乱入させて頂いた。
しかしふとした質問で言葉に詰まってしまった。

「最近見たアニメは?」

アニメならちょこちょこチェックはしている…だがっ…名前が出て来ねぇ…アレはどんなタイトルだったっ…!?

上手くアウトプット出来ないインプットほど儚いモノは無い。
記憶とは!他者に語ることで定着していくモノぉ!

 

そんな訳で今日は私の備忘録用・アニメ日記です。

全然最近のアニメじゃないですが気にすんな…
私が!最近見たアニメだからぁ!

 

グレンラガン劇場版2部作

  

劇場版グレンラガン 紅蓮篇 【完全生産限定版】 [DVD]

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はいっ、しょっぱなから古いぞーー!

映画「プロメア」公開記念としてGYAO!で無料公開してたので鑑賞。

劇場版、めっちゃテンポ良くて素晴らしいです。
少し古いアニメだけど編集の妙で飽きずにサクサク楽しめました。

同じ今石監督&中島タッグの『キルラキル』は既に完走済みで、めっちゃハマった作品なんですがグレンラガンも案の定良き!

 音楽がガーッと来て決めポーズがガキーンとなって涙腺がグルァァァ!となるという(おい語彙)力技系アニメなのだ!

 

詳細な設定を積み重ねるリアルなアニメも好きだけど、世の中はままならぬもの。
せめて仮想の世界くらい、ガーッとグワーッとガキーンとして欲しいものだよね(だから語彙)。

藤田和日郎センセの漫画が大好きで読む度に泣けるのですが、今石監督のアニメにも同じ匂いを感じます!

世の中には勢いだけで貫き通すコンテンツも必要です。
お前が信じるお前を信じろ!

 

細部としてはヒロイン・ニアがキラッキラしてる所が良かったです。

好きな人って特別に見えて、輝いてたり周りから浮いてたりするじゃないですか?これはもしかしてシモンから見たニアの姿なのかな?って感じで相当ニヤニヤできる。

後はエンディングでシモンの後ろ姿が子どもから大人へ成長していく所も好き。

前半のシモンは自分に自信が無くてちょっとオドオドした男の子なんだけど、後ろ姿の成長っぷりを眺めていると仕方ないよな、こんなに小さかったんだもん!と感動しました。

シモンもニアも、自分を信じてくれる人の存在で強くなれた。
私も心のアニキが欲しいです…。

 

結論、グレンラガンはアニキアニメ。

 

ケムリクサ

 

TVアニメ「ケムリクサ」エンディングテーマ『INDETERMINATE UNIVERSE』

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  • アーティスト: ゆうゆ feat.ケムリクサ
  • 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ株式会社(Music)
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 

『ケムリクサ』はAmazonで、結構時間をかけて完走しました。
面白いんだけど佳作、小品感あります。

舞台が廃墟(軍艦島)で画面が暗く、登場人物も限られていて…。
閉じた世界・限られた登場人物の舞台劇っぽいお話。

廃墟も軍艦島も大好物、謎解きアリのロードムービーという構成も好きだったからまったり完走しましたが、1クールアニメとしてはちょっと間延び感があったかも?

1~2時間の映画サイズに圧縮したほうが緊迫感が味わえて良かったかなぁ。

のんびり旅の過程を楽しむのも和むけれど、このペースだと最後に危機が訪れてもまぁたっぷり楽しんだし仕方ないっか…って感じでハラハラしないんですよーー!

けれどもまったり、お酒を飲みながら楽しむには適した作品でした。

 

 

最近は『真夜中のオカルト公務員』(腐女子向け)と『さらざんまい』を見ています。
『さらざんまい』、絵も音楽も可愛くてポップなのに色々考えさせられてなかなかしんどい!もう完結してるのになかなかラストまで辿り着けません…。

 そんな訳で今日は私が最近見ているアニメ、というお話でした、おしまい!

