おのにち

おのにちはいつかみたにっち

東京中心主義

先日首都圏の電車あるあるTwitterまとめ、みたいな記事を読んでいた。 面白い、とみんな盛り上がっているのだがその『あるある』が地方在住の私には全然共有できねぇ。 そこはかとなく感じる疎外感。 この感覚は時折味あわされる。 首都圏の大雪で埋め尽くさ…

腹痛は擬音と共に

痛みとか動作とか、脳内で擬音が聞こえがちな私である。みんな、あるあるだよねー?と思ってTwitterに書いたら思った以上に賛同を得られなかった。 痛みが擬音で聞こえるタイプなのだが、今日の下痢はハロルド!ハロルド!言っててかなりヤバイと思う。— み…

1巻好評発売中!オススメ漫画

今日は最近買ったまだ一巻しか出ていない、次巻が待ち遠しくてたまらないマンガを2冊紹介します。 全巻イッキに買いそろえる、豪快な大人買いも大好きですが、第一巻から定期的に次巻を買い揃える『続きが楽しみなマンガ』というのもなかなか味わい深くて良…

20代女子がカラオケで歌いたい!アニソン10曲

タイトルは、盛りました。 www.cobalog.com azulitchi.hatenablog.jp elve.hateblo.jp このシリーズ見て、私も書きたい!と思ったんですが、タイトルelve姐さんの丸パクリじゃ悪いと思って余計な気を使いました。並べてみて気がついたけど姐さんの所から名曲…

激励のつもりが罵倒になってしまう人の心理

しんざきさんの、こんな記事を読みました。 blog.tinect.jp 発端はゆうきまさみ先生の これから駆け出しの漫画家さんを応援しようと思っている方にお願い。応援したいと思うなら激励だけしてあげてください。叱咤はいりません。 というツイート。 togetter.c…

無重力は静謐

夜の道路が好きである。 町と町の継ぎ目の、峡谷を抜けるような道路が特にいい。月のない夜、谷に囲まれた2車線の道を走っていると、ガードレールと街灯しか見えなくて、私は今どこにいて、どこに向かうのだろうと心許ない気分になる。 地に足が着いていない…

のぶみ・タイムスリップ

だいすけお兄さんが歌うおかあさんの歌が燃えていた。『ヒールはいて ネイルして立派に働けるって 強がってた』1行目からパワーワード全開。昭和感満載。 この歌を聴いて私が最初に思ったのは、この歌詞はいつの時代だったら受け入れられたのか?ということ…

炎上王の住める場所

宮田レイシープさんが心地よく燃えていた。 www.goodbyebluethursday.com よく燃える人に突っ込んでいったらこっちも燃えた、的な。 延焼・キャンプファイヤー。 私は『さようなら、憂鬱な木曜日』が好きだ。ブログ名がいいし、好きな本も被るし、記事も読み…

恋からは100マイル

同じ課の女の子が、今年からなんだかキラッキラ輝いている。 まばゆいまぶしい目がくらむ。 元々素材は良いのに、と周りから言われていた子だった。 かわいらしい顔立ちを隠すメガネ、前髪長めの黒髪、事務員のコスプレみたいな私服。 でも仕事はきっちりし…

忙しさの被膜

絶賛、忙し中でございます。 ブログを読む時間も書く時間も、Twitterで遊ぶ時間もなかなか取れませんが元気です。生きてます。 年度末で仕事が忙しいのと、春に定年を迎える方の送別会の準備と、中学生になる息子の謝恩会準備が重なって日々ワタワタしていま…

濃いファンタジーあります!-乾石智子『炎のタペストリー』

乾石(いぬいし)智子さんの『炎のタペストリー』を読み終えた。『夜の写本師』というシリーズでデビューして以来、ずっとハイ・ファンタジーを書き続けている作家さんだ。『炎のタペストリー』は一巻完結の物語なので、彼女の作品を初めて読む方にはちょう…

仮設と虚無で満たされて

仮設を甘く見てはいけない、という増田を読んだ。なんか分かる、すごく良く分かる。 anond.hatelabo.jp 何かが壊れた時、間に合わせで手近なホムセンなんかの商品を買うけれどそういう品に限って思いかげず丈夫で、長く付き合う羽目になってしまったりする。…

幸福なエッセイ0時代

かつてエッセイとは、小説家とか詩人とか、選ばれしものが綴るものだった訳です、特に昭和の時代には。 銀色夏生とか原田宗典とかさくらももことか、学生の頃はみんな読んでましたっけ。それから山田エイミーとか、龍の方のムラカミさんとか(当時はそんな風…

世界の終わりと増殖するポトス

先日SFチックな短編小説を書いた。壁で分断された世界の物語だ。日本中、もしくは世界中が謎の壁に囲まれて、隔てられている。 要するにドラマ『アンダー・ザ・ドーム』(町がドームに覆われ、外部から遮断される)のような状況が、世界中で起きたらどうなる…

演劇病

今日は昔「短編小説の集い」用に書いた小説を上げてみます!小説だけの別サイトに公開していましたが、なかなか更新する機会もないので、メインに移動。初めての方も一度読んだ方も、楽しんで頂けたら嬉しいです。 お題があって、そのテーマにそった短編小説…

