おのにち

おのにちはいつかみたにっち

最近、聴いてるもの

今週のお題が『最近読んでるもの』だったのだが、最近はやたら聴いてることが多いので勝手に変換してしまった。

Amazonオーディブル、めちゃくちゃ良いっす。新時代です!

 

紙とか文字で読む静謐さとか、創造性には確かに欠けるんだけど洗濯とか料理、運転しながら聞ける利便性には敵わん。

忙しい現代人必須ですぞオーディブル…!

 

そんな訳で、最近聴いてる本の話をしよう。

 

M.W.クレイヴンの英国ミステリ、ワシントン・ポーシリーズ!

これがめちゃくちゃ面白い。そしてめちゃくちゃ励まされる、元気が出る。

 

主人公のワシントン・ポーは英国カンブリア州在住。国家犯罪対策庁の重大犯罪分析課に属する部長刑事である。

物語の冒頭では、彼は謹慎中で、世捨て人のようなやけっぱちさを漂わせている。

しかし周りのパワフルな女性たちに引っ張られ、そして自分の出生の秘密を克服し、どんどんその実力を発揮していく。

そんな風に癖のあるポー、彼の上司のフリン、そして何より相方を務めるブラットショーが魅力的すぎて!

深刻なミステリーの最中で、何度彼女の魅力的な挙動でクスッと笑わされたことか。

そしていざという時には強い意思を持って、頼りになる相棒に変貌する彼女が大好きすぎてずっと見ていたくなります(ほっこり)。

ポーの年下の女性上司、フリン警部もめっちゃ素敵!

 

第三作目では、臨月間際でホルモンバランス崩れっぱなしの彼女も魅力的でした。

姉にコンプレックスを抱えていたり、本来なら休むべき場面で休めない、周りを上手く頼れないワーカホリックな部分も良かったなぁ。

 

豊かな英国の自然、そして絡み合うミステリの楽しさが満喫できる作品です。

本でも、オーディブルでも、ぜひ一度楽しんでみてください…!

 

 

 

 

今週のお題「最近読んでるもの」

『オメガ城の惨劇』を聴いたら森博嗣熱が再燃した

最近、森博嗣さんの『オメガ城の惨劇』をオーディブルで聴きまして。

若かりし頃にS &Mシリーズにハマり、その後はVシリーズ、Gシリーズと延々続く森ワールドに夢中の青春を過ごしてまいりました。

しかし流石に購読が途絶えがちになってきたのは、Xシリーズあたりからでしょうか?

現在もXXシリーズ、それから百年シリーズと分岐を続ける森ワールドに追いつけず、すっかり諦め切ってしまっていた今日この頃。

Amazonオーディブルに気になる本のお知らせが。

森博嗣の新作、しかも一冊でも読めるノン・シリーズ物。

キャッチコピーは『F』の衝撃再び!そして登場人物にサイカワ・ソウヘイ、マガタ・シキの名前が…!

これは聴いちゃうよね、といそいそと再生。

久しぶりの犀川先生にニマニマしながら聴いていたら終盤にようやく違和感を覚え、ラストで???!となり、思いがけないゲストに大満足の一冊でした。

『すべてがFになる』の頃の、ちゃんとミステリしていたシリーズ作品が好きで、犀川や萌絵、真賀田四季なんて名前にワクワクしてしまう人は絶対に楽しめる作品だと思います。

 

あらすじはこんな感じ。

孤島に聳えるオメガ城への招待に応じた六人の天才と一人の雑誌記者。
そこには、サイカワ・ソウヘイも含まれていた。彼らが城へやってきた理由は、ただ一つ。招待状に記された「マガタ・シキ」の名前だった。
島へ渡るには、一日一便の連絡船を使用。帰りは、あらかじめ船を呼ぶ必要がある閉じた空間。執事すら主催者の顔を知らず、招待の意図は誰にもわからない。謎が多い中の晩餐をしかし七人は大いに楽しんだ。
そして、深夜。高い叫び声のような音が響き、城は惨劇の場と化した。

 

いやー、ほんとに『すべてがFになる』を思い出さずにはいられない作品で、でも思いがけないドンデン返しがあって、最高に楽しめました!