 

Twitter警察が来るよお父さん

先日Twitter上で、『ハーフっぽい』という言葉を使ってしまった。

その言葉を書く前にほんの少しの躊躇があった。
『ハーフ』という呼称は差別的だ、なんて主張が頭をよぎったからだ。

しかしとっさに違う言葉が思い浮かばず、リプライ先も同世代の気心知れた相手だったことから悪意が無いことは分かって貰えるだろう、と甘えてしまった。

 

けれどもその前後に着物広告の炎上があり、ハーフとはやっぱりデリカシーの無い言葉なのかも知れない、と少しゾワゾワした。

そもそもあの広告はハーフという言葉選びよりイエローキャブ的思考が問題なのだろうし、その上数年前の作品らしいから『ハーフっぽい』より色々話が複雑なのだけれど。

 

しかしTwitterはあくまでも公の場。

@つきの会話とは言え、いつ誰に拾われて炎上しないとは限らない。 

インターネットが普及して、色んなものが可視化されて、私達の感覚も日々変わり続けている。数年前ならギリ見逃されていた言葉や行為も、今は許されない事が増えた。

 

昔、足の小指をぶつけたとTwitterに書き込んだ時に『足の小指をぶつけた人』というアカウントからリツイートされた事がある。 

あれはきっと『足の小指をぶつけた』という言葉を無作為に拾い集めているbotなのだと思う。

 

その時は笑えたけれど、後からよく考えてゾワゾワした。

『足の小指をぶつけた』botはあくまでもジョークとして存在するから笑えたけれど、例えば『ハーフっぽい』みたいな言葉を拾い集めて差別ですよ、と指摘するbotが存在するとしたら?

 

本当に、そうした正義の言葉狩り警察が生まれてもおかしくは無い世の中なのだ。

 

 

最近、自分を教育する年上彼氏の惚気を投稿したら『それってモラハラでは?』と言われまくる女性を見かけた。

 正直私の目にもモラハラ的な行為に思えたし、自分が言われたら不快だな、とは思った。

 

でも、その女性にとってその行為が嬉しいのなら、それはそれで良いのではないか?

人との付き合い方は様々だし、あくまでも当人達の問題だ。
一昔前には『マイフェアレディ』的な漫画だって腐るほど出回っていた。

 

そのカップルの考え方は、現代の意識からすると少し古いように思えてしまう。
しかし双方が等しく、その感覚を共有しているのならば何の問題も無い。

なんとなく、精神的にはイラッとするかも知れないけれど、それはあくまで私の知らない他者の、画面の向こうの問題なのだ。

 

そしてこういう時代が答えを変えてしまう問題、ツイッター上では山ほどあると思う。

正しい箸の持ち方、デートで奢るか否か、子どもにはお母さんと呼ばせる?それともママ?
どれもあくまでも、個人の問題。

当事者同士が直接相談して、オッケーならそれで良いのにツイッターに書き込んだ途端、大勢の人間から社会の空気でジャッジされてしまう。

 

それを防ぐためには今の時代を察しながら発言するしかないのでは…と思ったけど、それって要は『空気読め』ってこと?

 

結局現実でもネットでも、世相からズレた人が嫌われる世の中なのですね。 

 

でもそれはなんだかちょっと、息苦しい世界かも…なんて思ってしまいました。
みんなそれぞれ、自分の感じる『正しさ』を表明してるだけなのにね。

 

結局私はハーフをなんと表記すれば良かったのでしょうか?
ダブル?ミックス?

 

なんかもう面倒くさくなってきて、純血種絶滅しろとか思ってしまいました…w
それが一番炎上するわバカーー!

 

 

とにかくもっと多様化しようよ、私達。

下手に他者が口出し出来ないくらい、それぞれの生き方が分岐して詳細になったら絶対の正しさなんて死滅するんじゃ無いですか?

それでもそんな世の中でも、自称プロが出てきて口出しするのかなー。

 

私は私、あなたには従わないわとパイちゃんが(正確には化蛇が)啖呵を切ってから幾歳月。あの台詞大好きで、今でも時折頭をよぎるんですよね。 

 

遠い他者じゃなく『私がどうしたいのか』、それから本当に大切に思う人間を重んじろ、ってのはどれだけ時代が変わっても変わらない真実なんじゃないかと思います。

 

でも大多数が言うことには一理あるのかも?なんて迷いもあるからまだまだ彷徨うんですが…

 とにかく今日も惑いつつ、疲れつつ。
それではまた!

