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清野とおる『ゴハンスキー』を読んで憧れる北区赤羽

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赤羽行きたい。

憧れのきっかけは清野とおるさんの「ゴハンスキー」である。

 

ゴハンスキー 1

 

絵は綺麗じゃないし(というか時折怖い)食べ物もあまり美味しそうじゃない(なぜか隅に座ると気分が悪くなるお好み焼き屋の話もある。もはやグルメですらない)。
100円ローソンで売ってるホタルイカをライターで炙って食べるの最高!みたいなチープな話が載っている。

でもそれがいい、そういうのが大好き。

現代はインスタやTwitterに、美味しそうな食べ物の写真が溢れている。
ボリューミーだったり、カラフルだったり。

でもな、でもさ。
写真映えとおいしいは、実はちょっと違うんじゃないかなぁと小声で思ったり…

大盛ローストビーフどーん!とか、デカ盛りラーメンとか。
いや、そういうのも好きなのよ?食べたいのよ?

でもでも、最近食が細くなってドカ―ン!と食べると胃もたれして晩御飯が食べられないんだよう!(食が細くなったのに太るのはどういうわけなのまったくもう)

一点豪華主義でいいじゃん、と思われるかもしれませんが、私は意地汚いから外食するならいろんなもの、いろんな味をちょっとずつ食べたいんです。

家では予算もあるし食材を無駄にしたくないから、肉と魚、豊富な食材!って訳にはいかないし。キャベツ1個買うと、毎食何かしらキャベツ入ってますよね?
家のゴハンってそんな感じじゃない?


その点、この漫画に出てくる立ち飲み日高屋とかもう最強な!
チクワ揚げとビールと玉子焼き、もう一杯飲んでも千円で間に合うコスパ。
ご注文はタッチペンで、店員のタイミングを見計らわなくてもいい心の余裕が。
時には隣の人が注文用のタッチペンを貸してくれたりする、素敵な交流。良い…。

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 チェーンなんて、と言う人もいるけど、チェーンにはチェーンの利点があるんだよ。
豊富なメニュー、かわいい一皿のボリューム。
ビール飲んで、チューハイ飲んで、串焼きと煮込みと厚揚げ食べても2千円でお釣りが来るよ!? (ただの茶色いモノ好きのノンべなのかもしれない)

何?コスパ厨的にはまだまだ?
うっせえ家で鳥ムネ食ってろ!
ちょっとずつ色々食べたい♡女心(老婆心?)を満たすのは、立ち飲み日高養老乃瀧あるいは天狗だ!

 

もういい大人だから、背筋がぴんとするような店も好き。
高級なものとおいしいお酒を、少しだけ食べたい夜もある。
でも背中がぐにゃーんとする、気が抜けるお店はもっと好き。

そんなわけで、「ゴハンスキー」はとっても茶色い気分に浸れる素敵なマンガです。
作者の保育園時代の話は本気で怖いけどな!


さてなぜ「ゴハンスキー」から赤羽行きたい!なのかと言うと。
著者の清野さんが赤羽在住なのである。だからなんとなく、赤羽への憧憬が。

でも実は肝心の「東京都北区赤羽」と言う本はまだ読んでいない。
これから買わねば…。

 

ゴハンスキー 1

ゴハンスキー 1

 

 

東京都北区赤羽 1 (GAコミックススペシャル)

東京都北区赤羽 1 (GAコミックススペシャル)

 

 

PS.朝から「どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわい」が頭から離れなくて困ってます。