おのにち

おのにちはいつかみたにっち

突っ込みどころが多すぎる-『Iの悲劇』米澤穂信

米澤穂信さんのミステリ『Iの悲劇』を読みました。 少年少女のほろ苦いミステリでは不動の地位を築く米澤穂信が挑む、過疎地域再生プロジェクトミステリという地味な大人向けジャンル…なのですが、うーむ。 オチありきで書きだしてしまったのかな?確かに思…

相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』・まんまと騙されました

遠田志歩さんの美しい表紙に惹かれて、ミステリー『medium 霊媒探偵城塚翡翠』を読みました。 遠田さんの表紙といえばAnotherや屍人館の殺人が浮かんできます。どちらも独特の世界観を持つミステリーですが、このメディウムもめっちゃ良かった…! 霊媒の能力…

人間活動には向かない日

よく晴れた日曜日。やりたい事はたくさんある。 まずは洗濯機を回して、部屋を片付けて掃除機を掛けて。気温が上がってきたら布団も干してしまおう。衣類の洗濯が終わったら、シーツも洗濯機に放りこんで。 お買い物は午前中に済ませたい。必要なものが揃っ…

体育館探訪の日々

11月はなんだか慌ただしい。 仕事に家事、子どもの文化祭やら大会やら三者面談やらに追い立てられてバッタバタだ。 中二は既に高校受験の話が始まっていて焦る。中学に慣れるまではまったりと…なんて悠長に構えていたのに三年なんてあっという間。 長めに設…

『僕は会社員という生き方に絶望はしていない。』を読んだ

人気はてなブロガー・フミコフミオ氏の著作「僕は会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴が開きそうになる」(タイトル長げぇよ)を入手したので今日はその感想を書いてゆく。 まずは数ページめくって思ったこと。…

『恋する以前に普通の男がいない』という話と恋愛の凶暴性

最近、こんな記事を読みました。 『恋する以前に普通の男がいないという悩みと原因』。 note.mu …なんつーか、タイトルからきっつー。 『普通の男性』として箇条書きされた11の条件は、道徳的にとっても正しい。 でも正しすぎて色々ツラたん! コミュ力あっ…

「まぁいっか」な日々

最近TwitterやLINE、リアルでも同じ言葉を使うことが増えた。新たなる口癖の出現である。 しかしその言葉がちょっぴりネガティブ。 「まぁいっか」「まぁいいや」 諦観やないかーい! 年を取り、相手の事情やら何やらを勝手に察して配慮したり遠慮してしまう…

薔薇と電気信号

自分の中でもあまり上手く消化出来ていない事を書きます。 なんとなく罪悪感を感じたり、理解は得られないかも知れない、とも思うんですけどそれは分かった上で。あくまでも私はこう思うんだって話なので悪しからず。 私は花屋に10年以上勤めていたんですけ…

森の奥には怖いものがいる

三浦しをんさんの『白いへび眠る島』を読んだ。 古い因習が残る島で行われる儀式、島の人間が当たり前に受け入れる『この世ならざる者』という感覚。盛り上がりには欠けるが綺麗にまとまった佳作であった。 白いへび眠る島 作者: 三浦しをん 出版社/メーカー…

阿豆らいちイラスト原画展『銀座のヒミツ基地』に行ってきました!

阿豆らいちさんのイラスト原画展『銀座のヒミツ基地』に行ってまいりました。会場はヒミツ…ではなく、銀座画廊「美の起原」さん。 会期は2019年9月30日(月)~10月5日までとなっております。 詳しくはご本人様のブログでご確認下さい! www.secret-base.org …

バトンが無くても歩きたい

44歳、兼業主婦です。 側からは悩みが無さそうに思われているけれど、先日育児&更年期&介護の心配が一度に訪れて来た事に気づき、思わず笑ってしまいました。 やっべぇ、私トリプル役満じゃん! …まぁ笑ってしまう時点でお察しの通り、そこまで深刻には捉え…

失われし目ヂカラと水墨ライナー

アイラインは!好きですかー! …私、正直大っ嫌いです。つーか下手っぴなのー! 目のキワに黒い線を引くとか!難しいにも程がありませんか?ガッタガタになるよね? でもなぜか片方は割と上手に出来ちゃったりして、両目にサイズ差が出来たり!! たまに白目…

ありきたりな日々こそ愛おしい

最近ブログをサボりがちであった。 おかげで書かねば!という義務感に駆られ、テンションアゲアゲで作成した前二記事は思いっきり滑ってしまった…つらたん… ブログなんて日記みたいなものなのに、ついついウケを狙わねば!と力みすぎてしまう。そういえばオ…

恥の多い人生とおがくず自尊心

恥の多い人生を送ってきましたグフゥ。 だいたい何なの『おがくず自尊心』とか意味分からねぇタイトルばっかり付けやがって。検索に引っかかりませんですことよ? そもそもまっとうな神経を持つ40代主婦だったらこんな文章をコツコツ真夜中にノリノリで書か…

〇〇には住めないとか言っちゃう奴は不躾

このブログの筆者は田舎者である。 なので『田舎には住めなーい』なんて言われるとそれなりにムカつく。 『だってーコンビニないしータピオカ屋さんもないしー』 自炊しろよボケナスがっつ!コンビニがなきゃ生きられないヤツ、弥生時代転生したら即ダイよ⁉…