  

3×3EYES 鬼籍の闇の契約者(4) (ヤンマガKCスペシャル)

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誰がためのワタシが辛い

忙しい忙しいばっかり言ってると自慢かと思われがちな世の中である。

確かに若い頃の忙しさは全部自分のためで、忙しいなりに成長が得られた。

だからあの頃の『忙しい』連呼には多少の奢りもあった訳なのである。忙しいワタシって意識高い子!みたいなプライド。

 

対して40代主婦、昨今の『忙しい』は、なんか違う。胸を張って忙しいとは決して言えない。だってなんか日々、とにかく待たざるを得ない待機時間が発生してそれが生活を圧迫してるんだもの…!

 

例えば週末。

子どもの遠征に付き添い片道2時間の運転、体育館で大会終了まで4時間待機。結局ほぼ1日を消費。

平日も週に3回子どものスポ少の送り迎え&待機で2時間消費。

 

これ、私だけじゃなくてたくさんの親御さんたちがやってる事だと思う。

習い事、学校、通院しているお子さんもいるよね。だからこんくらいの待機時間で弱音吐いてちゃいけないんですけど…

 

おおおおぅ!みんなも!私も!お疲れ様だーーっ!

 

もちろん、私が待っている時間は決して無駄なものではない。子どもにとっては絶対必要な送迎だし、彼らは日々何かしらの成長や、成果を得ている。子どもの成長を一部自分の手柄として捉えたら良い…のかも知れないけど。

 

でもこの忙しさはなんか自慢できない。

自慢出来ないどころかちょっと胸が痛い。

朝早かったから片付いていない家の中、忙しいのに取ってしまった有給休暇…。

必要だから確保した時間なんだけど、私が当事者として大会に出ている訳じゃない。あくまでも補助者として、応援の時間以外はひたすら時間を潰している訳で。

 

こんな時、なぜかいつも湧き上がる罪悪感。

誰にも、何も言われてやしないのに、今この場で暇そうに時間を潰している事への背徳感が押し寄せてくる。

とりあえず読みたい本や動画をダウンロードしたり、準備は色々してるんですよ。

でもそれってあくまで暇つぶしじゃん?

自分自身が成長出来ること何一つしてない訳じゃん?

勉強しようかな、とも思うんだけど最近ちゃんと机に向かって書きながらじゃないと全然覚えられないのです!痴呆でゴメン!

 

家族の付き添いで病院待ちとかホント辛い。

当事者本人は必要があって来ているから良いんだけど、職員さんが忙しそうに駆け回る中一人優雅に本読んじゃってすいません的なっ…!

 

そして片付いていない家の中の記憶が、私の心を締め付ける。なんでやるべき事をやらないままにこんなとこでゴロゴロしてんだクソがー!

 

もちろん、世の中みんな大変なんですよ。

独身も既婚者も老いも若きも、みんなそれぞれのしんどさを抱えてる。

 

ただ今日の私はひたすらゴトーを待ちながら家族の介護とか看病とか補助とか、そういうもので自分のために時間を使えない、外でも家の中でも待機やら何やら『誰かの為の時間が長い』人って大変だなぁ…と考えてました。

 

ホントは絶対に必要な時間のはずなのに、やらなくてはいけない事をこなしてるはずなのに、なぜか胸に押し寄せてくる『何もしていないことへの罪悪感』。

 

子育てや介護のために自宅に居る方とか、本当はとっても重大な役割を果たしているはずなのになぜか社会に参加できていないと思ったり、疎外感を感じる事はありませんか?

 

私は専業主婦だった時その手の罪悪感が押し寄せてきてダメでした。

働いてる方がよっぽど楽。自分の時間を自分の仕事に費やして、自分の報酬を得てはじめて何かを成し遂げた気分になり、気が楽になった。

 

ひきこもりとかもそうなのかもね。

本当は、家の中に篭っていても家族と協力して生きていられるならそれで良いはずなんです。

掃除とか料理とか、家事が出来れば更に良いし、小さな手伝いだけでも充分家庭という小さな社会の役には立てているはず。

 

でもなぜかそこの成果は見逃されがちで、当事者ですら上手く認められなくて、だから家庭の中だけで働くことは辛い仕事になってしまうのかも。

 

専業主婦が自己肯定感を持てる世の中が生まれたら、それはひきこもりも暮らしやすい社会だと思うんですけど、いかんせん今の世の中時間も金も人も、余裕が足りなすぎるのよね。

私だってニセンマン欲しいぃ!