『女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた』感想

東山彰良さんの『女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。』という本を読んだ。タイトル長い、しかし中身は軽妙。表紙も爽やか。 東山彰良さんの作品はまだ『ブラックライダー』と『罪の終わり』しか読んでいないので(どちらも終末世界を舞台に…

終焉の町からの手紙

町の間の境界線が、本当の壁になってからもう随分経つ。セルリアンとか陰謀説とか、難しい話は私には分からない。とにかく私たちは町単位で分断されてしまった。壁が通すのは水と光と空気だけだ。どこかで誰かが調査しているのかも知れないが、外に出られる…

実録・やれたかも委員会

職場の後輩たちと2次会に行った。ピザが美味いのだが、店内が薄暗すぎて何を食べているのか分からなくなる、そんなスナックである。 スナックなのになぜかオッサンが一人しかいなくて、綺麗なお姉ちゃんの代わりにオッサンの趣味の漫画がたくさん置いてある…

フリーゲーム『セブンスコート』が面白い!ファンレターを送りたくなる物語

ゆうべふらふらとネットサーフィンしていたら、とれいCさんがかなり昔に紹介していたフリーゲーム『セブンスコート』に引っかかってしまった。 もう私、このゲーム評価しまくりよ! なんて熱い言葉に惹かれてついつい深夜からプレイ開始。『ノベルスフィア』…

藤野可織『おはなしして子ちゃん』と私の読まず嫌い

藤野可織さんの『おはなしして子ちゃん』を読んだ。2013年の本。ずっと図書館の書架にあって、かわったタイトルだから覚えていた。でも実は、手に取ってみたことは無かった。 なんていうか、読まず嫌いをしていたのだ。 藤野可織、という著者の名前が可憐で…

ともだち幻影

年明けに、学生時代の友人たちと久々に会った。いわゆる新年会、という奴である。 友達は女子会だー!なんて騒いでいたけれど私はしっ、と指を立てて辺りを伺いたくなってしまった。40過ぎて自分に子、を付けたりカワイイイイ、なんて言っているとどこかか…

レジェンド葛西に学ぶ!40代からの疲れない体作り

あけましておめでとうございます、おのにちです!年の初めのお正月です、皆様どうお過ごしでしょうか。私は作り置き料理をたくさんこさえ、漫画を大人買いし、ゴロゴロすることに本気出してみました。朝寝朝酒もってこーい! ...ところがたった二日で挫折。…

二〇一七・おのにちまとめ

さて、今年ももうすぐ終わりです!とりあえずいくつかの料理を作り終えたので、あとは最後のブログを書いて飲むだけ(ストロングゼロではない)。 まとめだから、適当に今年書いた記事の中からブックマーク数の多いのを数本張り付けて感想書けばええやろー、…

近藤史恵『インフルエンス』感想-私たちの絆の話

大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨(ゆり)はある時、かつての親友・里子(さとこ)が無邪気に語っていた言葉の意味に気付き、衝撃を受ける。胸に重いものを抱えたまま中学生になった友梨。憧れの存在だった真帆(まほ)と友達になれて喜んだのも束の…

遠い尿意

尿意が、遠いのです。 窓口業務をしているので、年末はなんだかやたらと忙しい。お客さんというものはまるで示し合わせたかのように同じ曜日、同じ時間帯に訪れる。 ほんとうに忙しい時はトイレに行く暇もないので、行ける時に行っておくしかない。 するとど…

亡霊が追いかけて来る夜に

夜更けに下の子どもが短く泣いて、電気を煌々と付けてトイレに走り、何事も無かったように電気を消してまた寝入ってしまった。 思わぬ時間に起こされた私は、泣き声から引き出された記憶の余りの生々しさに目を見開いて天井を眺めていた。 上の子が五歳の時…

怒りの森をすり抜けて

四十を過ぎて、クロワッサンの表紙にやたらと魅かれるようになってきた。 お金、暮らし、着物…はまだちょっと早い。 ちょうどそういうことに興味が湧く年頃になってきた、と言うことなのだろう。 雑誌の見出し通りの生き方、なんてテンプレートな人生。 そし…

川瀬七緒『女學生奇譚』-思わぬ所に着地する物語

川瀬七緒さんの『女學生奇譚』を読み終えた。いやぁ、面白い!終盤はイッキ読みだった。 オチは多少マンガチックではあるものの、この物語をこう終わらせたか、というアイデアだけでもゴハンが食べられる。 とにかく出だしからは想像もつかないラスト、着地…

北村薫『ヴェネツィア便り』感想-時を越えて届く物語

北村薫さんの『ヴェネツィア便り』を読み終えた。 タイトルから旅エッセイだと思い込んでいたので、読んでみて少し驚いた。 新刊の中身は短編小説集であったのだ。 それも少し仄暗い、不穏な気配のする物語が多かった。 心中をしよう、から始まる双子の兄弟…

私が永江一石さんのツイートにムカついた本当の理由

こんにちは、最近は会津の片隅で穏やかに暮らしているおのにちです。 でも久々にカチーンとくるツイートが回ってきたので少し書かせて頂きます。 この話、この人はそういう人だから取り合わない方がいいですよ、的な忠告もありしばらく寝かせておいたのです…