北へ向かう魚

寒さが苦手で、ずっと南下したいと思いながら生きてきた。 北の小さな町で育ち、風景画を描くのが好きだった子どもは、冬になると狭い絵画教室の中でしか描けないことに不満ばかりを抱いていた。 白いダルマストーブに乗せられた薬缶が、しゅんしゅんと湯気…

無意識下の言葉

無意識下の言葉ってありませんか? ふっと気を抜いた瞬間、頭に浮かんだり口に出したくなってしまう言葉っていうか。 仕事を終えて、家に帰って、洗濯物を取り込んだり着替えだの夕食の準備だのなんやかやを終えて、ようやく椅子に座りプシュッと缶を開けて…

H子ちゃんとペイズリー

半袖シャツの袖から派手なペイズリーが覗く男性を町で見かけ、慌てて目をそらした。 10数年前からペイズリーは私の鬼門である、つい思い出し笑いをしそうになるので… 今日は笑えるペイズリーとはなんぞや?というお話。 10年ほど前、私が勤めていた職場はも…

会津の郷土料理スルメ多すぎ問題  

もうすぐ夏休みも終わりである。 宿題はとうに終わったかー、親の手を煩わしてる悪い子はいねかー。 ウチ?うちは絵画も習字も作文も親の添削入りまくりっすよ… だって!子どもの自主性に任せるだなんて理想論言ってたらガチで何一つ終わらないんだもの! 低…

小説で描く疑似科学-『彼女がエスパーだったころ』宮内悠介

宮内悠介さんの短編集、『彼女がエスパーだったころ』を読んだ。 ライターの「私」が様々な事件に取材を通じて関わっていく、ノンフィクション風のSF短編集。 筆致は冷静でリアルなのに、扱われる題材は疑似科学ばかり。火を扱う猿にスプーン曲げの出来る美…

透明ミニーガール

職場の近くで無料コンサートがあり、お昼休みに同僚男性と赴いてみた。 目立たないように一番後方の席に座る。歌っているのは趣味でギターを嗜み、オリジナルのフォークソングを作っている60代の女性。 ロングの髪は赤茶に染まってソバージュが掛けられてい…

『言の葉の庭』感想

今頃、『言の葉の庭』観ました!ちょうどAmazonプライムが新海誠推ししてて、雨も降ってたから勢いで! 恋愛モノはいまいち興味が湧かないジャンルなので避けていたのですが、実際観てみたらかなり面白かった! そして何かを書かずにはいられなくなりました……

@キモリプおじさんの変容

※この物語はフィクションです。フ、フィクションって付けときゃなんでもフィクションになるんだからね! さて、とあるSNSに人気女性声優がいたとしよう。 『今日はとろーり三種のチーズ牛丼食べたよ!』(すき屋のステマ) 《以下リプライ》 「すき屋かな…

非モテの魂百まで

前回、人気ブログ『結婚物語。』に関する記事を書きまして。 https://ameblo.jp/kekkon-monogatari/entry-12492794430.html ameblo.jp 元記事はなかなかドラマチックなストーリーだったのですが、私は「せやかて工藤!」にドハマりしてしまい違う世界線に移…

結婚物語のフェイクはどこに?

はてなで大人気の、結婚相談所のブログを読みました。いつもは楽しく読めるんですが今回はちょっとモヤっとする話だったぁ!書籍化に向けてお忙しいのか、フェイクを盛り込みすぎたのか? ameblo.jp そもそも設定が豪華すぎです! ヒロインは北川景子似の美…

40代は保険の見直し時

家族が怪我で入院した。親族のしがらみで掛けていたJ〇の健康保険(保障は厚いが掛金が高い)でがっつりカバー出来たのだが、サブで掛けていたアフ〇ックのがん保険の特約が失敗だった。 いまどき入院5日目からって…! 思えば前回保険の見直しをしたのは30…

最近見たアニメ

先日、阿豆らいち氏のツイキャスに乱入させて頂いた。しかしふとした質問で言葉に詰まってしまった。 「最近見たアニメは?」 アニメならちょこちょこチェックはしている…だがっ…名前が出て来ねぇ…アレはどんなタイトルだったっ…!? 上手くアウトプット出来…

Twitter警察が来るよお父さん

先日Twitter上で、『ハーフっぽい』という言葉を使ってしまった。 その言葉を書く前にほんの少しの躊躇があった。『ハーフ』という呼称は差別的だ、なんて主張が頭をよぎったからだ。 しかしとっさに違う言葉が思い浮かばず、リプライ先も同世代の気心知れた…

誰がためのワタシが辛い

忙しい忙しいばっかり言ってると自慢かと思われがちな世の中である。 確かに若い頃の忙しさは全部自分のためで、忙しいなりに成長が得られた。 だからあの頃の『忙しい』連呼には多少の奢りもあった訳なのである。忙しいワタシって意識高い子!みたいなプラ…

愛情の分散化

大会を控えた上の息子が、練習中に足首を痛めてしまった。夫婦で心配して、テーピングの巻き方を勉強したり、整体に連れて行ったり。 そうやって構っていたら今度は下の息子がいじけた。夜中に突然、足が痛いと泣きだしたのだ。 慌てて様子を見るものの、外…