 

社会を変えるのは大変だから、まずは私自身がこの何もしていないように感じる罪悪感から解放されなきゃ、と待ち時間にこの記事を書いてみました。

 

そんな訳で、私のゴトーはまだ来ません。

おなかが、空きました…

 

名づけえぬもの

名づけえぬもの

 

 

 

愛情の分散化

大会を控えた上の息子が、練習中に足首を痛めてしまった。
夫婦で心配して、テーピングの巻き方を勉強したり、整体に連れて行ったり。

そうやって構っていたら今度は下の息子がいじけた。
夜中に突然、足が痛いと泣きだしたのだ。

慌てて様子を見るものの、外観には何の異常も無い。

とりあえず湿布を貼って、丁寧に包帯を巻いてやったら安心して眠りにつき、次の朝にはケロっとしていた。

寂しい思いをさせたのだろうか、愛情が足りなかったのだろうか…
と一瞬反省しかけたがすぐに思い直した。

 

愛情なら!コッテコテに足りまくってるわヴォケ!

 

年の離れた末っ子として両親からも兄からも愛されまくっている下の息子。
単にいつもの自分のポジションが兄に奪われた気がして不安だったのだろう。

上の息子も弟が生まれてからしばらくは不安定で、愛情を確認するかのように問題行動を繰り返した。

 

子ども特有の行動?と思ったけれど大人でもあるよね&いるよね…

他人の不幸話に張り合う人とか、自分のポジションを守りたいがために他人に仕事を教えない人とかさぁ。

チヤホヤされたかったり、地位を守りたかったり。
それらは人の原始的な衝動なのかも知れません…

 

 

そういえば昔参加した幼児教育の講演会でも、子どもが親の愛を求める欲求には底が無い、という話があった。

幼児教育の専門家が指導していた家族の中に、とても教育熱心な父親がいた。
忙しい仕事の合間を縫ってキャンプに連れて行ったり、スポーツの遠征や大会に付き添ったり。

傍から見ている側にも伝わるような熱心さで、子どもはさぞや感謝しているのだろう…と思っていたらある時その子が「うちの父は仕事にしか興味が無いんだ」というような愚痴をこぼし、その場にいた人たちは皆「ええっ!」と驚愕したそうである。

家の中と外では違うのか?と思っていたが本人の母親も驚愕していたので『親の心子知らず』は本当なのだと思いました、と話をまとめられていた。

実際、その専門家の方が教える保育士の卵達も、実習に出てはじめて親の愛や有難みを実感したと語るらしい。

子どもの内は、自分の家庭の事しか知らない。
愛情への欲求は基本底無しだから、親がどれだけ愛情を注いでもそれが贅沢な事だとは知らない子どもは満足できない。

社会に出て、様々な環境を知って初めて、自分が今まで置かれていた場所の本当の価値を知る。

だから最初から色々な境遇を知ってしまった養護施設育ちの幼い子ども達は、驚くほど親に謙虚で、献身的なのだそうだ。

 

そしてこうした講演会を聞きに来る親御さん方は普通より子育てに熱心なはずだ、だから親の愛情が足りないのではないか?などと思い悩む必要は無い。

ただし子どもには出来るだけ多様な経験をさせてあげて欲しい、彼らは社会の中から多くの事を学ぶのだから、と講演は締めくくられていた。

 

 

ぼんやり、元事務次官の息子の話を思い出す。

愚母という憎しみに満ちた言い方や大事なプラモデルを破壊された、なんてエピソードから最初はほんの少し子育てが厳しすぎたのかな、と思ってしまった。

でもそれは一方の話にしか過ぎない。

経済的には充分すぎるほど恵まれていたはずだし、プラモデルを破壊するほどの怒りに至るまでには親の側にもそれなりの鬱屈もあったはずだと思うのだ。

彼の家族の一番の過失は、暴力を振るわれたときに警察を呼ばなかった事だと思う。

ネットでは製造者責任を果たした、なんて賞賛の声も上がっていたけれどそれはおかしい。

たとえ親子でも人を裁くのは人じゃない、法でなくてはと思う。

そうじゃなければ世界最古の法典から、私たちが何千年も考え続けてきたことが無駄になってしまうではないか?