でも、読み終えたらまた犀川先生や萌絵ちゃんに会いたくなってしまって。

途中で挫折していた四季シリーズの秋に、二人が登場すると聞いてまとめ買いしちゃいましたよ、四季全四巻(^◇^;)

図書館で読んだような気もするのですが、ガガガ!

まだまだ森熱は冷め切っていなかったようです。秋は読書の季節だからしゃーない。

しかし、また積読本が増えていくよぅ…!

 

 



秋はすぐそこ

ようやく涼しくなってきた。

今日は午前中は病院、午後は地元大学でプログラミングの講義という慌ただしいスケジュール。

でも仕事は休み。天候は晴れで気温もちょうど良し。
景色もようやく秋めいてきて、こういう日のドライブはとても楽しい。

 

オーディブルでアンソニー・ホロヴィッツの『殺しへのライン』を聴きながら走る、走る。

 

午前中の病院では、前回更年期かも?という相談をしていてホルモン検査の結果を聞きに行った。

数値的にはまだホルモン療法は必要ない、でもバランスが悪くなっているので漢方薬を飲みましょうという話だった。

何よりもストレスが一番悪いんですよ、というお話も。

 

しかしながらストレス上等、一番お忙しい年頃なんですよこちとら?という感じ。

仕事して家事して、中高生の子ども達の送迎やら何やら。
だんだん学費の事も考えて本業のほかにバイトも始めたし、自分の将来のために勉強もしているし。

そりゃあ自律神経もやられるわな…と大人しく漢方薬をキメることにした。

 

まだ二週間しか試していないので効き目はまだまだ先だと思われ。
副作用は無いけど、とにかくマズイ。ひたすらマズイ。

これ、そのうち慣れるんだろうか?

とりあえず頑張る、来年の今頃に期待。

 

午後はプログラミング。

Javaを学習しているので、今日はAliceという3Dアニメーションソフトを使って遊びながら学ぶ、という感じ。

前もってチュートリアルのテキストを貰っていたので、てっきりそれに沿って進むのかと思いきやチュートリアルは各自、という感じですごい勢いで講義が進む、進む。

教えてくださる教授は大学でも人気のある人らしく勢いがすごい。

英語圏の方なので自動翻訳が表示されるのだけど字幕が追いつかない。
しかも日本語と英語チャンポンなので頼みの字幕すらほとんど意味をなさない。

考えるな、感じろ…と必死で真似しながら手を動かし、なんとか分かった。

が、パソコンを閉じた瞬間に忘れているような気も。

しかしそもそも、分かったとはなんだろう?

自分のことすら分からない私が何かについて分かったなどとおこがましいことなのだ、と哲学的に誤魔化す。

家に帰ってAlice用に英語設定にしたパソコンを日本語に戻す。

やっぱり日本語が落ち着く、けどプログラミングのためには英語もマスターせにゃならんのだろうなぁ。

 

とりあえず今日のノルマは全部こなした。

お疲れ様でした私!ビール飲むか…

 

 

 

 

厄日ってあるよね

今日は久々に、小さな不幸が連続したので記念に(?)記録しておく。

 

まず、出勤と同時に生ゴミを出し忘れた事に気がついた。ささやかながら、まだ暑いこの時期にそこそこのダメージ。

 

それから、大学受験を控えた子どもの奨学金の予約申込をすっかり忘れていた(というか、春1ヶ月秋1ヶ月と申込期限が厳密に区切られているのを知らなかった)。

秋の部には間に合いそうだけど、ネットでデータ送信して、学校に書類提出して、マイナンバーカードのコピーを書留で送って…となかなか面倒くさそうだったのでダルおも。

 

お昼休みは郵便局に行って、自分の番号札が呼ばれたのに違う人が立ち上がった。

どうやら私の前の人が番号札を取らずに待っていたらしく、順番的には間違っていないけど複雑な気持ちに。

黙ってもう一枚番号札を取ったけど、二人しか客がいなかったからそれで問題はないんだけど。なんかモヤっとするよねぇ?

 

最後、職場に戻ってお財布の整理をしたら昨日で期限が切れた1000円分の商品券を見つけてしまった。

昨日、ってのがなんかまた…!

