おのにち

おのにちはいつかみたにっち

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

世界で一番不幸な人は

なんだか最近痴漢に関する諍いが話題になっていて、ネットを見るたびザワザワしてしまう。 安全ピンで刺す、という自衛策が巡り巡ってじゃあ男性の側は人の心を傷つける悪い女性をフルボッコにして子どもの産めない体にしてやろうぜ!それこそが公平、という…

今日も今日とて

土曜日に家じゅうの掃除をし、洗濯を済ませ布団も干して買い物やらなにやら、とにかく週末の家事を終えた。 これで日曜日はのんびり、積んでおいた本が読めるぞーー!と思ったのにキレイにしたはずの家の中はなぜか砂でザラザラ。洗濯物も溜まっていてにゃに…

追憶の中のルマンド

小さな頃大好きで、特別だったお菓子がブルボンの「ルマンド」である。 一袋全部食べきれるくらいの好物だった…のはもちろんなのだが、更に特別だったのが食べる場所。 母からパリパリサクサクのルマンドは絶対食べこぼすからお家で食べるの禁止!と言われ、…

メイク楽しい!

野宮真貴さんの『赤い口紅があればいい』というエッセイを読んだ。 ピチカート・ファイヴのボーカル野宮真貴さんが50代の時に書いた『雰囲気美人に見せるためのテクニック集』なのだが、この本がすごく良い。 なんというか、気分が上がる、やる気が出る。赤…

ベーコンエッグ記念日

土曜の朝、これから部活に向かう息子が一言。 『今日のタマゴ、目玉焼きにして!』 おおう、ついに食べられるようになったのか…と感慨深くベーコンエッグを焼く私。 小さな頃から卵の黄身が苦手だった息子、目玉焼きにすると黄身だけキレイに残すのでいつも…

このオチはアリなのか?怪作『予言の島』澤村伊智

『ぼぎわんが、来る』で日本ホラー小説大賞を受賞された澤村伊智さんの新作『予言の島』を読みました。 基本的には面白かったんですがこのオチはありなのかーー⁉と感想を書かずにはいられなくなる怪作でした…。 物語の舞台は瀬戸内海にある小さな島、霧久井…

『天気の子』は『ハイドライド3』より『雲の王』に似てる!と思った件

おっさん社会人ブロガーコバさんのこんな記事を読みまして。 www.cobalog.com いやいやいや、ハイドライド3って何やねん?マニアックすぎるやろ! しかし、実は私も『天気の子』のCM動画を見て以来これってアレやろ、あの作品に似てるやろ…とひそかに思って…

閉ざされた陸の孤島ミステリ/今村昌弘『魔眼の匣の殺人』

今村昌弘、『魔眼の匣の殺人』読了。主要ミステリランキング第一位を総なめにした話題作『屍人荘の殺人』の続編です。 メインキャラ2人は前作から引き続き、ストーリーの流れも前作ラストで登場した謎の組織を追って山あいの集落へ…という感じなので、前作は…

華文ミステリ入門編にピッタリ!陳浩基/ディオゲネス変奏曲

華文ミステリの第一人者と呼ばれる陳浩基さんの短編集『ディオゲネス変奏曲』を読みました。 2017年に発行された「13.67」は香港を舞台に現代から過去へ、時代を遡る形式の警察小説&本格ミステリというちょっと凝った趣向の本で、2018年の本屋大賞翻訳部門2…