 

 

依存気質の人間に全力で縋り付かれ、こちらまで病みそうになったので慌てて身を引いた…みたいな話を聞いたことがある。

人と言う字は支え合って出来ているけれど、多分一人の人を一人の人間だけで支えられるほど、私たちは強くない。

DV気質の人間がまず行うことは支配したい相手を孤立させる事だ。
たった一人がその人にとっての全てになるから、不条理な暴力から逃れられなくなる。

 

私も、あなたも、当たり前だけど世界の全てにはなれない。
神様になるには1億年早い。

 

母しか出来ない己の身の程をわきまえ、教育、スポーツの指導、果ては万が一暴力を振るってしまった時の対処法まで、間違っても自分一人で解決できるだなんて思い上がらない事が重要だ。

 

閉じたままの貝にはならない事。

多分病まずに生きていくために一番重要なのがその事で、でもそのためにはある程度の社会貢献も必要なのかなと思ったり。

 

とりあえず今日も思考は飛び飛びですが、人は一対一の関係性だけでは生きられない生物なのだ、というのが今の私の結論です…。

 

 

 

イマ・ココ・ワタシ・ドコ?

最近なんだか慌ただしい。

休日平日、日々何かしら用事が入っていてスケジュールに追い立てられる暮らし。

こうなると頭の中は先の予定でいっぱい。

今・ここにいる私の意識が希薄になってしまう。

 

『イマ・ココ』を取り戻したいという欲求なのか、それとも単なるストレス解消なのか。

こういう状況に置かれるとどうにも物欲が刺激されて困る。

欲望の赴くまま消費していたら破産するので、とりあえず普段はあまり読まないファッション・ビューティのトレンド情報なんかを適当に摂取してイマ・ココに居る気分に浸る。

本当は運動・瞑想・野菜・睡眠で己を取り戻すのが一番なのだろうが…

 

実は瞑想苦手…瞑想始めると遥かなる銀河系のことを考え出しちゃって。

瞑想で感じた銀河を追認するためにファウンデーションとか壮大なスペースオペラ読みたくなるのは私だけですかね?

個人ではなく時代や惑星の興亡を描く長い長い物語大好きなんですが忙しい時手を出すと貴重な睡眠が枯渇するので危険すぎます。

なぜか読み返したい名作が浮かんできてしまう瞑想恐るべし。私の脳内にはAmazonの広告が貼られているのかよっ…!

 

そんな訳で常日頃はマンガや小説やアニメでひたすら現実から逃避している私ですが、リアルが枯渇しすぎるとさすがに『今』を取り込みたくなるらしいっす。

 

そういや昔仕事が忙しくてろくに休みが取れなかった頃はむちゃくちゃ雑誌買ってましたっけ。

でも今みたいにネットでなんでも気軽に買える時代じゃなかったからトレンドに詳しくなっても買いに行く時間が無くて、雑誌を真似てジーンズをじょきじょき切って手作りのショートパンツにしたら優しいおばあちゃんがすごく丁寧に、しかも短めに裾上げしてくれてハイレグ水着みたいになっちゃって…

 

ごめんな、アレを着て歩く勇気のない孫でごめんなおばあちゃん!

 

なんか色々己の人生が物悲しく思えてきましたが私は元気です。
おばあちゃんも健在です(良かった良かった)。

 

とりあえずこれからもトレンドを適度に摂取しつつ、当面続く忙しい日々を乗り切りたいと思います。

忙しい時、あなたは何をして自分を取り戻すんでしょうか?

私はなぜかトレンドに惹かれるんだよ、ってお話でした。

  

ファウンデーション

ファウンデーション

 

 

最近の物欲

最近ネット経由で色々買ってます…物欲がヤバーーい!