一週間ならサクッと諦めもつくんですが、たった一日の悔しみったら。

 

そんで、あー今日は飲むしかないなと思ったのにそういう日に限って子どものスポーツクラブ送迎がありました。

 

そんな訳で夜8時現在。

車内待機中にこのブログをしたためています。

もう今日はいろいろ諦めて寝るかー(^◇^;)

 

そんな日もあるよね、というお話でした…。

 

 

今、アンソニー・ホロヴィッツが面白い

最近、イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツのミステリにハマってしまってスーザン・ライランドシリーズを全部(と言ってもまだ二作品)、ホーソーン&ホロヴィッツ シリーズは二作目の『その裁きは死』まで読み終えた。

どちらも古典の匂いがする純ミステリなのに、現代的な部分が程よく混ざっていて、とても面白い。

 

小説の編集者であるスーザン・ライランドを主人公にしたスーザン・ライランドシリーズ(そのまんまのシリーズ名!)は一作目が『カササギ殺人事件』、二作目は『ヨルガオ殺人事件』というタイトルである。

特に第一作の『カササギ殺人事件』では上巻のほとんどが主人公スーザンが担当する作家、アラン・コンウェイの新作「カササギ殺人事件」の内容、という劇中劇の形を取っている。

この、作品中で語られるアラン・コンウェイの作品「名探偵ピュントシリーズ」がまた味があって良いのだ!

最初は、なぜこの本は延々と古臭い古典ミステリパートが続くのだ…?と思いながら読んでいたのだが、そのうちアガサ・クリスティへのオマージュだという名探偵ピュントにすっかりハマり、現実の謎は良いから劇中作の結末を教えてください!となってしまう。

逆に続編の『ヨルガオ殺人事件』では、もちろん別のピュントシリーズが語られ、そちらも面白いのだけれど主人公スーザン自身のトラブルや周りの登場人物達が魅力的で、現実パートに魅せられる。

どちらの作品もめちゃくちゃ長いのが難ではありますが、その分作品世界にガッツリのめり込めて面白いです。

 

 


それから、なぜか作者本人が登場する『ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ』も良いよ!

出版業界やら、ドラマの撮影現場の様子やら、児童文学からスタートしてミステリドラマの脚本担当と、キャリア豊富なホロヴィッツらしい蘊蓄満載で楽しめる。

また、不遜な性格の元警察官、ホーソーンがめちゃくちゃ魅力的。

私は同じくイギリスの作品、フロスト警部シリーズを思い出しました。あそこまでヘビィワーカーじゃないけど、口が悪い所は似てると思うんですよね。

なぜか毎回、ホロヴィッツ本人が悲惨な目に遭うオチも好き。次作が楽しみになってしまう作品です。

 

 

 

そんなわけで今日は、アンソニー・ホロヴィッツ作品がイイぞ、というお話でした。

どちらのシリーズもボリュームがあるので、読むのは大変そう…という方はAmazonのオーデュブルでも聴けますのでそちらもオススメです。

それではまた!

 

横浜駅が増えていく-『横浜駅SF』

増殖する横浜駅が日本を埋め尽くしていく…というSFを読みました。

作者は柞刈 湯葉(いすかり ゆば)さん、生物学研究者で福島県出身らしい。

作品名はシンプルに『横浜駅SF』。

 

横浜駅SF【電子特典付き】 (カドカワBOOKS)


無限に広がり続ける巨大な構造物…という構成から、最初にマンガの『BLAME!』が思い浮かんだんですが、オマージュであると作者の後書きでも触れられていますね。

主人公は駅の外、海沿いの土地に生まれ育った青年、三島ヒロト。 

日本本土のおおよそは横浜駅に覆われてしまっていて、ヒロト達のように外で暮らしていける土地はごく僅か、それもほとんどは駅から排出される不要物に頼った暮らしをしています。

駅の中に入れるのは『Suica』を体内に埋め込んだ人間だけ。特例として、小学校入学前の子どもだけはSuicaなしでも駅構内への立ち入りが許されています。

 

ふとした縁で、青春18きっぷを手に入れたヒロトは生まれて初めて駅構内に入り、期間限定で駅ナカを旅することになります。

駅ナカでは、住民達が住む場所によってヒエラルキーを構築していたり、勝手に駅員を名乗りだした組織が駅の治安を守るという名目で搾取をしていたり、と色々トラブルが。

 

それでも、未だ横浜駅の侵食を免れている北海道からやってきたJR北日本の工作員、ネップシャマイ達に助けられたヒロトはついに目的地に辿り着くのですが…というお話。

 

いやぁ、めちゃくちゃ面白いです!

Suica、駅ナカ、駅チカと知ってる単語ばかりだし、舞台も駅構内なのに描かれる世界はSFそのもの。

そして、北日本の工作員たちが可愛いんですよ。住人達から不審に思われないように、Suica導入前の子どもの姿をした数体のアンドロイドが登場するのですがみんな個性豊か。

私はメンバー唯一の女の子?ハイクンテレケがお気に入りです。

一応『横浜駅SF』だけでも物語は一区切りを迎えているのですが、残る謎がまだまだあり、続編の『横浜駅SF全国版』まで一気読みしてしまいました。

 

でも、まだまだ謎は終わってません…!

北海道の謎の実力者、ユキエさんとは?

サマユンクルはどうなったの?

ネップシャマイは無事にボディを取り戻せたのか?

めちゃくちゃ気になります…

続編に、大期待!

 

 

 

 

来たかも?更年期


今年で48になりました。

去年くらいから生理周期が少しずつズレだして、 でも体調面での変化は特に感じていなかったからこのまま緩やかに閉経に向かっていけたらなー、などと思っていたのですが…。

いやぁ、甘かったっすね!!


正直舐めてましたわ更年期。

皆が必ずなるものでもなかろう、とか仕事で忙しくしていれば気が付かないのでは?なんて思い込んで、気休め程度に命の母たまに飲んで過ごしていたのですが。


たぶんお盆に暴飲暴食しすぎたツケとか、クーラー&冷たい飲み物にもやられてるとは思うんですが、二日くらい前から急に夜、息苦しい感じになって。

特に寝入りばながひどく、 息苦しくてビクッ!と起きてしまうのです。

スマートウオッチや家族に確認する限りでは、 血中酸素や心拍数にも問題はなく、激しいいびきや睡眠時の無呼吸状態も無いようなのでこれは自立神経の問題なのかな…と。

しかも寝入りばなのビクッ!がなかなか苦しいので寝るのが憂鬱だな、 なんて思っていたらついには寝る前から息が苦しくて軽く恐怖を感じるような状況に。

幸い、これは所謂パニック発作と呼ばれる状態だな、と私の頭の中のゴーストが囁いてくれたのでゆっくりと場所を変え、 水を飲んで深呼吸したら落ち着いたのですが。

これはちゃんと体を気遣わないとダメだな、と48歳にしてようやく心を入れ替えました。

 

次の日は朝早くから運動し、 納豆や豆乳を摂取し、命の母もきちんと三回飲み、 晩酌を辞めて牛乳飲んでから寝たらなんとか大丈夫ですた…..
ホルモン療法的なものが必要なのかどうか、 病院に行って確認したほうがいいのは分かってるんですが、 生理が遅れてすぐにいったら症状がヤバくなってからこいやー!と門前払いされた記憶がいまだに尾を引いてます。

自分でなんとか出来るうちはいいの?それともちゃんと診てもらったほうがいいのかな?

 

ストレス的な要因には少しだけ心当たりがあって。
最近 Audible にハマって、運動中や家事の間、移動中もずっと聴いていて。
座ったり、ゴロゴロしているときは kindle読んでるし、仕事中はずっとパソコンで、 最近プログラミング講座も始めたから授業動画とオンラインジャッジの宿題も提出しなきゃいけなくて...

インプット、多すぎだな!?せめてウォーキング中くらい Audible やめろや自分、と改めて突っ込みたくなりました。
寝る間際まで kindle 読んでるのもアカンよね。

 

今日はお昼休みに少し外に出て、 目を閉じて深呼吸したりブログを書いたり (アウトプット) と気分転換しました。
週末は山とか滝を見に行ったりしようかな。
やっぱ自然っすよね ( 考え方が短絡的)。

それでは、そんな感じでまた。

なお、もうすぐ午後の仕事開始ですが、 お昼の瞑想のせいかめちゃくちゃ眠いです…(ダメじゃん!?