どれも無くとも生きていけるものばっかりなのですが、それでも便利は良い、楽しいは良いぞ。

そんな訳で今日は最近の購入物紹介です。

 

 デオコ ボディクレンズ

 

【医薬部外品】ロート製薬 デオコ 薬用デオドラント ボディクレンズ 350mL

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まずは女の子の香りになれる!と最近話題のデオコ(いつもiDeCoと言いまつがう)。

 

リアル君の名は。おっさんが女の子の匂いを買ってきて身につけたら、たまらない背徳感を味わえた: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 

この記事を読んで一体何人が購入したんだ、って感じですよね…つか会津の片田舎のドラックストアでも品薄だったんですが戦慄。

匂いは正直さりげなさすぎて(ジャスミンとか白い花系の良い匂いはするが女性用の香料入りボディソープとしては淡い)よく分からなかったのですが白泥が入っているからかキュキュッと洗い上がって心地よい。軽いスクラブ効果もあるし、夏のお肌をなめらかにするには良いと思います。乾燥肌の人にはちょっと洗浄力が強すぎかな?

残念なことにスゴ本の中の人のように布団の中が女の子の匂いで一杯…とはならなかったのですが、もしかしてスゴ本の人はパン一、もしくは全裸で布団にくるまっているのでしょうか…?

 

ブラウンオーラルB 電動歯ブラシ

 

【Amazon.co.jp 限定】ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO2000 ホワイト D5015132WH

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充電式の電動歯ブラシ。
以前は同じブラウンの物で一番安い電池式を使っていたのですが(昔Wii U用に購入したエネループが大量に余っているため)電池交換の際、蓋を閉めるのにかなりの力とコツがいるのがストレスで買い換えました。

ただいつもの電池式が千円ほどで半年も持ってくれるので(だいたいそのくらいで蓋のパッキンが劣化します)コスパ的にはどうなんだろう?
とりあえず一年保証はついてますが、5~6千円で一年なら千円のを買い替えた方が安いよね。

逆に一万くらい出して国産メーカーのを長く使った方が良いのか?などと迷いましたが
オーラルBの替えブラシが余っていたので今回はコレに。

電池式も充電式も、同じ替えブラシが使えるってのは結構大きいですね。
長く使いたいものには互換性、最重要!

私はずっとiPhoneユーザーなのですが正直機能がどーのより前のものと使い方がほぼ同じ、って所が大きいと思います。あと結構丈夫な所も。
実は職場にiPhone4ユーザーがいるのです。さすがに長持ちすぎぃ…!

  

完全ワイヤレスイヤホン by Anker

 

 

耳からうどん、と最近話題のワイヤレスイヤホン。
掃除やウオーキングの際によく音楽を聴くんですが、今まではiPhone購入時に付いてきた有線タイプを使っててポケットの中で絡むのが地味にストレスで…!

しかしそんなに長時間聞くわけでもないので、AppleのAirPodsはちょっと高すぎるなー、と悩んだ末に購入したのがコレ。

これも8千円くらいなので初心者にはちょっとお高いんですが、ピンキリありすぎて迷いまくり、安心のAnkerブランドにしました。

まだ使いはじめなので故障頻度は分らないし、音質も正直そんなに分かってない。

しかし絡まずに即使えるというのはそれだけで楽だし、いいぞ!
音楽を聴く回数も増えました。

もっと安い中華製でも良かったのかなぁ?でも設定が面倒だったり不良品に当たったりすると余計面倒だし…程良い価格帯って難しいですね。

 

正直人類って生きてるだけでも色々めんどくさいので出せる範囲で「楽」な方へお金を落としていけば良いと思う今日この頃。単に私がものぐさなだけかも知れませんがううう…

しかし物欲は耐えないっすね、あとは昔ブログで読んだノンフライヤーの中華製大容量のヤツも気になってますが置き場所がー!話題のホットクックも気になりますが電気屋で実物を見てあまりの大きさに諦めました。
まずはキッチンを片付ける所から…っていうか従来型のシステムキッチンって鍋や食器、調理器具を収納する場所はたくさんあるけど炊飯器と電気フライヤーとオーブンレンジとホットクックを並べて置ける仕様にはどう考えても出来てないですよね⁉
巨大アイランドキッチンならいけるのだろうか、そしてこれからは日本のキッチンも電気式料理対応型になっていくんでしょうか私気になります…と思考が別な話に流れ始めたところで今日は終わりっすー。そんではまた!

 

  

世界で一番不幸な人は

なんだか最近痴漢に関する諍いが話題になっていて、ネットを見るたびザワザワしてしまう。

安全ピンで刺す、という自衛策が巡り巡ってじゃあ男性の側は人の心を傷つける悪い女性をフルボッコにして子どもの産めない体にしてやろうぜ!それこそが公平、という質の悪い風刺漫画が出回る地獄。

 

他国では外を一人で歩いていた、男女交際をしていただけで女性が殺害されてしまうような事件が未だに起きている。悲惨な現実をそのまま漫画にして、何が風刺だと言うのだろう?

 そもそも安全ピンを使う手法も昔から周知されていたらしい(elve姐さんも学生時代の友人の話を書いていた)。

しかし2~30年経っても被害者の側が、それも子どもが戦ってるのかよ⁉と駅のホームで追われる犯人の映像を見て戦慄した。

自分で声を上げなくちゃいけない被害者も辛いし、たまたま若い女性の近くに立ってしまい冤罪に怯える男性も辛い。早く電車内にもカメラを設置してその場で確認できるようにしてほしいと思う。

マイカーや自宅と、一般人だって防犯のために監視カメラを取り付けるのが常識になってきた世の中だ。

個人情報ガーなんてよく聞くけれど、痴漢の顔がバッチリ映し出され、交際相手を刺殺した犯人の顔がカワイイと話題になるのを見るたびに個人の虚しさを実感する。

いまや誰にも見られたくない・写されたくないと思うなら限界集落に引っ越すか自宅に引きこもるしかない。

それでも何かが起こった時には、小学校時代の同級生まで引っ張り出して犯人像が構築される。

『私』とは私を認識する他者がいるから存在できる幻影にすぎないのだ。

 

 

ふと、以前仕事を辞めた時に感じた寄る辺のない寂しさを思い出す。

 今の私は仕事があり家庭があり趣味の仲間もいてようやく、己の存在意義を感じられている。しかし年をとれば自然と職を失い、子どもが巣立つ日も来るだろう。

その時にまた新しいコミュニティを構築できるのか、それとも寂しさに折り合いをつけて上手く生きていく方法を見出せるのか。


私がザワザワを感じた痴漢に関する諍いも、根底にあるのは存在を認められない事への寂しさがあるのではないか、なんて身勝手に推測してしまう。

以前独身のまま子宮を切除しなくてはいけない女性が混乱する思いを書いた増田があって、そこに『でも今まで女の特権(恩恵?)を授かってきたじゃん』みたいなブコメがついていて戦慄した。

 増田はモテないとか喪女とか散々自分のことを自嘲していたのに、しかも病気で手術を控えているのに、それでも増田の方が自分より幸せに見えるのか。

どれだけ寂しいのか、どれだけ不幸なのか。

 

川崎もそうだけど、どんな事件も本当の対策は孤立した人間をどうやって寂しさから救うのか、って事なのかも知れない。

 

 

以前全ての男に平等に女を分配しろ、なんてスレを見かけた。

生きた人間は無理だけど、希望者全員に性と家事を補ってくれるアンドロイドが配布されるようになったら寂しさは埋まるのだろうか?

それともベーシックインカムのようにみんなに均等にお金を?

 

しかし同じものを同じように与えても、きっと『世界で一番自分が不幸』な人間は生まれてしまうのだろう。

人より悲しみを強く感じたり、物事を悪い方に見てしまいがちな人は、感受性の濃淡が強いのかも知れないと思っている。

 

SNSで怒りや悲しみを表明する人がいたら優しく寄り添ってくれるAIなんかが生まれたら少しは埋め合わせ出来るのかなぁ?

私は結構、機械に夢を抱いている。
早く来てくれ私のちぃよ。

 

 さて、自分の孤独や寂しさ、世の中は不平等だと感じてしまう心を暴力や暴言に変えないためにはどうしたら良いのだろう?

 それはきっと誰にでも起こりうる事だから、それぞれが自分なりの対処方法を考えて、備えていかなければいけないのだと思う。

 

痴漢も殺人犯も寂しい言葉を吐く人も、みんな分からないくらい遠くにいる訳じゃない。

 とりあえず私にも起こりうる事なのだ、と覚悟をして心の準備をしておく事。
今日の課題はこんな感じです。

 

それでもまぁ、とりあえず今日も空は青い。ゴハンは美味い。
そうやって目を逸らしながら生きていけばなんとかなるのかも知れないよね?

 

 

ちょびっツ(8) (ヤングマガジンコミックス)

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